人の話を聞く力!聞き上手になるまでの5段階説

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聞き上手

恋愛でも人間関係でも・・職場や部下の教育でも関係なくより良好なコミュニケーションをとるためには、人の話を聞く力が非常に重要になってきます。

と言うとほとんどの人が「自分は人の話を聞いているよ。」という態度になるんですが実際にコーチングなどをする中で実は全然話を聞いてさえいません。

「私は相手の話を全然聞いていませんでした!」

なんてことも本当に頻繁にあります。

よく顔を合わせたりするような職場や親密度が増す男女関係では、コミュニケーションをする機会が山ほどあって、その中ではこちらの話をしたり、何かをお願いしたり、伝えたりなど互いにしないと本当の意味で意思疎通はできません。

状況において「何を聞くのか?」が変わってくるのです。

そこでここでは人の話を聞く上で覚えておきたい5段階説を紹介していきます。

状況や相手との関係によって意識して使いこなすことでこれまでよりも確実に聞き上手になることができるようになるはずですので最後までご覧になってください。

1.いう事を聞く

いう事を聞く

同じ聞くでも相手の話を聞くのではなく「いうことを聞く」ことが第一段階です。

「あれやってよ!」って言われて「やる」ことですね。

相手の言っていることをただ聞いてそのとおりにやることが最初の段階ですが、これは相手がお願いをしていない事でさえもとりあえず聞いてしまう人とかもいます。

基本的にこれは会社の上司らかの指導とかなら聞いた方がいいですよね。
また先輩の言うことは聞いた方がいい場合も。

また、頼まれたことならばやりたいとかできることならばいう事を聞くこともありでしょう。

しかし、フェアで親密な関係になったのならばただいうことを聞く。

みたいな事ばかりしていると、これは浅い関係であったり上下関係でやる事なのでいいかもしれませんが、そんなことをしていても親密になることはできません。

よく、DVとかパワハラとかされがちな人は

「相手のいってる事を聞く。」

のではなく

「相手のいうことを聞く」

ということをしてしまいがちなので気をつけましょう。

相手は何か訴えかけたいメッセージがあるのにそれを聞かずにただいう事を聞いても何にもなりません。

相手のいうことをきいてると、相手が本当は何かを伝えたかったりする時だったとしても勝手に「これをやれって言ってるんだな。」みたいになって、「自分はこれだけ頑張った話」をして「頼んでないし」となってしまいます。

でも、やってくれた事はそれなりにありがたいから何も言わない。

自分の思い通りになってくれればまぁいい。

ただ、不足感は消えません。

それどころか相手が本当に伝えようとしていることさえもわかりません。

なので、相手の言うことをただ聞いてやろうみたいなことばかりしてしまうと自らただの奴隷になり、相手を高慢な人間だと仕向けててる。みたいな状況を作ってしまいかねないのでフェアな関係の相手のいうことをきけば相手は満足するんだ!みたいな聞き方は注意してください。

2.聞き地蔵

そして、よく聞き上手と自分で言う人ほどやりがちなのがこの聞き地蔵です。聞き地蔵っていうくらいですからなんとなくお分かりかと思いますが、ただ聞いているだけ状態の人です。

とにかく聞くだけ。

であって、会話を進展させることができません。

よく聞き上手になりましょう!と書いてある記事とかで「人は自分の話をするのが好きだから聞くことで相手は会話をしていると思える」というような事が言われていますが、だからってただ聞いていても会話はなにも発展はしません。

「今日●●なことがあってさぁ」
「そうなんだ。」
「それでね!▲▲でね。」
「へぇ・・」
「(なんか聞きたくないのかな。)」

というようになって結果的に相手も話しにくくなってしまいます。

そうではなく相槌とか質問などを取り入れて相手が話しやすい事をして会話を発展させていう事、深めていく事、理解をしていくことの方が大事です。

しかし、だからって

相槌をしたから?
質問をしたから?

でも、ただ聞いているだけならば聞き地蔵となんらかわらないと思います。相手の表情や声のトーンなどを通じて相手がなにを考え何を感じているのか?までを感じ取れるまで相手の話を聞くことのほうが「聞く」になりやすいはずです。

ただ聞く。

のならば、初対面で別に親密になる必要性がない時や話しかけるのをやめて欲しい時、会話をしたくない相手ならばいいですが、そうでない場合は最低限でも相槌や質問などをして聞くということはやっておいたほうが「この人聞いているんだ」と思ってもらいやすくなります。

3.自分が聞きたい事を聞く

聞く

先程、聞くと言ってもただ聞くだけでは親密にはなれないと言いましたが、質問をするにしてもまずは自分が聞きたいと思っている事を大体聞いているはずです。

というか、ほとんどの方相手が言いたいことを聞いている。

と思われがちですが、相手の話を聞いて会話を展開していくためには質問をする必要があります。

そこで大体の場合は

「自分が知りたい事」「聞きたい事」

を聞いている場合がほとんどです。

相手が話したい事を話をさせようとしている場合も無意識的に

「この人はこの話がしたいんだろうな。」

と勝手に予測をして質問をするのでどれだけ相手が話したそうな事であれど、それはこちら側が勝手に予測をしたものであることには変わりません。

なので大体の場合が自分の聞きたい事を聞いているのです。

でも、これは相手の言っている事を自分の感覚に落とし込むことができるのでただ話を聞くよりも相手のことを理解しやすいし、相手に興味や関心をもっている態度に移ります。

「仕事は好き?」
「なにが問題だ?」
「誕生日はいつ?」
「趣味はなに?」
「どこが一番印象的だった?」

などなど、相手に興味や関心を持っているからこそ出てくる質問です。
これは質問力があがるほど相手の事を理解できるようになります。

たとえば上の質問は物理的な質問ですが、

「仕事のどんなところがすき?」
「一番嬉しかった出来事が嬉しかった?」
「最も困難だとおもったことはなに?」
「どういう時に悩んだりする?」
「その時ってどんな気持ちなの?」

というように、質問をしていくことで相手の物事の考え方や感じ方までもしることができるのです。これを極めるほどに相手の本音を見極めることができるので質問力は磨いたほうがいいです。

そのために最も簡単な方法は自問自答力をあげることです。

すぐにできるとすれば「なぜ?」「何のために」を問いかけ5w1hで答えることを続けることですね。

「なぜそう思うのか?」
「●●だから。」
「ではなぜ●●だと思うのか?」

というように続けていくとどんどん自分を掘り下げていくことで質問力はかなり磨かれるようになるはずです。

「なにをしたのか?」よりも「なぜ?」のほうに意識を向けることでより深く自分や他人を理解することができるようになっていくはずです。

4.相手が言わんとしている事を聞く

相手が言わんとしている事を聞く

ここまでは大体の人ができるしスキルをある程度磨けばできるようになりますが、この4の段階にはいると結構難しくなります。

それが「相手が言わんとしていることを聞く」ことです。

僕ら人間は誰しも情報を省略して伝えようとしがちで本当に自分が伝えたいことや言いたいことを上手く伝えることができないし、聞き手のベクトルによっても相手の言っている言葉が全く違うように聞こえたりします。

よくあるのが
・現実的な話をしているのに気持ちの話に聞こえたり
・現実的な話をしたいけど気持ちの話をしてしまったり
します。

例えば、部下の仕事で頻繁に仕事に対する姿勢に疑問をもって、遅刻をした時に悪びれた感じもない時に・・

その部下に対して
「やる気がないんじゃないの?」
みたいに言ってしまう。

とかですね。

でも、この姿勢というのには「これを直せ」とか「あれを直せ」という具体的な行動ではなく、全ての行動の源泉である取り組む姿勢(仕事をどう思いどう考え、なにを感じてやっているのか?)をなんとかしたいけど、これって伝え方が本当に難しいのです。

しかし、部下は大体は
A:「やる気はありますよ。」
B:「はい。すいません。(ととりあえず言う)」
のどちらかの選択をするはずです。

そうなると今度は上司は大体の場合は
A「じゃあ、遅刻したのに何で悪びれた感じもないんだ!」となる。
B「今度から気をつけろよ(でも何かしっくりこない。またやる気がする)」となる。
のかのどちらかですね。

これはどちらも不和が広がっていく典型的なパターンです。

これは、上司が高圧的に言っているのもあるかもしれませんが部下が指摘していると受け取っていることによっても起こっているのですが、仕事の上下関係ならばこれでいいかもしれませんが、親密度があがった関係になる程これは人間関係の不和がおこります。

特にフェアな関係(恋人や夫婦関係・同じ立ち位置の仲間)ですね。

そういう時には「相手が一体なにを言わんとしているのか?」を理解しようとして相手の話を聞かないといけません。

一見否定や指摘や文句にいえる言葉の中で「一体相手がなにを言わんとしているのか?」を聞きとろうと言葉と言葉の点を線で結ぶように聞かないと見えてこないのです。

これができないと対立のままに会話が進んでしまいます。

自分の聞きたいことを聞くのではなく、相手が一体なにを言わんとしているのか?を意識して聞いてまとめて、相手の言葉にへんな意味づけをすることなく決めつけをすることなく最後まで疑問をもって質問をまじえながら聞き続けていく根気と力が必要になりますが、

相手が「そう!それがいいたかったんだよ!」
あなたが「そうかぁ!やっとわかった!」

となるまで諦めずに対話を続けられるかどうかが重要になってきますが、ここまでできればより深く互いの親密度が格段にあがるはずです。

ただそのためには、
相手が本当に伝えたい1つのメッセージを探す。
ということを意識してください。

一見、あなたにとって悪口や文句や不満に見えることも聞き手のあなたが「違うメッセージ」を探そうと思えば必ずみつけられるようになるはずですから根気をもって取り組んでみてください。

きっと、見えた時に全てが晴れたような感覚を感じることができるはずです。

5.相手が言語化できないものを聞く

言語化

これはそうそうできるものではありませんし、かなりの経験値が必要になるかもしれません。

先程の相手の言わんとしていることを聞くのと似てはいますが、あれは相手がなにかを訴えかけようとしているときに意識をしたいものですが、これはそうではなく

相手がなにかを伝えたい・わかりたいけど
言語化をすることができないもの。

相手が顕在的に求めているものではなく潜在的に求めているものを知るための聞く能力です。

これはただ話を聞いているだけではダメだし、言わんとしていることだけを聞いていてもダメで、言葉だけでもわかるものではありまえん。

なぜなら本人させわからないものですから。

理屈や感情や思考や感覚・・・

全てを織り交ぜた何かをみつけ出すのです。

そのためには、ありとあらゆる角度で相手に質問を投げかけないといけなくなるし、自分の尺度だけで物事を見ていては絶対に見えないのでそう簡単なことではありません。

相手の可能性を開いたり、本当の相手を見ようとしたり・・・

そう言う時に使うので早々必要なことではないのでいいのですが、これができるようになるとあなたは相手といるだけで何か気付きやキッカケを提供できるようになるはずです。

じゃあ潜在的にってなんだ?

と思われるかもしれませんが、これは相手が言葉にしたくてもできなかったものなので人それぞれ違いますが、ここが聞けるようになると相手がどういった価値観や信念をもっていて、どう言った考えをもって行動をしたのか?どういった能力や才能をもっているのか?

までもなんとなくわかってくる(引き出せる)ので、ある程度極められればいいですが、これは先程の相手の言わんことを聞くと同じくスキルだけでは難しいですし、際限なく伸ばすことができますが磨き続けていくことで人の素晴らしさや可能性により触れられるようになるので目指してみてもいいかもしれません。

自分はできているが一番恐ろしい

実際、僕自身もこれが全て完璧にできているとは思わないようにしています。なぜなら自分の心の状態や固定概念が強くなってしまってる時ほどこれは難しいからです。

なので、自分はできてる。

のではなく

本当にできているのか?

と自問自答しながら意識して必要に応じて相手の話を聞くだけでもだんだんできるようになっていくはずです。

これ。第一段階がダメで第五段階がいいってわけではないのでご注意ください。必要に応じて「自分は今なにを聞くべきか?」を意識しながら取捨選択してやってみてください。

当然、潜在的な部分を聞く・相手の言わんとしていることを聞くことはそう簡単ではないのでまずは第三段階までは最低限できるようになっておきましょう。

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