アダルトチルドレンの克服は、自己発見と行動変容の旅です。
幼少期の経験により、自分の望みや目標が曖昧になってしまった人々が多いですが、それを乗り越えるための具体的な方法があります。
本記事では、「真の願望を発見する」ことから始まり、「アダルトチルドレンの原因を特定する」ことで過去のトラウマを理解し、「リフレーミング」や「認知行動療法」を通じて新しい価値観を育む方法を解説します。
最後に、「成長・成功体験」によって新しい価値観を確固たるものにする重要性をお伝えします。
これらのステップを踏むことで、あなたもアダルトチルドレンから解放され、より豊かな人生を送ることができるでしょう。
STEP1.真の願望を発見する
アダルトチルドレンの方は、自分が何を望みんでいるのか?何を避けているのか?などの目標や問題がわからなくなってる人が多いです。
正にこれは幼少の頃に自分よりも親を優先してしまったからおこっています。
でも、「自分がどうなりたいか?」「どうありたいか?」
という願望がわからないとアダルトチルドレンを克服するにしてもどう変わればいいのかはわからなくなるし変わることはできません。
人が何かを変えようと本気で行動するためには何が必要だと思いますか?最初の一歩を踏み出し継続的に行動をするためには何が必要なのでしょうか?
☛得たい未来(快楽)
課題
☛避けたい未来(不快)
つまり、あなたが解決したい問題と理想の未来を明確にすること。これを「真の願望」と言います。
最初の一歩☛不快
継続的活動☛快楽
動機がないと人は現状維持を続けるため、最初に克服する動機を強くもつことが大事です。
STEP2.アダルトチルドレンの原因を特定する
・ABC理論
・オセロの法則
・間接原因と直月原因
ABC理論
ABC理論とは、心理学者の●●氏が導き出した理論です。
これは、
「同じ出来事(A)が起きたとしても、それをどう捉えるのか(B)によって、その後の結果や行動・感情(C)が変わってくる」
というものです。
たとえば
あなたに対してこんな顔をして詰めてきた人がいたとしたら、それを
・この人は俺に怒っているんだ。
・何にそんなにハッスルしてるんだ?
と捉える人では行動が変わってきます。
また、
・攻撃的な価値観
・保守的な価値観
で、選ぶ選択も変わりますよね。
これを全体を把握して初めて自分がどういう価値観をもっているのかが明確になります。
アダルトチルドレンのあなたの価値観をまずは知らないと「なぜ、それがおこっているのか?」がわからないのです。
オセロの法則
そもそも私たち人間は、過去の記憶を参照にして今の選択をしている生き物です。
そして、大半の人は無意識的に12歳までの間に基本的な価値観が形成されます。
アダルトチルドレンの方はこの頃までに「家庭環境の影響によって本来持っていた価値観や信念」を押し殺してしまったり、親から刷り込まれてしまった人達です。
つまりABC理論が望まないものになったんです。
では、どうすればACの原因を見つけられるのか?
最初に今のあなたの価値観が形成されたキッカケを明確に見つけることです。ここを見つけないと目に見えない価値観は変えられません。
オセロのように
〇●●●●●●●●〇
にしないと全部白にはならない。
●〇●●●●●●●●〇
だと
●〇〇〇〇〇〇〇〇
になって一次的に克服した気がするけど
●〇〇〇〇〇〇〇〇●
後に黒を置いてしまうと
●●●●●●●●●●●●
また全部黒になってしまいかねません。
だから
〇●●●●●●●●〇
↑
ここのキッカケとなるABC理論を見つけないと根本原因を見つけたことにはなりません。
これを誤ってしまうと、どれだけ効果的な克服方法を実践しても
・現実は何も変わらない
・一次的にしか変化がない
・全く効果がない
という状態になります。
間接原因と直月原因
でも、うちはそこまで酷い夫婦関係でもないし子育てをされたわけでもないので「思い当たる節がない・・」という人もいます。
しかし、幼少の頃のちょっとしたことでもトラウマになる場合があります。
たとえば、公園で遊んでいる時に帰りたくない!と駄々をこねた時に親においていかれた。
捨てられたとおもって大泣きをした。
それから「捨てられるのではないか?」
という恐怖心を抱きながら生きている人とかもいます。
大人にあれば、、、そんなことはあることですよね。でも、トラウマとして残る場合があるのです。
実際、親の心配性だった一言がキッカケで人前で話す事に強烈な心理的な抵抗をしてしまう人もいます。
そのため、
・直接的な原因
・間接的な原因
を含めて時系列で見ていかないと根本原因は見つけられません。
STEP3.リフレーミング
リフレーミングとは、物事や出来事、状況などの枠組み(フレーム)を変えることで、別の視点を持てるという心理学の用語です。有名な例え話に、「コップに入った半分の水」があります。「まだ半分ある」「もう半分しかない」という2つの視点で表現すると、同じコップの水の量でも感じ方が異なります。
アイデンティティーのリフレーミング
アダルトチルドレンの人達は自我が育つ幼少のころに自分よりも親を優先したことによって、アイデンティティー(自分とは何か?)という定義を失ってる場合があります。
自分は「ダメな人間だ」というアイデンティティーの人は何をやってもダメだと思って行動も出来ないし挫折をしやすくなります。他者との距離感もはかれません。
そのため、自分は何者なのか?をリフレーミングを今一度行います。
価値観のリフレーミング
物事を選ぶ際の選択基準が変わる。(まずは、自分はどうしたいのか?どうありたいのか?から考えられるようになる。)
出来事のリフレーミング
おこった状況の捉え方や解釈の方法を変える。(この仕事は向いていないと思うか?難易度の高い仕事にチャレンジするキッカケだと思うか?)
行動のリフレーミング
やってしまいがちな行動の癖を治す。失敗したら「どうせ自分はダメだ」と思う人と「何をかいぜんすればいいのか?」で行動が変わります。
抱えている問題に直結する価値観をリフレーミングをすることによって「自然が行動を脳から変えられる状態」を作ります。
STEP4.認知行動療法
どれだけ頭の中で価値観を変えようとしても、心の中で行動を変えると誓っても、何十年にもわたり抱えてきた習慣を変えることはそう簡単にはできません。
そこで必要になるのが「行動」です。
つまり、行動を変えなければ習慣は定着しないのです。
しかし、これを本番でいきなりおこなうとハードルが高すぎてうまくいきません。
・疑似体験で練習をしてから
・日常生活で簡単にできるところから
スタートさせないと習慣化はできなくなります。毎日ちょっとしたところからでも行動を変えて新しい信念や価値観を刷り込んでいきましょう。
STEP5.成長・成功体験
本当の意味で価値観や信念を変えるために必要なのは行動だけではありません。
それだけでは「変わった!」とは言えないのです。
では、何をもって私たち人間は価値観や信念を変えることができるのか?
それは
「この価値観や信念は自分にとって嬉しいことだ。いいことだ。」
「この価値観や信念をもったら周りもよくなった」
と脳に教える必要があるのです。
では、そのためには何が必要なのかというと「結果・成果」を体験をすることです。
どんな小さなことでも結果や成果を実感することが大事で、それが確信になっていくことによって初めて新しい価値観や信念に書き換えることができるのです。
最後に
参考にしていただけると嬉しいです。
なお、アダルトチルドレンの克服の上で最も重要になってくるのは・・・
「根本原因」を見つける事です。
これは一人では非常に難しいです。
自分自身が認識できない価値観や信念を過去からさかのぼらないといけないし、その過程で大体の人がトラウマ体験を思い出し精神的に病みかねません。
そこで、ここからは追加のご案内なのですが根本原因を見つけるカウンセリングをうけてみませんか?
正にSTEP1~2の原因を安心できる環境で身をゆだねてもらえばみつけることができ何が原因でそれが現在にどう影響してるか?
何を変えればアダルトチルドレンを克服しどんな素晴らしい未来を創っていけるのか?
が明確になるカウンセリングサービスです。
【提案】根本原因カウンセリングの特徴
・オンラインでZoomで好きな場所で行います。
・3時間に渡って徹底的にヒアリング&カウンセリング
・マインドマップにして根本原因を見つける
・根本の原因となるキッカケと思い込み
・それがどんな問題がおこったのかがわかる。
・それによって何を変えればいいのかが明確になる
・どう自分が変わるのかイメージすることができる
=これだけでもアダルトチルドレン克服は不可能ではないというくらいの
何か1つでも参考にしていただければ幸いです。
最後までご視聴いただきありがとうございました。