脳の回路を変えるメリットと書き換える5ステップ

あなたの人生を劇的に変える力が、実はあなた自身の脳の中にあるとしたらどうしますか?

脳の回路を変えることによって、自信や自己肯定感が向上し、感情のコントロールが上手くなり、物事の捉え方や見方が変わり、最終的には判断や行動が変わっていくのです。

この記事では、脳の回路を変えることで得られるメリットと、その具体的なステップについて詳しく解説していきます。これを読むことで、あなたも今までとは違う新しい自分に出会えるかもしれません。さあ、一緒にその扉を開けてみましょう。

脳の回路を変えるメリット

さて、ここからはあなたの脳のプログラムを書き換えるメリットについてお話していきます。

自信や自己肯定感があがる

あなたがあなたをどう思い、定義づけをしどう評価をするのか?

これは正にあなたの人生の方向性を決めます。

「私は何者か?」
「私はどういう人間か?」


この質問にどう答えるのかがあなたの自信や自己肯定感の源になるのです。

これがマイナスに働くとちょっとしたことで、自分自身の評価が下がり自己肯定感を低下させてしまうのです。

幼少の頃から兄弟と比べられバカにされてきた。学校でも他者と比べられてできない人間だと思ってきた。

これを18年間繰り返してきた人。

果たしてその人は自分をどう評価するでしょうか?

そうです。

「自分は存在価値のない人間だ。」

と思うでしょう。

そして、このような教育をされた子供は大人になってからどうなるのか?

・たとえちょっとできてもダメだ。
・ちょっとした否定や批判を気にする
・自分より他人が優れている部分に目が行く
・周囲から褒められても信じられない
・チャレンジするのが怖くなる
・何をやっても無駄だと諦める
・自殺を考え始める

というようになるわけです。

しかし、もし・・・

「自分はどんな事があったとしても乗り越えられる可能性を持っている人間である。」

というアイデンティティーを持っていたらどうでしょうか?

ピンチな状況でもこの考え方を持っている人は乗り越える道筋を見つけようとするのです。

・自分には価値がない。
・価値を見つける

どちらの人が人生を切り開くことができるのでしょうか?

どちらのほうが自信をもち自己肯定感を高く生きることができるでしょうか?

言うまでもありません。

2.感じ方が変わる

私達人間は、感情の生き物です。

どれだけIQが高い人であったとしても、感情的になれば人間のIQは低下してしまいます。

これは科学的にも証明されています。

そもそも感情をつかさどる大脳新皮質から情報が伝達されているので人間はそうやって出来ているのです。

代表的なのが怒りですね。

人はイライラ感や怒りを感じている人ほど、論理的でない会話をします。

よくいますよね。

どうすれば、予算を減らすことができるのか?

という会議の中で自分の主張を指摘された事がキッカケでイラついて議論にならなくなるタイプの人。

また、恋愛などもいい例です。

研究によると「恋」をすると人の知能は猿以下に低下すると言われています。

普段頭のいい人も、

感情の状態1つで知能が低下したり、判断を誤ったり、スポーツ選手がパフォーマンスを出せなくなるなど・・。

私たち人間は感情に左右されているのです。

そして・・・

結局のところ感情の状態が整っている人ほど幸福度が高い。

でも、

この感情というもの。

何もしなくてもあがったりさがったりするほど不安定なものです。

そして、大半の人は自分の心の状態を整えられず・・・

・怒りを抑えられない
・不安が消えない
・悲しみから抜け出せない
・高揚しすぎてミスる

というようにパフォーマンスを出せずにいます。そして、幸福度の低い人生を生きてしまっているのです。

しかし、この感情脳というもの認知脳と同じく鍛えられるのです。

そして、

・思考力のパフォーマンスをあげられ
・身体のパフォーマンスもあげられる

ようになるのです。

つまり・・・本来のあなたの能力や才能を発揮することができるようになる。

そして何よりも、

「うわっ!この人の言ってる事は嫌味だ!気分が悪い・・・」

ではなく

「どういうこと?興味津々!」

のように感じ方が変わることによって日々の幸福度をあげることができるようになるのです。

捉え方・見え方が変わる

私達の大半の人達が判を間違えてしまうのは、出来事や物事をどのように見るのか?捉えるのか?によって決まります。

実は大半の夫婦関係が良くない人。
モラハラをされてしまう人やする人。
仕事で乗り越えられない壁がある人。

どれだけ勉強をし頑張って耐え忍んでもうまくいかない人は捉え方や見方1つ変えるだけでうまくいくようになるのは本当によくある話しです。

これを信念や価値観と言います。

たとえばですよ。

「学歴が全てだ!」

という人は学歴を手に入れるために頑張るし、受験で失敗すれば人生が終わった気持ちになります。

「自分の意見に対する否定は存在否定だ!」

という人は、あなたのことを心配して否定的な意見をあえて言っている人の事を「敵」とみなすでしょう。

このように価値観や信念。

というフィルターで私たちは世界を見ていて、この価値観や信念が変わるだけで見ている世界が変わるのです。

実際、クライアントの〇〇さんは

———————-

 

———————-

このように、もともと旦那さんの攻撃を〇〇だと捉えていたのが〇〇と捉えられるようになっているのがわかりますよね。

他にも、〇〇さんのように

———————

 

———————

〇〇だと思っていたのが〇〇に変わることによって〇〇を発見した。

というようになります。

このように捉え方や見方が変わる事によって、これまで解決出来なかった問題。

これまで辛い事を耐え続けていた日々。

何をどう頑張っても乗り越えられなかった壁。

を超えることができるようになるのです。

私達人類は、もともと本能的に・・

ネガティブなものに目が行くように出来ています。

昔は、何万年もの間。

明日の食べ物を食べられるのか?襲われないかなど気をはって生きてくる中で植え付けられた脳の本能。

しかし、現代はそんな事心配しなくていい世の中になっている。

そうなると人はどうなるか?

積極的に不安や恐怖を探し始めるのです。

世界が平和になっても私たち人間の本能は意識をしないと変えることができないのです。

しかし、それを変える事ができたら?

あなたは、どんなピンチの中にもチャンスを見つけ出せるようになるし問題も解決できるようになります。

そして、それを繰り返すと・・

自分で積極的に望む理想のために目標を設定して実現する過程で起こる障害を乗り越える事に楽しみを見出すようになるのです。

つまり・・・

問題がおこったらそれが楽しい!嬉しい!
乗り越えて成長する喜びを味わえる!

そんなあなたになることもできるようになるのです。

判断が変わる

これまでは、仕事で人前で話すとき

「失敗したらどうするんだ?」
「ミスを1回でもしたら人が離れる。」

と捉えてしまっている人が、

「この人達にどういう影響を与えようか?」
「ちょっと緊張するけどいい感じの緊張だ。」

と捉えられるようになると、プレゼントを頼まれたときにどういう判断をすると思いますか?

前者はいかに断るのか?

を考えを巡らせなんとか逃げようとします。

しかし、

後者は「よっしゃ!任せろ!」となるわけです。

このように信念や価値観が変わると行動が自然と変わるようになります。

よくこういうの見た事があるはずです。

これは、私たち人間は日常から無意識的に生きていることを表している図です。

顕在意識・・・(自覚できる領域)99%
潜在意識・・・(自覚できない領域)1%

実際、私たちの頭の中では何をしてなくても色んな思考がめぐりますよね。

これは正に意識的に出しているのではなく無意識的におこっていることで、この無意識の価値観や信念が判断に関わってくるのです。

つまり、信念や価値観が

「どういう現実を実現したいのか?」
から離れると判断を誤るわけです。

例えばですよ。

あなたが

「より多くの人たちにいい影響を与えたい。」
と思っていたとしましょう。

しかし、

もしあなたが人前で話せないような、信念や価値観をもっていたとしたらどうなるか?

そう・・・

正に逃げてしまうのです。

そして、最初は影響を与えたいと思っていたとしてもこの人は最終的には、自分はそういう性格だという理由をつけて

”私は人に影響を与えることができない人間だ”

となりかねません。

私たちの人生は、問題の連続です。

そして、目標を実現するためには沢山の障害があるものです。

正に迷路のような人生は判断の連続です。

右に行くのか?
左に行くのか?
真ん中を突き進むのか?

この選択の連続が私たちの人生をつくっていくのですが、そもそも最初から無理だと諦めてしまえば選択肢がどれだけあるのか?

他に裏道はないのか?

さえも見つけられない。

つまり、今あなたが何をやっても行き詰っている気がしてうまくいかない状態だったとしても見方や捉え方を変えることができれば・・・。

選択肢が見えてくるんですね。

よくクライアントさんは私たちのコンサルティングをうけて

「見えている世界が変わりました。」
「色々試したくなりました。」

とおっしゃられるのは正にこの信念や価値観が変わって選択肢が見えるようになったからなのです。

行動が変わる

そして、どれだけいい判断ができる人であったとしても行動が伴わなければ現実は変わりません。

頭の中で
「お金降ってこないかなぁ~」
「いい異性と出会えないかなぁ~」
なんて言っても変わりません。

しかし、信念や価値観が変わればそれは自然と判断が変わるので行動が変わるのです。

「あ、ここは思い切って練習として人前で話してみるか。」

というように。

逆に

「逃げ道なくすために自分でプレゼンやると宣言しよう!」

とかですね。

このように判断が変われば行動を変える方向に自ら選んでいくことができるのです。

ただ、1つ注意点があります。

それは、どれだけ信念や価値観を変えることができたとしても

結局のところ「行動」が
伴わないと信念や価値観を
定着させることができない。

ということです。

よくある自己啓発とかスピリチュアルなどの書籍やセミナーやカウンセリング・コーチングが効果がないのはそのためです。

価値観や信念は
「定着させるまで」
が大事です。

まず最初は、

・本当にあなたが望んでいる事
・本当にあなたが避けたい事

が明確になっているのならば、行動に抵抗があったとしても実行できます。

最初は「変われた!」と思うはずです。

でも、価値観や信念が定着するまでに行動をしないとまたもとに戻ってしまいます。

正にリバウンドですね。

そのため、最初が変わるだけでは安心できないのが現実です。

しかし・・・

逆に言えば信念や価値観が変わらないとそもそも行動さえ変えるのが難しいのが人間なのです。

そして…現実がつくられる。

そう・・。

そして私たちの今の現実は創られてきています。

もっといえば、私達が何らかの問題を解決したかったり望む願望を実現したいのならば、信念や価値観を変えないといけないんですね。

しかし、変えることができれば

頑張らなくても、耐えなくても自然とうまくいく方向に進んでいくことができるようになるんです。

つまり、

あなたの脳みそのプログラミングを変える事は、正にあなたの人生で最も重要なスキルとも言えるのです。

正にあなたの

・幸福度をきめ
・現実をきめる。

それほどの影響力があります。

あなたはどう思いますか?

多くの人が行き詰った時やもうダメだと思う時ほど方法論に頼りがちですが、それ以前に考えるべきなのはあなた自身の無意識自体が原因になっているのです。

実際、私のクライアントさんは






など長年積み重ねた悩みや問題を自然と解決した方もいるのです。

理由は簡単です。

脳のプログラムを書き換えたからです。

しかし、多くの人達は脳のプログラムを書き換えることなく方法論に頼ってしまいます。

そして、

それでうまくいかず方法論のせいにする。

なんともったいないだろうと思います。

たぶん、自分のせいだと思うのがイヤだからだと思うのですが・・・本当にもったいない。

別にあなたのせいでもなく、ただあなたの無意識下のプログラムがエラーをおこしているだけなのです。

エラーを修正すれば変えられるのです。

そして、一度自分の人生は変えられる!という体験は何にも代えがたい財産になります。

人生を変えるということは、

自分と向き合い、色んな感情や思考を探り
原因を見つけてそれを書き換えて望む人生を実現できるように創作するということに他なりません。

正に自分の人生をデザインするのです。

そして書き換えることができたら、人は変わることができることを信じられるようになり、人の可能性を誰よりも信じられるようになる。

そのメリットは非常に大きいとしか言いようがないのですがあなたはどう思われますか?

あなたが抱えている問題を解決出来て、望む人生を実現し自分をもっと好きになれるとしたら・・・・

是非、こういう視点で考えてみてください。

そして、ここからはいよいよあなたの脳を変えるための秘訣について話していきます。

うつ病やADHDなど精神疾患が一瞬で治った治療法について

つまり、あなたの現実を作っているのは正にあなたの脳みその中にある

自己肯定感
・捉え方や考え方

からくる選択と判断です。

だから、うつ病になる人は当時の私のように
「自分は生きている価値がない」
というアイデンティティーをもち

「今日のご飯は何にしよう。」

という事を考え始めても

結論は「生きている価値がない。」になってしまいます。

私の場合は若いころに鬱になりはしたものの軽度であり乗り越えることができたからよかったのですが・・。

今うつやADHDになっている人。

また、今まで自分は何の精神疾患もなく頑張ってなんとか生きてきたけど乗り越えられない壁にぶち当たった人。

そういった思考は現実化するという成功法則や引き寄せの法則みたいなものに騙された人は

自分の脳のプログラムを変える!?

と言われてもイマイチシックリ来ませんよね。

そんなことできるのか?と。

全然できることです。

たとえば、相当ひどいうつ病やADHDの人達は今、米国では電気を脳に流す「TMS治療」というものを採用しています。

これはですね。

そもそも酷いうつ病の人達は、

・作業記憶に関与する背外側前頭前野
・情動や意思決定に関与する窩前頭前野

の働きが低下をすることによって恐れや不快を感じる部位が委縮したり血流の低下をしています。

専門用語は覚えなくてもいいですからね(笑)

そして、この脳の神経伝達の働きが弱い脳の部位に微弱な電気を流せば治療できるんじゃないか?

で始まったのがTMS治療です。

つまり、そもそも脳の神経伝達で微弱な電流を不快な部位ではなく、機械を使って快の部位に流すことによってうつ状態を改善するという方法です。

日本ではほとんど取り扱われていませんが、米国では薬よりもリスクがないため推奨されていて、ピースメーカーのように埋め込んでいる人もいるくらい。

「なんか、突然うつに戻ってきた。」

という人が原因調べたら

電池が切れてただけで、電池を変えたら元気いっぱいで帰っていった。

というくらい強力なのです。

ただ、ここで私が言いたいのは、あなたの脳に電気を流せば問題は解決しまっせ!ということではありません。

これは、

相当酷いうつ病患者だから使える方法です。

うつ状態は改善できても現実の問題も解決できないし目標が達成できるわけでもありません。

では何が言いたいのか?

それは、そもそも脳というのは微弱な電気が流れていたそれを変える事ができればあなたのあらゆる問題は解決できるし目標は達成できる。

また自分を変えることもできる。

ということです。

先ほどの酷いうつ病の場合は脳の部位単位で、活性化させたり沈静化させればよかっただけですよね。

だから、

漠然とした気分が落ちた状態を克復

することができるんですが、これは

「すごいリスクのある事に恐怖を感じないので、思いっきり突っ込める。そして、1億借金をしてもテンションが高いまま。」

という事になりかねませんよね。

もっと細かいことはできません。

ただ、言えることは私達の脳というのは、機械と同じように電気が流れる回路ができている。

その回路を変える事を、私たち人間にはできるのです。

自転車が乗れなかった時には
「自転車が乗れない回路」
だった。

しかし、何度も練習をして乗れる過程で
「自転車に乗れる回路」
が創られていく。

というように私たち人間は、自分自身で新たな脳の回路を作る事もできるのです。

そして、

「自分には価値がないと考える脳の回路」

という鬱になりやす回路に歯止めをかけて

「自分には何があっても可能性を切り開く事ができることを考えられる脳の回路」

を作る事もできるのです。

そして回路が変わることによって、困難にぶち当たった時

回路が変わることによって感じ方や捉え方が変わり判断・選択が変わり行動が変わって、現実も変わっていったのです。

正に私はそうでした。

そして、未だに私自身もこの回路を時代に合わせて変えているのです。



本当に自分の人生が変わるのかって疑問に思われるはずです。

しかし、可能なのです。

自分の脳のプログラムを変える。

ということになじみのない方や、

脳を書き換える5ステップ

STEP1.問題と目標を決める

まず最初に、自分が抱えている問題を明確にし、どのような目標を達成したいのかを具体的に決めます。問題を明確にすることで、脳のどの部分を改善する必要があるのかが分かりやすくなります。また、目標を設定することで、脳の書き換えが成功したかどうかを判断する基準ができます。

STEP2.現在の脳回路を知る

次に、現在の自分の脳の働きや思考パターンを観察し、どのような脳回路が問題の原因となっているのかを理解します。自己観察や日記を使って、自分の思考や行動のパターンを記録し、分析します。

STEP3.回路を遮断する

問題を引き起こす現在の脳回路を意識的に遮断する方法を学びます。これは、新しい思考パターンや行動を取り入れるための準備段階です。マインドフルネスやリラクゼーションテクニックを使用して、ネガティブな回路を一時的にシャットダウンします。

STEP4.新しい回路を作る

新しい脳回路を形成するために、ポジティブな思考や行動を繰り返します。新しい習慣を身に付けることで、脳が新しい回路を作りやすくなります。具体的なアクションプランを立て、それを実行に移します。

STEP5.PDCAを繰り返す

最後に、PDCAサイクル(Plan-Do-Check-Act)を使って、脳の書き換えの効果を定期的に評価し、必要に応じて修正を加えます。このプロセスを繰り返すことで、持続的な脳の改善が可能となります。

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