思い込みによる仕事のミスは多いですか?
あなたの思い込みで社内に迷惑をかけてませんか?
その影響で評価もされず困っていませんか?
もし、そうならばこの記事はあなたのためにあります。
仕事ではたった1つの思い込みが大きなミスを生み出す可能性があります。
そして何よりもあなたの成長を妨げることになります。ハッキリ言って周囲の環境などの外的要因よりも思い込みのほうが影響が大きいです。
そのため、思い込み癖。
これを克服することは非常に重要で、この思い込みを外せるようになるだけで一気に仕事ができるようになることもあります。
「でも、どうすればいいのかわならない。」
ですよね?
そこでこの記事では、仕事でよくある思い込みとその問題点。その上で具体的にどのように思い込みを克服すればいいのかを解説していきます。
思い込みの正体とは?
私たち人間は、誰しも思い込みはします。
しかし、それがあまりに激しかったり一度思い込んだものを曲げられない。
事実があっても認められない。
ようになってしまうと、完全にロスになってしまいますが、その思い込みの正体とは何なのでしょうか?
それは・・・価値観や信念です。
つまり、思い込みというのは起こった出来事や事象を価値観というフィルターを通して意味をつけるのです。
例えばですよ。
「挨拶をしない奴はやる気がない」
という価値観を持っていたとしましょう。
そんな人が、仕事に集中している部下が挨拶をする暇もない状況を見たとき。
どう思うでしょう?
やる気がないですね。
そして、思い込んでしまっている状態なので部下が何を言っても、あなたは「やる気がない」と言い続けることになります。
思い込みの正体・・・OKですか?
思い込みが仕事に与える4の影響
〇〇の記事にあるように、私たち人間は思い込み1つで自らの命を失うほど非常に強力な力です。
そんな思い込みを仕事で持ちやすい人はどうなるのか?
まずはそれを知らないと、本気で思い込みを解決しようとは思いません。
まずハッキリと言っておきます。
・仕事上のミスをうみ
・思い込みは会社に損害を与え
・組織の不協和音をうみ
・誰かの足を引っ張り
・あなたの評価につながる
のです。
結果的にあなたにとってもいいことは一つもありません。
具体的にどのような事がおこるのでしょうか?
1.可能性を制限してしまう
すぐに自分の尺度で思い込みをする人は、なんでもかんでも「すぐにわかる」と錯覚をしがちです。
そのため、努力をしなくなり目標の達成能力がなくなるのです。
仕事は「〇〇をすればいい」というほど簡単なものではなく、理由や根拠があります。
そして・・その理由と根拠が臨機応変さを生むのです。
そのような中で思い込みをしてわかった気になる人は5年、10年たっても成長ができなくなってしまうのです。
それでいいのならばそれでいいと思うかもしれません。
しかし、、成長を望むのであるのならば理想的ではありません。
2.自己不信になる
思い込みは、信念をもった行動ができなくなってしまいます。
そして、信念がないと自分の行動や選択の基準がなくなるので自己不信感がうまれやすくなってしまうのです。
この自己不信感が、自信や自己肯定感に影響を与えリスクを冒してチャレンジをしたり、新たな機会を追求したりすることができなくなるのです。
それだけならまだいいかもしれません。
この自己不信感はあなたのライフスタイル全体にも影響を与えてしまうでしょう。
3.成長を妨げる
そして、自分の可能性を広げられず自己不信感を持っている人は他人に対してどうなると思いますか?
人は成長しないという思い込みが発動し
人は信用できないという不信感を持ちます。
その結果、思い込みが激しい人は人の成長を妨げ足を引っ張ることになるのです。自分の可能性を信じてくれる上司はそれだけチャレンジの機会を提供しますがそれができません。
4.その他ネガティブな思考にはまる
思い込みが激しくなると信念が持てなくなる。
と言いましたが、この信念がなくなるとネガティブな考え方が生まれてあらゆる箇所で影響が出ます。
そもそも人間は本能的にネガティブな側面に目が向きやすい。
その中で信念がないと、ポジティブな側面を見る事ができずモチベーションや集中力を維持することが難しくなります。
そしてこれは、
・結婚生活
・経済状況
・友人関係
その他すべてに影響を及ぼしてしまうのです。
仕事に悪影響を与える思い込みを克服する方法7STEP
では、どのように思い込みの激しい状態を克服すればいいのでしょうか?
ここでは自分自身を制限する思い込みを克服して、パフォーマンスを最大化するために、あなたに制限を与えている思い込みを克服するための方法を7つのステップで紹介していきます。
1.仕事の邪魔をする価値観を特定
思い込みを克服するための最初のステップは、あなたに制限をかけている信念を特定することから始めます。
つまり、あなたの成長を妨げる価値観や信念。
ここを明らかにするのです。
そのため、まずは「私の成長を妨げてる信念や価値観は何か?」と問いかけてください。
例えば、
あなたが仕事終わり飲み会で愚痴ばかり言っているとしたら・・。
「自分は悪くない・誰かや会社が悪い。」
という信念を持っているかもしれません。
最もお勧めなのは日記に書いて、自分の行動を振り返ってそこにどんな信念や価値観があるのかを事実に基づいて考えてください。
2.具体的な悪影響をリストアップ
これができるとあなたの仕事の邪魔になる価値観のリストができるはずです。
小さいものから大きなものまで色々あるはずです。
沢山ありすぎて落ち込むかもしれません。
しかし、全ての信念や価値観をなんとかする必要はありません。
この中で全てに影響する最も悪影響のある価値観を特定すればいいのです。
3.どのような問題がおこるかを具体的に表現する
特定をしたら、それが具体的にどのような影響を与えるのかを考えていきましょう。
その価値観を持つことが
・どのような行動に現れるか?
・どのような態度に現れるか?
・どんな問題があるのか?
を考えましょう。
例えば、「自分は悪くない・誰かや会社が悪い」だと、
・自分が何をすればいいのか考えられなくなる。
・愚痴を言っているのがバレて悪評が広がる
・愚痴を言ってる相手に信用されなくなる
・やめればいいのにと誰かに言われる
・モテたり尊敬されなくなる。
などなど、具体的にすればするほど、その思い込みがあなたにとって必要がないとかんじられるようになるはずです。
4.新しい価値観・信念を設定する
思い込みを消すのはそう簡単ではありません。そのため克服をするためには、新しい価値観や信念に変えないといけません。
つまり、
「この行動や態度や問題を解決する人の価値観や信念は何か?」
を問うのです。
先ほどの例でいえば、
「自分の言ったことは全うしよう!」
でもいいです。
ここで注意なのは、できる範囲の価値観に変えることです。たとえば、「すべて私のせい」にしたら今度は自信を失う可能性がありますよね。
非現実的な価値観や信念は設定しないようにしてください。自らの首を占めるはめになりかねません。
5.行動する
結局のところ、一人で価値感や信念を変えるためには行動をするのが最も最善の方法です。
達成可能な目標を設定をしその達成に向けて一歩ずつ行動しましょう。
「自分の言ったことは全うしよう!」
ならば、ちょっと手の届くか届かないかの目標を設定しそれを周囲に宣言するなどが考えられます。
このように簡単なことからでもいいので行動を即座におこしてください。
6.失敗を受け入れる
しかし、どれだけ設定をして行動をしたとしてもこれまでの信念や価値観が邪魔をして行動に移せない場合の方が多いです。
ここで、「こんなこともできないのか・・」
と落ち込む必要はありません。
何度も言いますが、普通の思い込みを変えるのも大変なのに価値観や信念を変えるのはもっと大変です。
そのため、あくまで目標フォーカスをしましょう。
失敗をしたりうまくいかなかったとしても、それを今後どう改善できるのかを考えてPDCAを回していきましょう。
思い込みを何度も変えるとどうなるか?
さていかがですか?
思い込みは、いくらでも柔軟に変えられるようになっておいた方がいいです。
なぜなら、時代によって価値観が変わるからです。
この価値観を変えられないとどう見られるかわかりますか?
老害です(汗)
古い価値観を捨てられず時代に合わせられず、ただただ愚痴を言い自分のその思い込みを何を言われても固執をする。
あなたは、そんな風になりたいですか?
なりたくはないはずです。
もし、あなたがそんな老害になりたくないのならば是非この思い込みを変えられるようになることをお勧めします。