プライドが高い人との関わりがめんどうくさい!効果的な対処法とは?

自分のミスや失敗を認めたり、合理的な批判を受け入れる事が出来ないわりに、マウントをしてくるプライドが高い人と関わるのは本当にめんどうくさいですよね。

存在するだけでノイズが聞こえるくらいの場合もあるでしょう。

海外ではプライドは、いいプライドと悪いプライドがあると言われていて、日本ではいいプライドを「誇り」悪いプライドをプライドと訳されているのですが・・・

プライドが高い人が身近にいてうまく対処ができないとストレスになり、それが繰り返されて本当にめんどうくさいのでうまい対処法を知っておいた方がいいです。

そこでここでは・・
“めんどうくさいプライドの高い人を上手に対処する方法”
を紹介することによってあなたの心理的な負担を減らしていきたいと思います。

Poin1:オープンな会話をしましょう。

プライドの高い人は、自分のプライドを守ることを重要視しているのでプライドを傷つけられそうになると、攻撃的になり非合理的なことを言い始めます。

そこで重要になるのが心理的にオープンになり話す内容もオープンな合理的な会話をすることです。具体的に解説していきましょう。

1.まずはライン(境界線)を引く

まず、最初に準備が大事です。プライドの高い人と会話をするときには会話の範囲を設定してください。

そして話したい事・目的を明確に具体的にしましょう。

これをすることによってそれ以外の会話が耳に入らない状態を作り関係のない話が出てきたとき本来の目的の会話に戻すことができるようになります。

そして、ラインを引くだけではなく宣言をしましょう。例えば・・・

・「業績の評価と昇給の方針について今日は話します。」(了承を得ましょう。)
・このラインをこえた会話については一定を超えた時点で力強く止めてください。

「愚痴があるのはわかりますが、今それを話す場ではありません。この評価方法に集中して話を続けましょう。」

このように境界線から出ないように会話を進めてください。あまりも出てしまう場合は、「これで終わりでいいですか?」と終わらせてもいいかもしれません。

2.相手の反応を予測する

プライドが高い人は、自分のプライドが脅かされそうになる場面で特定の反応をしめします。

そのためある程度予測をしやすいところがいいところです。

そのためまずは「〇〇な時には〇〇する傾向がある」というリストを作りましょう。

それだけでイライラは軽減します。

できるならば対処方法も決めておけば泥沼には陥らなくなります。

・プライドの高い人と意見が対立した時には根拠などを聞かれるのならば先に根拠を用意しておきましょう。
・「根拠はどこにあるんだ!?」「はい。根拠はこのサイトのここの統計データで出ているので確率は高いと思っていて、個人の意見よりも信憑性が高いと思うのですがいかがですか?」」

このように対処方法を決めておくのです。これを何度か続けるとあなたに対して反対意見があった時に責めなくなっていったりします。

予測⇒対処法

もちろん最初は失敗するかもしれませんが心をオープンにして色々試してみましょう。

3.関連のある話題を使って遠ざけていく話術

プライドの高い人との会話では相手のプライドを傷つけてしまうと、その話題に固執をしてしまって同じ話題をずっと続けられ攻撃をされるのでウザイですよね。

そういうときにはその固執した話題を少しずつ遠ざけるような質問や話題を提供してください。急に話題を変えるのではなく少しずつ話題を遠ざけるのです。

具体的には

・極端に遠ざけた場合
「だからあいつはいつも確認をしないからダメなんだ!」
「そういえば、昨日の晩御飯何を食べましたか?」
「それが何が関係あるんだ!ふざけんな!」

・少しずつ遠ざける場合
「だからあいつはいつも確認をしないからダメなんだ!」
「これまでもっとひどい人とかいましたか?」
「あぁ、昔な・・・」
「じゃあ、逆にこいつの確認すごいなと思った人はいますか?」
「そういえば、4年前の〇〇ってやつがな。」

遠ざかっているのがわかりますよね。

このように少しずつ話題をズラしていって最終的にめんどうくさくならない方向に会話を持っていくことができれば面倒くさくならなくなるはずです。

4.合意をしていると思ってもらう。

プライドの高い人が面倒臭いと思うのは、あなたが相手のプライドを傷つける。

つまり彼らのプライドに対して同意をしていないと認識されているからです。

どれだけ口で「はい!」「そうです!」と言ったからと言って、それは表面的な同意でしかないと思われてしまいます。

同意をしていると思ってもらうためにはYES・BUT法を使うと意外と簡単に同意していると思ってもらうことができるでしょう。

やり方は簡単で同意をした後に同意をしないということを伝えるだけです。つまり「いいです!でも・・」という伝え方をするということですね。例えば・・・

「確かにそれは多くのお客様に喜んでもらえるでしょう。ただ、そのために〇〇部署のスタッフが過労になって使い物にならなくなる可能性がありますが・・・」

というように。このようにYES・BUTを間に挟めば同意が出来ない事を伝えたとしても全体的には同意をしていることになるのでめんどうくさいことにはならなくなるはずです。

5.あなたの立場を主張する。

プライドが高い人と関わるとくさいと思って嫌でもとりあえずYESと言ったりしがちですが、それは続けると危険です。

本当にめんどうくさいのはプライドが高い人の言いなりになって自分を見失ってしまうことであることは覚えておいてください。

そしてそれはあなたの立場を低くしていってしまいます。

そうなるとあなたはよりプライドの高い人のマウントにやられてしまいかねません。そこで立場を明確化した言葉を使うようにしてください。

・「私はこの会社にとって無駄なリスクを減らす立場なので、リスクがあまり大きいと思ったら遠慮なく言わせていただきますがよろしいですか?」
・「私の立場上、それにYESと言うとこんなデメリットがあってそれをすとなるとあなたにとってこんなデメリットがあるので、100%YESとは言えません。」

というように役割を明確化した言葉を使いましょう。たとえプライドの高い人が上司であったとしても上司には上司の役割。部下には部下の役割がありますのでそこを意識するとうまく使えるはずです。

6.マイナストリガーを回避する。

プライドが高い人は、自分の価値観と一致しない事実に直面すると頑固になり攻撃的になります。そのため、プライドが高い人が頑固になり攻撃的になる言葉やフレーズ・トピックをリストアップしてください。メモをしておいて今後の会話で使わないようにしましょう。

マイナストリガーを引かないようにするだけで随分楽にコミュニケーションをすることができるはずです。

7.プライドの高い人から学ぶ

プライドの高い人達は、それなりに自分の自律性をコントロールしていて維持をしているのですが、それを誰かに強要したり強制したりする傾向が高かった人でいまではそうではないだけです。

しかし「誇りを持っている人」はそれを誰かに強要することなく成長を続ける柔軟性の高い人が多いです。そのため、あなたがプライドの高い人よりも高い誇りをもつことができれば・・・彼らはあなたのことを尊敬します。

尊敬の念も持ってもらうことが出来るようになるのです。

そのためには、彼らのプライドのマイナス点を無視し、過去の自律性のコントロールやその維持の方法のストーリーを聞いて彼らから学ぶのも一つです。彼らのアドバイスは意外と役に立ちますので是非彼らから学んでください。

学ぶ過程でもしかしたら「嘘っぱちのプライドだった」ということもあるかもしれませんが、それはそれで距離の取り方を調整するだけです。

 

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