私たちは日々の生活の中で、「やりたくないこと」をしなければならない場面に直面することが多々あります。
仕事や家事、人間関係の中で避けられないタスクは、時にストレスや不安を引き起こします。
しかし、それを乗り越える方法があれば、もっと効率的に、そして心地よく生活できるのではないでしょうか?
この記事では、「やりたくないことをやる時にする10の質問」をご紹介します。
この質問を通じて、自分の感情や行動の背後にある理由を探り、やりたくないことに対する抵抗感を減らし、より建設的なアプローチで取り組む方法を見つける手助けとなるでしょう。
具体的な質問を使って、なぜそのタスクをやる必要があるのか、何がそれを妨げているのか、そしてどのようにすれば効率的に取り組めるのかを考えてみましょう。この記事を読み進めることで、
やりたくないことにも前向きに取り組むためのヒントが得られるはずです。
それをやる必要がある理由は?
当然ですがこの世の中には「やりたいことだけをやる」ことは簡単ではありません。どんなにやりたいことしかやってない人でもやりたくない事を最初はしていて少しずつ減らしていってます。
とは言ってもやりたくないからやらない。わけにはいかないわけです。でも、体が動かない・・・のならば「やらなければいけない理由」を明確にしましょう。
つまり・・なぜやらなければならないのか?
そのデメリットとできるならば得られるメリットまでまずは考えてメモをしてください。他にも以下のような質問が有効です。
・そのタスクは何を達成するのに役立つか?
・それをすることで誰を助けることにつながる?
・タスク完了後にどうなっているか?
例えば食器洗いをしなければいけないのならば、洗わないと次のご飯が食べられなくなったり貯めていくと自分の気分までも悪くなってしまう。または一緒に住んでいる人に居心地のいい空間をつくれなくなるなど出せばいくらでもでてくるはずです。
「そんなの当たり前でしょ!?」と思うかもしれませんが、言語化して沢山もっておくことが大事です。理由は「当たり前だから」「常識だから」というのは理由ではないのです。あなたの中から出てくる理由こそが大事です。
何か恐れる事はありますか?
あなたがその作業や仕事をするのを心理的に妨げている・・・あるいはそれをやらなければいけないけどできない気がしているその正体はなんなのでしょうか?
もしかしたらあなたは失敗や周囲からどう見られるのか?はたまた本来の目標や夢とは違う現実に対して落胆しているのか?それとも体調が悪いのか?やる事に対してブレーキをかけているものはなんなのかを落ち着いてちょっと考えてみましょう。
きっとあなたはやりたくないという思いが強すぎて不快感や混乱をしているその状態だと思いますが・・・少し深呼吸をして自分の内面を見てそこにある恐れや不安を見てみましょう。
「こんな事考えちゃダメだ!」と考えずに短絡的に考えずに落ち着いて観察するように見ていきましょう。それだけで恐れや不安はかなり軽減するはずです。
今何をするのかに集中する。
恐れや不安が落ち着いてきたら、それだけで行動をしやすくなるはずです。ただ、それだけで終わらないでください。やりたくないことをするということは、、、その根本的な理由は
理想があってそれとかけ離れたことをやろうとすること。
から生まれている傾向が高いです。本当はこれをやりたいのになんでこんな面倒くさいことをやらなければいけないんだ!と思ってたり理想はそうじゃなかった!という場合にやりたくない気持ちが高まります。
が、今現在はやらなくてはいけない。のならば一旦その理想を手放し不快感・混乱・困惑・不完全さを空想を一旦横においてください。そして今目の前にある現実を受け入れてください。
結果ではなく意図
やりたくないことをやる時に、なんらかの結果を求められていると思えば主ほど精神的なストレスはより大きく失敗する可能性があがります。そのため、一旦結果を出すことを忘れましょう。
どちらにしても結果どうなるかはわからないです。たとえやろうと思えばできることであったとしてもあなたがやりきらない限りや結果はついてこないのですから・・・
そうではなく意図に意識を向けましょう。つまり、「なぜ自分はそれをしているのか?」「それが誰のためになるのか?」「まわりまわってどうよりよくなるのか?」などなど意図に目を向けることによって結果がどうであれやろうとする行動力がうまれます。やった結果、どうなるのか?はわかりませんから。
大変さを許容する
もし、あなたがやりたくないことをやる時。そのタスクが大変なことであるのならば・・・・・それだけやりたくない気持ちが大きくなるでしょう。そして、そういったものであるほど「あまりやった事がない事」「苦手な事」だったりするはずです。
そういう時、人は混乱をして何から手をつけていいのかわからなくなってしまうかもしれません。確かに難しいことは嫌なのはあかりますが、だからといって「冷蔵庫の中にあるリンゴを桃にする」という非現実的なものではないはずです。
そのため、まずは最初にすぐにできることは何か?だけを考えそこに没頭して次に進みましょう。大変なことを一気に全部やるというふうに考えてしまうと手がつかなくなってしまいますから。
そして、大変なことを達成した時。
自分はどれだけ成長することができるのか?というワクワクを少しずつ感じられるようになって受け入れましょう。
やらなければいけない事に目標をつける
やりたくない事をやらなければいけないコトをする際に一番精神的にきついのが「自らやると決めていないから」である場合が多いです。そんな中で強制的に何かをやらされていると感じていると反抗したい気持ちが出てきて余計にやりたくなくなるでしょう。
自由が欲しい!と。しかし、とはいってもなんでもかんでも自由にやろうとすると人は今度は迷って何も選べなくなってしまいます。そのため、どうせやらなければいけないことであるのならば主体的にやったほうがいいです。
そのための一番簡単な方法は・・目標を設定する事です。
例えば、一番簡単なのが「10分間、〇〇をする」というような目標をたてることです。その間他の事をしないことを決めることによって集中できるようになるはずです。
30分ルールを守る
人の集中力は1時間以上持たないと言われていて、継続的に集中をするためには脳科学的には30分をめどに休憩をすることを推奨されています。そのため、30分間やって5休憩というルールを作りましょう。
やることを30分やったら・・・水を呑んで背伸びをして柔軟体操などをして休んでから取組んでいきましょう。これができるようになるとやりたくないことでも集中できている自分に快楽にもにた感覚を感じられるようになる場合があります。そうなったら儲けものです。
はやる気持ちを抑える
やりたくないことをやる時であるほど・・・少しでも早くそれを終わらせたい気持ちになってしまって心がはやり焦りを感じるかもしれません。でも、焦りは判断能力の低下を生み出し失敗確率をあげます。
そのため、呼吸を落ち着かせましょう。そして、もっと効率的・効果的にやる方法はないか?という工夫をしてみてください。
焦りは非常に危険です。だからこそ、おちついて自分のやっている行動を客観的に見ながらよりよくする方法を考えていきましょう。
感謝できる側面を見つける
あなたにとってやりたくないことは難しかったり面倒だったりすることもあるかもしれませんが、やらなくてはいけないコトの中にも何らかの素晴らしいことやメリットは隠されているものです。
例えば、あなたが職場に行くのが面倒くさいとするのならば、「ルートを変えると面白い店があるかも?」「歩いて健康になれる」「ついでにカフェでゆっくりする」などやりたくないことをやるからこそ得られるメリットはあなた次第になるのです。
このようにすでにあるメリットからメリットを付け加えられるポイントを探しましょう。そうすることによってあなたはそのやらなければいけないコトにたいして感謝できる部分を感じられるようになるでしょう。
次の目標を設定する
やりたくないこと・やらなければいけないことをやる事によって、あなたはこれまでできなかったことができるようになる体験をするはずです。そこで先ほど手放した理想をもう一度もってきて考えてみてほしいのです。
「やりたくないコトでもここまでできた自分。やりたい事だったら?」
というように。あなたはやらなければいけないことを実践しているのにも関わらずそれを達成することができたのです。そこにあるのは成長と学びです。ならば、やりたい事や本当の理想を手に入れるためだったらば・・・あなたはどれほどのパフォーマンスを発揮することができるでしょう?
最後に
「やりたくないことをやる時にする10の質問」を実践することで、私たちは自身の内面と向き合い、より効果的にタスクをこなす方法を見つけることができます。
やらなければならない理由を明確にし、自分の恐れや不安を理解し、目の前のタスクに集中することで、抵抗感を減らすことができます。
また、結果ではなく意図に目を向け、大変さを許容し、具体的な目標を設定することで、やりたくないことにも主体的に取り組むことができるでしょう。
さらに、30分ルールを守り、感謝できる側面を見つけることで、タスクへのアプローチを変えることができます。
次の目標を設定し、成長と学びを実感することで、やりたくないことにも前向きに取り組む意欲が湧いてくるでしょう。
この記事を参考に、やりたくないことを克服し、より充実した日々を過ごすための第一歩を踏み出してみてください。
あなたの生活が少しでも楽になることを願っています。