毎日夫婦喧嘩ばかりで大丈夫?喧嘩の頻度と夫婦仲の関係性

「毎日毎日夫婦で喧嘩ばかり・・!!こんなに喧嘩するのってうちだけ?」
「こんなに喧嘩ばっかりで・・うちの夫婦はもうヤバイのかな?!」

と悩みますよね。

しかし、臨床専門のセラピストであるシュロモ・スラトキン氏によると、「喧嘩の頻度」と「夫婦関係を破滅に追いやる」ことに相関性はないそうです。

「え?喧嘩の頻度は夫婦仲に関係ないの?!信じられないんだけど!」

そう思われると思います。

実際に、当メディアでは100人の夫・妻を対象にアンケートをとってみましたが、夫婦仲がいいと感じている人も夫婦仲がわるいと感じている夫婦も喧嘩の頻度は似たり寄ったりでした。

ではいったい夫婦喧嘩のなにが夫婦仲に影響を与えるのでしょうか?

その答えは「喧嘩の内容」です。

ではさっそくどういうことなのか詳しく説明していきますね。

夫婦の喧嘩の頻度は?

世の夫婦はいったいどれくらい夫婦喧嘩をしているのでしょうか?

100人の夫婦にアンケートをとったところ下記のような結果となりました。

夫婦喧嘩は「半年に1回」「1ヵ月に1回」が多いようですね。

ではこの中から「夫婦仲がいいと感じている人」と「夫婦仲が悪いと感じている人」に分けて喧嘩の頻度をみてみましょう。

夫婦仲がいいと感じている方は1ヵ月に1回がだんとつに多く、夫婦仲が悪いと感じている方は半年に1回が多い、という結果になりました。

夫婦仲が悪くても「半年に1回」しか喧嘩をしていないとなると、それほど夫婦仲に喧嘩の頻度は影響がないといえますね。

夫婦喧嘩の頻度よりも大事な事

夫婦喧嘩

まず、覚えておいてほしいのは夫婦喧嘩ばかりであること自体はそれほど関係性に影響があるとは言えません。

確かに喧嘩は不快に思うかもしれませんが、夫婦喧嘩によって互いのキズナを強化することもできるのです。

注意すべきことは「喧嘩をするかどうか?」「ケンカの頻度はどれくらいか?」よりも夫婦喧嘩中に以下の4つの項目をしていないことがとても大切だと夫婦カウンセラーのボルチモアセラピーグループのオーナーであるヘザーZ.ライオンズ博士は言います。

  1. 妨害:話し合いや喧嘩をしている時に黙らせようとしたり妨害する
  2. 拒む:意見が不一致の時に自分の役割に関して無責任になる
  3. 批判する:起こっている問題に対して話すのではなく、パートナーに対して攻撃する
  4. 軽蔑する:パートナーに対して敬意をはらわない

つまり、

  • 互いに傷つけあうような喧嘩になってしまっているのか?
  • 議論として成り立っているのか?

といったこと夫婦喧嘩の頻度なんかよりも重要なのです。

もっと言えば互いに議論のスタイルが一緒ならばなおよしですね。

喧嘩の結果、精神的にも関係的にも対立しておわっているのならば、頻度が多ければ多いほどに亀裂や溝が広がる可能性が高くなるという事なので注意が必要です。

愛着ストレスを感じてる夫婦喧嘩は危ない。

夫婦喧嘩

愛着ストレスというのは、夫婦間の空気が緊張していて警戒心や攻撃態勢が常にでている状態の事です。

つまり、喧嘩をしてもリラックスした関係にならないのであるのなら、安心感なく受け入れることもなく互いにコミュニケーションをとることができないということです。

更に問題なのは、関係性が切迫している感覚に本人は気付いていないかわりに、表面的な問題(皿を洗わない・電話をするのを忘れた)などの小さな小さな問題に目がいってしまうのです。

そして相手を変えようとして喧嘩してしまう。

そして、些細な喧嘩で亀裂や溝は広がって愛着ストレスをより感じるという負のスパイラルにはまるのです。

この状態から抜け出すためには「いかに親密さを追求できるのか?」が重要です。

ですが親密さを追求するにしても、最初はその良さを理解できるまではパートナーは対立をさけたり攻撃をしてくるはずです。

なぜならこれまでそういったコミュニケーションになれていないから。
ここは、あなたもパートナーも慣れていくしかありません。

愛着ストレスは互いに根強いのでスパイラルにはいらないように気をつけてくださいね。

また、愛着ストレスに疲れてくると今度は喧嘩自体を避け始めて距離を広げていく夫婦になることもありえるので、それも注意してください。

とにかく喧嘩の頻度は夫婦関係のキズナとは関係なくて、喧嘩が目的にあるということ。
そして愛着ストレスをためるような喧嘩は避けてゆっくりと喧嘩の仕方を学んでいきましょう。

健全な関係は喧嘩ばかりでも戦い方がうまい

夫婦喧嘩

夫婦関係における喧嘩は数よりも質だということがわかってもらえたと思います。

喧嘩ばかりなのは問題ではなく、うまく喧嘩ができるのか?ということです。

ではどう戦うのがうまいのでしょうか?

それはシンプルで、

  1. 気持ちを詰め込みすぎない事
  2. 必要なことだけ争う

この2つができるということです。

なんでもかんでも気持ちの問題にしたり、気持ちを込める事によって客観的に物事を見れず愛を憎しみに変えてしまったり、関係ない事で問題を拡大解釈したりするなどをしてより大きな問題にすることは避けましょう。

大切なのはバランスを見つけることです。

安全に安心して喧嘩ができるようになれば、関係そのものを脅かすことはなくなります。

喧嘩ばかりの夫婦は、同じパターンにはまっています。

重要なのはそのパターンを特定していち早く気づいて止められるものは止めることです。

それだけでも無駄な喧嘩は減る可能性もあがるし気付くだけで以前よりもキズナを感じることができるはずです。

今すぐできる喧嘩の確率を減らす方法

夫婦喧嘩

そもそも夫婦喧嘩のほとんどは、互いの意見が合わない場合におこるのですが、その意見があわない状態に対しての対処法を紹介します。

ジョンゴッドマンは、どれだけ夫婦仲のいい夫婦でも、喧嘩でおこる意見の不一致の67%が未解決になっているという事実を発見しました。

つまりうまく喧嘩する夫婦は33%いるという計算になります。

ではいったいうまく喧嘩する夫婦はなにをしているのでしょうか?

実はうまい喧嘩の仕方をしている夫婦というのは、何についての喧嘩が重要で何に関してが重要でないか?が判断できています。

そもそも
「意見をできる限り多く一致させよう」
とも思っていないのです。

なぜなら意見を一致させてしまうと、互いの強みを活かしきれません。

価値観が違っているからこそ協力しあえるのを仲の良い夫婦は知っているのです。

だから
「喧嘩をしてはみたものの重要じゃないな。」
とやめるものもあります。

疲れていたり、空腹だったり、気分が悪い時だったり、気が散ったり誤解をしたりしている時に喧嘩がおこりやすいのもありますから・・なので無駄な喧嘩と無駄じゃない喧嘩を見分ける力をもちましょう。

そもそも、ときどき議論する事は人間関係において正常で健康的な事なのです。

なぜなら気持ちや考えを表現することによって、互いが互いを理解する事につながるわけですから。

健康的な関係は意見を戦わせることができますが、人間関係までは対立さぜすにおさめて、互いの愛情を表現しあうことができます。

しかし、不健康な関係は、一方がコントロールしたり意見の不一致を攻撃に使います。

しかし夫婦が異なる意見をもっているのは普通のことなのです。

だから必ずしも喧嘩をしているからといって仲が悪いわけではないのです。

大事なのは喧嘩の仕方なのです。

だから、喧嘩ばかりなことに不安を感じる必要はありません・・それだけ喧嘩ができるのならば、それだけよりよくするチャンスがあるということ。

ストレスを貯めすぎないようにぶつかり合いましょう!

夫婦喧嘩の頻度よりも喧嘩の内容に目を向けよう

「毎日夫婦喧嘩ばかり…本当にこんなふうでいいのかな…」と不安になっていたと思いますが、夫婦喧嘩の頻度は夫婦仲には関係ない事がわかっていただけたでしょうか?

夫婦喧嘩は時にお互いのキズナを強くすることができます。

なので、夫婦喧嘩をする時は

  • 互いに傷つけあうような喧嘩になってしまっていなか?
  • 議論として成り立っているのか?

この2つを意識し、意見を一致させることに全力になるわけじゃなく、互いの違いを活かす方向に意識を向けましょう。

応援していますよ!