親の喧嘩が子供に与える7つの悪影響と解決方法

「夫婦でいつも喧嘩してるんだけど…子供に影響あるの?」
「子供の前で喧嘩しなければ大丈夫なの?具体的にどんな影響があるの?」

と夫婦喧嘩をしている夫婦ならば気になるはずです。

一般常識として親の喧嘩を見せるのは争いを目の前で見せることだからよくない事だ!と思っている人も多いしネットの記事を見てもそう書いてあるはずです。

でも、そもそも夫婦の対立はおこるものです。

どれだけしない方がいいと言ってもせざるおえないのが夫婦喧嘩ですが、では

・一体どういう夫婦喧嘩が子供に影響があるのか?
・具体的にどのような喧嘩が悪影響なのか?
・子供にどのような影響を与えるのか?

まではあまり話されていません。実際、親の育て方に対する影響が子供の一生涯に与える影響は1割ちょいくらいしかないと統計的には証明されていますから。

では喧嘩はどうなの?ような影響を与えるの?ということについてここでは解説をしていき一体何に気をつければいいのかまで大学の研究やメディアの統計によって明らかにしたのがこの記事です。

子供に悪影響を与えたくない。子供にはすくすくと育ってほしい。
と思っているのならばこの記事は読んでおくことをオススメします。

破壊的な喧嘩であるほど子供に影響する。

引用元:海外大学情報ナビ:ロチェスター大学

ロチェスター大学のパトリックデイビスは親が子供たちに害を及ぼす破壊的な喧嘩の仕方の種類は4つあると言っています。

  • 誹謗中傷・侮辱・脅迫などの言葉による喧嘩
  • 叩いたり殴ったりするなどの身体的な喧嘩
  • 無視・回避や家出・強要などのサイレントな喧嘩
  • 言われるがままに降伏(解決が一度もない)

これらの喧嘩の仕方をすると、一部の子供はマイナス的な思考や感情にとらわれてしまう可能性があがります。

中には攻撃的になったり委縮してしまって学校や家庭で問題を引き起こす可能性もあるのです。

睡眠障害や胃痛などの問題も関連し、兄妹がいるのならば兄妹の関係にも影響がでるとされているのです。

子供のストレスはある意味、夫婦関係のバロメータになっているわけです。

ありとあらゆる研究で、大体幼稚園から中学生までの夫婦関係の影響が中学1年生以降に適応問題を抱える可能性が高いとされています。

このように夫婦関係における喧嘩は子供に大きな影響を及ぼすのです。では、具体的にどのような影響を及ぼすのでしょうか?

夫婦の喧嘩が引き起こす子供への問題7選

2017年に幼稚園から中学一年生までの夫婦の喧嘩が子供に与える影響を調べた研究がChildDevelopmentに掲載されました。

その調査機関7年間追跡した結果

頻繁に喧嘩をする夫婦を両親に持つ幼稚園児は、中学1年生になるまでにうつ病は不安症や特定の行動の問題を引き起こす可能性が高くなった。

ということがわかったのです。

夫婦が喧嘩をするときに子供が直面する可能性のある問題はこれだけではなくもっとあります。

研究者がみつけた7つの事柄について紹介していきましょう。

認知能力の低下

2013年に子どもの発達に関して発表された研究では、夫婦喧嘩が激しい家に済むことに伴うストレスが認知能力を低下させる可能性があるということがわかったそうです。

研究者によると親が喧嘩を行うとき、子供は注意力や感情のコントロールをするのが難しくなるということがわかったのです。問題を解決したり、知識のインプット力、パターン分析能力なども低下します。

人間関係の問題

夫婦が攻撃的な喧嘩をしている状況に身をおく子ほど、他人に対して敵意を持って関わる可能性が高くなります。つまり、歩くのを親を見て学んだように親を見て同じ方法で兄妹の争い、友人の争いなどを解決しようとします。

家族の不和に慣れてきた場合には、年齢を重ねるごとに職場・学校などでも信頼関係を築くのに苦労するかもしれません。

行動の問題

そして、夫婦喧嘩はその攻撃性から非行や暴力、暴言、受動的攻撃によってイジメたりイジメにあったりする可能性が高くなります。場に適応するのが難しくなる可能性があがります。

摂食障害など身体的問題

いくつかの研究では、親の喧嘩が拒食症や過食症などの摂食障害と関連があるという結論を出しています。睡眠障害や胃痛や頭痛などの身体的な影響を与える可能性もあるとされています。

飲酒・喫煙・麻薬使用

これは海外文化だからこそ特に注目されていますが、研究では喧嘩のレベルが高ければ高いほど、建設的な議論ができない家族と比較して喫煙や暴飲・麻薬の使用の可能性も高まるという発見もされています。

人生を悲観的に考える

喧嘩が激しさを増す家族であるほど、家族というモノに対して否定的な見方をし、2012年の研究では、自己効力感・自己肯定感が低くなる可能性も高くなるという研究が出ています。

・・・これら夫婦喧嘩には子供に対してこれら7つの問題が引き起こされる可能性があると言われているのです。

「うわぁ~~夫婦喧嘩ばかりしてます!どうしよう・・」

と思うかもしれませんが、最近の研究では夫婦関係が劣悪でも、「よい人間関係との出会い」があればある程度のモノは改善できると言われているので「子供の先の先の将来」はあまり深く考えすぎないようにしてくださいね。

親が子供の将来を全て決めているとは言えません。

ただ、どうせならば子供にはすくすく健康に余計なストレスを抱えず育ってほしいですよね。

そのために覚えておいてほしい事があります。

夫婦喧嘩はおこります…それよりも問題なのは。

夫婦喧嘩が子供に結構な影響をあたえているのはもうお分かりかなと思います。しかし、どれだけ夫婦喧嘩が子供に悪影響を及ぼすといっても共に生活をする夫婦。

全く違う遺伝子で全く親から産まれ育った二人が対立ゼロなんてありえないしのです。

喧嘩をゼロにするのはそれはそれで問題です。

そのため夫婦喧嘩はおこりえるもので、どれだけ隠しても隠しきれないわけで、それよりも問題なのは「どういった夫婦喧嘩をするのか?」なのです。

つまり喧嘩の仕方が一番の問題なのです。

喧嘩の仕方が破壊的であればあるほど子供への悪影響がおこるので以下の5つはできる限り減らすようにしましょう。

  • 侮辱・・・・・・・軽蔑・否定的批判
  • 脅威的な放棄・・・離婚宣言・脅し
  • 物理的攻撃・・・・暴力・モノに当たる
  • 議論から撤退・・・逃亡・無言・無視
  • 即時降伏・・・・・すぐに謝る・土下座する

これらはできる限り避けた方がいいです。これらを避けるだけでも子供にとってはかなり快適になることができるでしょう。あなたのお子さんは親の問題解決スキルや感情をコントロールのスキルを学ぶ事になりますからこれらはしないようにしましょう。

そしてもう一つ。

まだ夫婦喧嘩がうまくいかないときには、子供にたいして「同じことをしても大丈夫」だと思われないためにも、まだまだ自分は対処がうまくないことやパートナーの良くない行動はしないほうがいいということを教えてあげてください。

そうでないと、おそらく子供は他の人に対しても夫婦のマネをしても大丈夫だと思ってしまうでしょう。

子供に良い影響を与えましょう!

さていかがでしたか?子供は普通は夫婦に対して自分なりに解決の手助けをしようとして「いい子」になったり「悪いことをする子」になったりしますが、夫婦の問題は基本夫婦にしか解決できません。

そのため、あなたとあなたのパートナーの次第です。

もう歯止めがかけられない場合は別居などをしてよい環境をつくってあげることも大事かもしれません。離婚もありかもしれない・・なぜなら両親が離婚した場合と喧嘩が激しい夫婦の間にいる場合ならば、、後者のほうがストレスが多くなる可能性があるからです。

ですから、もしあなた達夫婦が喧嘩があまりにも激しいことに気付いたら子供たちのためにそれはマイナスになる可能性があるということを知っておいてください。

「じゃあ、明日から喧嘩するのをやめて我慢しよう。」

という人もいるかもしれませんがそれはそれはもっと危険です・・そこら辺に関しては下記を見てみてください。かなり驚かれると思います。