「うちの妻がうつ病っぽいんだけど本当にうつ病だったらどう接すればいいんだろう?」
「うちの妻がうつ病だったらどうすればいいの?離婚すべき?」
などなど、妻がうつ病だけどどうすればいいのかわからない・・
自分はうつ病になったことがないからどう対処すればいいのかわからない・・
と思っていませんか?
かくいう僕自身も昔はうつ病で半年間引きこもり何もできず、常に自分は無価値な人間だと思っていた一人です。
しかし、今となっては全くその気配はありません。
そしてうつ病に関しての相談とかもうけるようになりましたが、うつ病の治療はプロに任せるとして、まずこれだけは覚えておいてほしいのは「うつ病の妻」のそばにいるあなた自身もうつ傾向が高くなるということです。
そのため、まずあなたがすべきなのは「自分の心を自分でケアできるようになること。」これが第一です。
と言っても離婚をしましょう!と言っているのではありません。
そうではなく原因を知って自分を守りながら適切な対応をしましょうね!ということです。
その結論、離婚になったとしてもそれはそれでいいと思います。
場合によっては離婚をしたほうがうつ病から回復する可能性さえありますからね。
ということで、この記事では
- あなたの妻がうつ病かどうかをセルフチェックするためのセラピストが使ってる診断シート
- あなたがどう対処するべきか
を考える素材を提供していきます。
妻はなぜうつ病なのか?
さて、なぜ女性はうつ病になるのでしょうか?その理由は確かに人それぞれだと思うかもしれません・・。
ただ言える事はほとんどの女性は「産後」「子育て」の段階でうつ病になる傾向が高いです。
もし、それ以外ならば夫婦関係や親子関係に何らかの問題がある可能性がありますが、基本的には子供が産まれてからがスタートになります。
多くの女性は「母親ならばこうすべきだ。」というルールをもっていますし、そういう事を言う人が沢山います。
●家事や育児は女の仕事で旦那が給料が少なければ共働きをすべきだ。
このような何らかの暗黙のルールが未だにあるのが現実です。
このようなルールがあることによって、それができない事に悩んだり、責任の重さにやられアイデンティティーを崩壊させることによってうつ病を発症するケースが多いですね。
昔ならば、同居が当たり前だったので、子供も家族みんなで育てるという風潮がありましたし、近所の人や町の人達が助けてくれたり…と一人ですべてを抱えなくても済みました。
しかしながら現代は核家族で、旦那さんも仕事で夜遅くまでかえって来ない、実家から遠く離れたところに住んでいる、という環境なので、助けてもらうというのが実質難しく一人でなんとかしなければならない…という時代です。
しかも、母親の仕事を減らすためにお手伝いさんを呼んで対応をする、子供を1日ナニーに預かってもらうという柔軟性さえを持ちにくい文化です。
ただでさえ孤独ながらにがんばっているのに誰も賛美も与えないし、それどころか「お前は家にいて子供とゴロゴロして楽でいいよな~」とジャッジされてしまう・・
このように考えると、主婦の仕事は子供が産まれてからそこらの忙しい経営者以上の労働力になるので、ストレスが積み重なりうつ病になってしまうのは致し方ないことでもあります。
経営者ならば自分がやりたくてやっているかもしれませんが、女性の場合は必ず全て自分でやりたいと思ってやっているわけではないことも含まれますしね。
特に真面目な女性で献身的であるほどうつ病になりやすいので、旦那さんはしっかりと精神的にも現実的にもケアしてあげないとうつ病は加速してしまうかもしれないのです。
うつ病なんかで離婚をすべきか?
「うつ病自体が離婚に直接つながるわけではない」と専門家は言いますが、うつ病に対処しなかったことによって離婚をする場合があります。
つまり
「妻がうつ病になったから離婚しました。」
というよりも
「妻がうつ病に距離が出来て浮気をしたから離婚をした。」
というほうがほとんどみたいですね。
このように、うつ病によって他の問題を引き起こして、それによって離婚をするケースが多いと南カリフォルニア大学の名誉教授であるコンスタンス・アーロンズ博士は言っています。
ほとんどの場合妻のうつによって夫の仕事に影響が出たり、金銭的な問題を引き起こしたり・・・そこから違う問題に連鎖しているのです。
でも、メンタルヘルスの専門家達はうつ病に対処すれば希望があるどころか夫婦関係そのものがよくなる可能性があると言っています。
こうやって考えると、うつと向き合い妻とよりよい関係を作っていくためにコミットできる人は離婚せず、結婚よりも妻よりも大切なものがあるという人はいち早く離婚をするのがいいのかもしれませんね。
2週間でチェックするうつ病診断
実際、ほとんどの場合妻がうつ病ではないか?と気付くのは旦那さんですが、そもそも女性は男性とは違ってホルモンバランスによって精神が不安定になるものなので素人ではなかなか判断は難しいです。
そこで、家族療法士であるジルマレー博士が用意した簡易的にうつ病をチェックできる「うつ病の兆候を判断するポイント」をシェアしますね。
- 好奇心(興味や喜び)の喪失がおこっている
- 食欲または体重増加の変化
- 不眠症または睡眠時間が長くなる
- 落ち着きのなさ
- 倦怠感
- 考えたり集中する能力の低下・または優柔不断
- 過度な罪悪感
- 死や自殺について考える事を繰り返す
チェック方法は、2週間観察してこの中の5つの特徴に当てはまる場合はうつ病である可能性があるので病院につれていきましょう。
糖尿病や癌のようにうつ病も病気です。
誰かを責めても影響をされすぎてもうつ病は治ることはないし、人間関係に長期的な悪影響を及ぼす可能性があるので早めの治療が必要になります。
妻のうつ病を支え離婚を避けるために…
うつ病は頭痛の時に頭痛薬を服用すればいいというほど簡単なものではありません。
そのため治療の過程では「自分自身のメンタルの状態」を維持しながら忍耐強く協力的である必要があります。
人によっては必ずしも簡単ではないかもしれません。
なのでここで大切になってくることが、自分ひとりでなんとかするのではなく、医師に相談をして指示をもらいながら、あなた自身も運動・処置・セルフケア対策を行うことを忘れないということです。
というのも、研究ではうつ病で苦しんでいる本人の配偶者もうつ病のリスクがあがるとされています。
妻を愛しているからうつ病を一緒に乗り越える、という感覚よりも「時に自分のことも第一に考えられる」というような考え方のほうが精神衛生上いいですね。
そのため一人の時間を作りましょう。
また、誰か頼れる人がいるのならば協力してもらってください。
そして何より一度コミットしたら諦めないでください。
うつ病を通じて夫婦関係そのものが見直されて、より深い関係・より良質な人間関係になることができたというケースも沢山あります。
そのためにも先ほどから言っているこの3つは必ず意識しましょう。
- 自分を第一に考えられる余裕をもつ
- 一人の時間をもつ
- 誰かに頼る
うつを乗り越えてしまえば他の困難なんてもっと楽に乗り越えられる!となりますから頑張ってくださいね。
まとめ:妻がうつ病になったら…支えながら距離をとる
この記事ではあなたの妻がうつ病になった時、どう考えどう対処をしていけばいいのか?を考えるためのありとあらゆる情報をお伝えしました。
最大のポイントは「支えながら適度な距離をとること」です。
心の治療は専門家に任せて、家の事などをしっかりとやっておき妻の負担をしっかりと減らしてあげましょう。
そして、あなた自身の心を休めるための活動をを忘れずに。
その中で一度別居したり、離婚したり・・それが必要ならばそれはそれでいいかもしれません。
あなたの奥さんのうつで最も影響をうけるのはあなたではなく子供なので、そこも考慮に入れて選択をしていってくださいね。
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あやかさん
これまで気づかなかったものの見方や心の持ち方を教えてもらいました。これからも引き続き参考にさせて頂きたく思います。ありがとうございます。
ゆいさん
このメルマガを知る前は、なぜ私はこの人と結婚してしまったのか、なぜこの義両親と付き合っていかなければならないのかをずっと悩み続けていました。離婚したい旨を話したことも何回かあります。でも、メルマガを読みながら、少しずつですが、トレーニングを始めています。
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みきさん
毎度なるほど~と、頷きながら読ませていただいてます。変わりたいとは思いつつもやはり、相手の態度、発言にイライラしてしまいます。が、前とは完全に違うところがあります。やって欲しいことをやってもらえない時、前にも頼んだのに自らやってくれない時イラっとした後、まぁ、こういう人なんだ、自分と考えが違うだけなんだ、じゃぁ、やって欲しいとお願いしてみよう!と、思えるようになりました。
やすさん
まだまだ試行錯誤、暗中模索な毎日ですが、本当に日に日に、今までは何とも思わなかった、当たり前だと感じて来たことに、感謝が湧いてくるようになっています。心の状態としては格段によくなっています。