「モラハラって治るものなの?どうせ治らないでしょ?」
と疑問に思っているあなた。
もしかしたら、あなたがモラハラをされている側で子供がいたり、まだ好きな気持ちがあるからと希望があるかどうかを知りたい。
または、自分自身がモラハラをしているんだけどやめようとしてもやめられず困っている。
どちらかは私にはわかりません。
確かに一般論としてモラハラは治らない。
といわれていますよね。
でも、脳科学や心理学的に考えれば治らないほうがおかしいのです。
しかし、当然ですが
”難易度”
は存在します。
そこでこの記事では、あなたがあなたがモラハラに対してどう対処を決めるために、
あなたにとって治るモラハラか?治せないモラハラか?
この判断基準となる難易度のお話しをしていきます。
本当にモラハラは全員治るの?
モラハラは治すことができるのか?と言われたら原理的には治すことは可能ですが、全員が治るの?と問われたらNOです。
それはもうお分かりのとおり、モラハラの背景にあるものが根深い場合はかなりハードルが高いからです。
例えばですよ。
・本人がモラハラを治す動機がない。
・モラハラ行動が正しいと思っている。
場合は、まずはこの動機を生み出すところから始めないといけません。
また、
・幼少のころからモラハラ家庭で育ち60年以上すべての人に対してモラハラ的な性格特性ダークトライアドを持っている。
場合はかなり難易度はあがります。
しかし、これまでモラハラなどしたことがない人の場合は大体の場合はあなたの言動が少し変わるだけでなくなるのです。
つまり、モラハラの難易度というのは、
・承認欲求の強さ
・モラハラ歴
・他人に対する対応
によって変わってくるのです。
そして何よりも
・モラハラを治す側のコミットメントの強さ
によっても変わってきます。
そのため、モラハラを治せるかどうかは全てあなたの本気度とパートナーによって変わってくるのです。
でも、こんなことをいうと・・
「いやいや、私の場合どうすればいいの?治るのならばなんとか頑張れるけど治らないなら離婚したいのに・・・決められない。」
と思いますよね。
しかし、安心してください。
その答えは最後まで読めばハッキリと納得してもらえるはずです。
モラハラを治す行動をすべき2つの理由
まず大前提としてとても大切なお話をします。
それは、9割以上の人がモラハラを治すためのアクションをおこしたほうがいいということです。
これには明確な理由があります。
たぶん、あなたはこれまで家庭を守るために自らを犠牲にして我慢をし暮らしてきたはずです。
下手すればロボットのように感じたでしょう。
そんなのがこれ以上続くのならば耐えられない。
解決するために、モラハラ行動が強くなって暴力に変わる恐れを抱えたくない。
治るのならばいいんだけど、治らないなら・・
と思っていますよね。
しかし、それでも解決に向けての行動をおこしたほうがいいのには以下の3つの理由があるのです。
1.関係値最悪で離婚をしないため
モラハラをうけていてこれ以上耐えられないから離婚。
もし、お子さんもおらず一人でも生きていける経済力があるのならばいいでしょう。
しかし、モラハラをうけて離婚をする場合。
大体の場合は対立関係にありますよね。
そんな関係が良くない中で、離婚をすれば確かにモラハラはされなくなります。
しかし離婚の過程で争いはおこるのです。
どれだけ裁判で勝って離婚を成立させることになったとしても、9割り以上の夫婦が
・養育費
・慰謝料
を支払われないケースが多いことをご存じですか?
つまり離婚後に経済的に困難に陥る可能性が高くなるということです。そして、お子さんがいる場合は親権争いにもなります。
そして争いが劇化した先には・・
「片親にしか会えなくなる」
「経済的に厳しくなる」
のダブルパンチが待っているのです。
離婚自体は別にいいです。
しかし、離婚後に協力関係を結べないのは結局のところ「最悪の関係で離婚をするから」です。
もしここで、、、関係がよかったらどうなるか?
互いの負担を考えてベストな責任分担ができるのです。だから離婚を検討している場合でも良好な関係を目指した方がいいです。
そして何よりも、その過程の行動は裁判の心象をよくしてくれるという効果もあります。
2.モラハラを治せないとまたおこる可能性があるため..
あなたは今のパートナーとのモラハラの関係に悩まされているはずです。
しかし、半分ぐらいのモラハラをされている方は、同じくらい親密な関係になるとまたモラハラをされる可能性が高いです。
モラハラの関係を治せない人は、
・モラハラをまたされる可能性
・逆にモラハラをする可能性
があがってしまうのです。
これは不思議なことかもしれませんが心理学や脳科学の観点からすれば別におかしなことではありません。
逆に治すことができるようになると、モラハラをしがちな人がわかるので最初のうちに対策もできるし避けることもできます。
だから、モラハラを治す。
というのは、あなたの人間関係そのものを良好にするというメリットもあります。
この2つの理由により
「モラハラを治す行動を今おこすべき。」
だと思っているのです。
もちろんわからないでもありません。
こんな暴言を図れ否定や批判を繰り返しうけて自分を犠牲にしてきたのですから、治すための行動をすること自体がきついと思うでしょう。
「私が悪いの!?」
とまで思うこともあるかもしれません。
でもそうではないのです。
モラハラの本当の問題は、「その関係にどちらに対してもメリットが1つもないこと」なのです。
どちらかといえばデメリットしかありません。
・毎日イライラして
・誰かのせいにして
・誰かを縛らないとつなぎとめられない。
もう一方は
・真に受けて自己肯定感をさげ
・自分が悪いと自罰的になり
・犠牲が誰かのためになると思ってる。
果たしてそんな関係がよりよい関係になるのか?
なるわけがありません。
互いにとってそんなのは何も得られるものはないでしょう。だから、今からでもモラハラを治す行動をすべきなのです。
じゃあ、具体的にどうすればいいの?
モラハラを治すための5ステップ
では、具体的にどのようにモラハラ治していけばいいのか?
ここでは、私達メンタルコンサルティング協会のクライアントさん達が3カ月でパートナーとモラハラを改善した方々が実践したことをもとに心理学的・脳科学的に効果のある方法をステップバイステップでまとめました。
是非参考にしてください。
1、モラハラをしていると気づかせる。
まず最初にあなたがすべきことは、モラハラをしていることに気付いてもらうことです。
「あなたのしていることはモラハラだよ。」
と伝えるのは一つの方法ですが、できるならば相手に気付いてもらったほうがいいです。
さらに言えば、具体的に
「この行動・言動はモラハラなのではないか?」
というように、どの行動や言動がモラハラになりがちなのかを認知してもらうことが大事なのです。
モラハラをしている相手は大半の人は、自分がどの行動がモラハラになっているのかわかっていません。
たとえば、あなたや家族のことを心配していてそれを「本気」で伝えようとしているため熱がこもってしまってそれをモラハラだと捉えられてしまうという場合が多々あるんです。
そのため、「私はそれをモラハラだと受け取っている。」ということを気付いてもらうことがまずは先になります。
2、モラハラの無意味さを気づかせる。
そして続いてやるべきなのはモラハラには何の意味もない事に気付かせないといけません。
モラハラをやる人達は
・モラハラにより行動をしてもらう事
・モラハラにより支配をしていると感じられる事
などのメリットがあるからやっているんです。
しかし、これらのメリットは全くないとなったらどうなるか?
モラハラをしても意味がないことに気付くのです。
もっと言えば、モラハラを続けることが自分にとってのデメリットになると気付かせられればなおベストです。
3、モラハラ以外の選択肢に気づかせる。
しかし、モラハラ行為が習慣化している人にとっては、やめようと思っても治そうとおもってもモラハラ以外の選択肢を知らないためモラハラをやめることができません。
つまりこの段階に来てもモラハラが続くなら
「モラハラ以外の選択肢を知らない」
わけです。
そのため、ここであなたがすることはモラハラなんてしなくても、効果のある方法があるよ!モラハラおりももっといい方法があるよ!ということに気付くことなのです。
・モラハラするよりも認められる方法
・モラハラするよりもやる気を出させる方法
なんて沢山ありますよね。
彼らはその方法を知らないだけなので、まずはあらゆる手段を使ってモラハラ以外の手段を見せて「その方法いい!」と思ってもらうようにすればいいのです。
4、本人の意思を確認する
ここまできたら、モラハラをする側の意思を一旦確認してみましょう。
つまり、
・そんなにイライラしていて楽しいの?
・モラハラをしていて私達はいい方向に向かうのか?
・モラハラ行為をつづけたいのか?
もし、あなたがモラハラをすることの無意味さとモラハラをしないほうがいい関係が構築できることを示せているのならば、ここでNOという人はほとんどいません。
そりゃそうですよね。
「モラハラなんてしなくてもいい関係が作れるのならばそっちのほうがいい。」
と思うはずです。
本人がモラハラを治したい!そう思えば解決はかなり早くなります。本人の意思があればあとは練習をすればなんとかなりますのでこの段階で確認をするといいでしょう。
5、コミュニケーションパターンを変える
本人の意思があれば、あとはなんとでもなります。
共に解決する意欲があるのならば、出来るならば二人で協力し合ってモラハラになる会話パターンを改善していきましょう。
この段階になれば・・・
そもそもモラハラという現象は
・モラハラをする側の会話・感情のパターン
・モラハラをされる側の会話・感情のパターン
ということに気付いているはずです。
そのため、一緒にトレーニングができればかなり早い段階で解決が可能です。
アサーションコミュニケーション
を互いに学び実践をすれば、コミュニケーションを改善することができます。
私達メンタルコンサルティング協会では、カードゲームを通じて会話と感情のパターンを認識できるようになっていて、
・子供と親
・妻と旦那
・彼氏と彼女
・上司と部下
で行うことによって、STEP1の段階の人でもモラハラ的な行動がなくなっていきます。
そして2カ月~3カ月後にはモラハラではなく信頼関係が積みか去るような関係が構築できるようになっています。
この過程で挫折をする人は「まだ」
さていかがでしたか?
正直、私達メンタルコンサルティングでは、STEP1~3だけで9割以上の方々はパートナーのモラハラが治っています。
だから、基本的に旦那と話し合ったり向き合ったりする必要がないのです。
そして、この過程を踏むことである事がわかります。
それは・・・
モラハラを解決する意思の強さを図れるのです。
そもそも相手がモラハラを解決して良好な関係を構築する意思さえもってくれれば、モラハラは治すことはできます。
しかし、「まだ」その段階にいるかどうか?
はわかりません。
そのため、このステップを踏むことによって相手がその意思があるのかどうか?つまり「治せるのかどうか?」を判断することができるのです。
治す意思が弱ければ
「まだ」ということなので
離婚をしてもいいのです。
他の友人や知人と信頼関係を構築して待っていてもいいでしょう。あなたの人生の充実度は下がらなくてもよくなります。
そして関係も少しはよくなるので
争いの中での離婚をしなくてもよくなります。
あなた自身もモラハラをクリアできるようになる。
そのため、モラハラをもし本気であなたの人生から消し去りたいと思っているのならばこの5ステップを進めることをオススメします。
ちまたでは夫婦関係を良くするために、
浮気やモラハラ、レスなどを解決するために、
「相手を褒めましょう。」
「いい妻(夫)になりましょう。」
「耐えて我慢をしましょう。」
「家事をもっと頑張りましょう。」
「もっと話を聞きましょう。」
「怒らせないようにしましょう。」
「忘れてしまいましょう。」
「誠実でいましょう!」
「思いやりをもちましょう。」
と言い人はいますが、実はこれでは夫婦の問題は解決しないし「仮面夫婦」になり幸福な家族は築けません。
こんなことをしたって、良くなるのは一時だけ。
結局、夫婦関係自体がよくなっているわけではないし問題はまたおこるだけです。
そもそも夫婦関係の問題は全て
「ただの勘違いの積み重ね」
から生まれているからです。
そんな中で小手先の方法論を実践しても逆効果なのは当たり前の話なのです。
私達、日本メンタルコンサルティング協会は心理学、脳科学、生理学を中心とした独自のメソッドを開発する事で3ヶ月で夫婦の問題を解決してきました。
おかげ様でamazonで出版をしブログも170万人以上が集まるまでになりました。
そして、これまで
・浮気や不倫
・モラハラやDV
・無視や仮面夫婦
・セックスレス
・別居
・離婚寸前
などの離婚の危機ともいえる関係を乗り越えて幸せな夫婦関係を築いてきた方を見てきました。
また、こちらのメルマガでは、書籍やテレビでは語られていない良好な夫婦関係の築き方を公開しています。
もし現在、「夫婦喧嘩が絶えない、モラハラ、仮面夫婦、別居中、セックスレス、離婚を求められている」という場合は登録してください。
※1、2通見て違うなと思ったら解除することができますので試しにご覧になってください。
あやかさん
これまで気づかなかったものの見方や心の持ち方を教えてもらいました。これからも引き続き参考にさせて頂きたく思います。ありがとうございます。
ゆいさん
このメルマガを知る前は、なぜ私はこの人と結婚してしまったのか、なぜこの義両親と付き合っていかなければならないのかをずっと悩み続けていました。離婚したい旨を話したことも何回かあります。でも、メルマガを読みながら、少しずつですが、トレーニングを始めています。
まささん
このメルマガを知る前は、なぜ私はこの人と結婚してしまったのか、なぜこの義両親と付き合っていかなければならないのかをずっと悩み続けていました。離婚したい旨を話したことも何回かあります。でも、メルマガを読みながら、少しずつですが、トレーニングを始めています。
みきさん
毎度なるほど~と、頷きながら読ませていただいてます。変わりたいとは思いつつもやはり、相手の態度、発言にイライラしてしまいます。が、前とは完全に違うところがあります。やって欲しいことをやってもらえない時、前にも頼んだのに自らやってくれない時イラっとした後、まぁ、こういう人なんだ、自分と考えが違うだけなんだ、じゃぁ、やって欲しいとお願いしてみよう!と、思えるようになりました。
やすさん
まだまだ試行錯誤、暗中模索な毎日ですが、本当に日に日に、今までは何とも思わなかった、当たり前だと感じて来たことに、感謝が湧いてくるようになっています。心の状態としては格段によくなっています。