他人に興味を持つ為のシンプルな3つの方法

「他人に興味を持ちなさい」

と言われたことがある人は多いでしょう。

しかし、具体的にどうやって興味を持てばいいのかがわからず、困った経験があるかもしれません。

そもそも、なぜ他人に興味を持てないのでしょうか?

その理由を探ってみると、過去の経験や人間関係が影響していることが多いのです。

例えば、過度に空気を読みすぎる性格や、両親との関係などが影響しているかもしれません。

誰かに「あなたって人に興味がないよね」と言われたことがきっかけで、さらに興味を持てなくなってしまうこともあります。

そんな時、興味を持つ具体的な方法がわからず、
「興味を持たなきゃいけないの?」
と感じてしまうものです。

しかし、他人に興味を持てないことには多くのデメリットがあります。

例えば、相手のニーズを捉えられず、周囲の評価を下げてしまうことや、親密な関係を構築できないことが挙げられます。

これらのデメリットは、仕事や人間関係、恋愛や結婚など、人生のさまざまな場面で問題を引き起こしやすくなります。そこで、今回は他人に興味を持つためのシンプルな方法を紹介します。

これらの方法を実践することで、他人との関係がより良好になり、あなた自身の人生も豊かになることでしょう。

なぜ?他人に興味を持てないのか?

その根本的な原因を探せば、両親との関係やhspで過剰に空気を読みすぎるなど色々理由はあるかもしれません。

そこに関しては〇〇〇で解説していますが、本人からすれば、もともとは誰かに「人に興味を持ちなさい。」「あなたって人に興味ないよね。」というようなことを誰かに言われたのがキッカケだと思います。

でも、こう思いませんか?

そもそもどう興味を持てばいいかわからない。

興味を持つと言われても具体的にどういう言動・行動をすればいいのかわからない中で「興味を持ちなさい」と言われてもどうすればいいのかわかりませんよね。

それならば興味を持たせてよ!具体的なやり方を教えてよ!とツッコミもいれたくなるはずです。

興味がないものは興味がない。

もともと興味がないものにたいして「興味を持ちなさい」「興味ないよね」と言われたとしても興味をもてるようになるどころか、逆にそう言われる事によって余計に興味を失うのが人間です。

〇〇しなさいと言われてなんのメリットもなければやり方も教えないのに興味を持ちなさいと言われてももてませんよね。そんなことを言われると・・

そもそも人を信用していないし嫌いだ。

人そのものが嫌いになってしまいます。実際、僕のクライアントさんにはそういう人が結構います。そして・・中には人に裏切られたりヒドイことをされた経験をもっている方も結構いて、それによって余計に興味がなくなった。

というパターンも。興味というものは自然と何らかのキッカケで持つものであって、興味を持ってないことを指摘されてなんとかできるものではないのです。

他人に興味をもてないデメリット3選

しかし、他人に興味を持てない事によってあなたの人生にとってはデメリットもあります。実際、今あなたが困っていなくても長期的に考えた時に仕事・人間関係・恋愛や結婚などで「興味を持てない」ことによって問題がおこりやすくなるのも事実なのでまずはこのデメリットは知っておいた方がいいでしょう。

相手のニーズを捉えられない。

相手に興味を持っていないと相手を知りたい・理解したいとは思わないので相手になんらかの質問をしようとしなくなってしまいます。そのため・・・

・その人がどんな人か?
・何が好きで何が嫌いなのか?
・どういう価値観をもってるか?

がわからなくなってしまいます。これがわからないということは、どう接すればいいのか?危険な人か?関係をよくするためには?というニーズ(何を求め何を避けてるのか?)がわからなくなってしまうのです。

しかしニーズを知っていれば「どう対応すればいいのか?」がなんとなくわかるようになり人間関係の不和がかなり軽減するはずです。

周囲の評価を自ら下げる

人は自分に興味のある態度をとってくる人に対して「好意的に思ってくれている」ように感じるので影響力の武器でいうところの好意の返報性が働くようになります。

笑顔で興味津々に聞いてくれる人にたいして人は悪く言えないのですが興味がない態度の人に対しては「嫌われているのかな?」という不安を感じ「嫌いならばこっちも」というようになりやすくなります。

その結果、周囲の評価を自ら下げてしまいかねません。

確かに、嫌われても構わない!のならばいいのですが、好きな人や自分にとってプラスになる人に対して興味を持てないのもったいないのである程度の練習として興味の持ち方は知っておいた方がいいでしょう。

親密な関係を構築できなくなる。

知人から友人・・・友人から親友・・・同僚から仕事仲間・・・恋人から結婚。このように人間関係は相手によってより親密になって共に過ごす時間が増える人が現れます。
この親密度が増せば増すほど共有するものが増えるものです。

共に過ごす時間・共に共有するもの・共に共有する環境。

そういったものが増えるほど人と人というのは違いが出てきてそれがキッカケによって対立がうまれるのです。

その対立を減らしたりなくすためには相手の話を聞かないといけなくなるのですが・・・そこで興味を持てるかどうかは非常に重要になってくるのですが深くなるほどそれが難しくなってしまうのです。

・・・このように他人に興味を持つことができないとデメリットのほうが明らかに多いのです。「いやいや、好きな異性には興味もちますよ!」と思われるかもしれません。

でも、一生その人に興味があるなんてことはありえません。そこで日常から興味がある姿勢を少しでもトレーニングをしておいたほうがイザと言うときに役立つのです。

なのでできないよりはできた方がいい事。

であることは確かなのです。とは言っても・・・・「興味を持てないものはもてない」のも確かですよね。

それならば・・・

他人に興味を持つのはなく自分の興味があることと相手を結び付けた話題を振ろう!

これができれば、あなた自身が人に興味を持つ必要はありません。自分が興味を持っているものに集中をして、それを相手に振るだけでよくなるのです。

そもそも自分が全く興味も関心もないものを聞く。なんていうのはいい質問も出てこないし難しいんですよ。

実際、「興味持てよ!」と説教してくる人の大半が興味をもってるフリをしても・・・結局相手の話が耳に入ってないんです。

質問も浅いのでただ素振りをしてるだけなんですよね。

そして、「わかるわかる」とか口で言って、その後の自分の主張は反対意見だったとか普通にあります。そんな芸当は相当なコミュ力モンスターでない限りはうまくいかないのです。

だから、自分自身が抱えている問題や好きなモノや目標。そして人生を通じて興味をもっているものを題材にして相手に質問をすれば・・

自然と興味をもって聞けるんです。

そのため、自分自身の人生の問題点や目標や好きな事にもっと深く興味を持ちましょう。他人にたいして興味や関心をもつ必要はありません・・・しかしより自分の人生をよりよくするために自分を成長しよう!という事だけは意識してください。

それでは、具体的な方法を紹介していきましょう。

他人に興味をもつシンプルな3つの行動

その人そのものにあなたは興味をもつ必要はありません。そんな事よりもいかに相手の人生経験や価値観や考え方を自分の役に立てることができるのか?に意識を向けてください。

一見、「この人ガチで苦手な人かも?」という人でも関わらなければならないのならば

「この人の何が自分は苦手なのかな?」
「こういう苦手な人の上手な対処法はないかな?」

となれば自分のためになって興味や関心が少しは出てくるはずです。

それによって自然と相手の話を興味や関心を持って聞けるようになるはずです。では、ここでは他人に興味がない人でも他人に興味をもっているように見えてしまう代表的な行動を3つ紹介していきましょう。

自分が話したい話題を先に質問する。

相手そのものには興味や関心は持つことはできないけど、自分の話は誰かにしたいですよね。そういう話をしたいときにはその話題に関連のある話題を相手に振るのです。

例えばですよ。

⇒仕事で滅茶苦茶ムカついている人がいて愚痴を言いたい。

のならば

⇒これまで仕事でムカついた事ってないですか?

というように、自分が話したい話題を相手に質問をして聞くのです。これを相手に聞くことで相手は喜んで話してくれるはずです。そして、結構聞いたタイミングで「実は私も最近・・」というように自分の本来話したかったことを話すのです。

これだけで相手はあなたの話を好意的に聞いてくれるようになります。その理由はシンプルで「相手に話させてあげてるから」です。人は誰しも自分のことを話したいもので話せば話すほどその人のことを好きになります。

でも、色々質問考えたりするの面倒ですよね。それならば自分の話したい話題と相手が経験していそうな事を結び付けて質問をしていきましょう。

教わりたいことを聞く

身に着けたいスキルやなんらかの知識。はたまた困難な時の乗り越え方などは誰でもあるはずです。生きていれば何らかの問題があるだろうし悩みはつきものですよね。

そういう問題や悩みや学び。

に関することを相手に質問としてブツけるのです。例えば、「毎日不安で仕方ない時ってどう向き合う?」「どういう順番で勉強してる?」などでもいいです。

でもこういうことを言うと・・「その人には教わりたくないという人がいる。」「この人の意見は参考にならない。」と思うかもしれません。

その場合は・・聞くだけ聞いて流せばいいだけです。

また「弱みを握られてる気がする。」と思うのならば、自分ではなく問題を抱えているのは自分の友人だという前提にすれば問題はありません。

人は誰かに何かを教えたり自分の経験を話す事は大好きです。

そして何よりも、あなたは色んな角度からの解決策や問題の捉え方を学べる事もあるので遠慮なく教えを乞いましょう。想像外のオモシロイアイディアがでてくるかもしれませんよ。

攻略法を知るために聞く

もし、あなたがその人のことが好きで仲良くしたかったり、気に入られたかったりするのならば・・・その人に好かれる方法や気に入られる方法を知るために質問をしましょう。

つまり相手の攻略法を知るのです。

一般的には「趣味は何?」「休みの日は何してる?」などが代表例ですが、「今まで一番心動かされた人は?」「最も苦手な人は?」というような質問もありです。

相手を知る事は相手を攻略する事につながる。

というのはビジネスの世界では当たり前ですけどこれは誰かに好かれるためにもすごい大切なことなので攻略法を知るために色々質問を投げかけていきましょう。

ちなみにこれは嫌いな人や苦手な人。どうしても興味をもてないけど関わらなきゃいけない人でも一緒です。攻略法を知れば楽に生きられるようになるので是非試してみてくださいね。

最後に

他人に興味を持つことが難しいと感じる人でも、今回紹介したシンプルな方法を試してみることで、人間関係の質を大きく向上させることができます。

まず、自分が話したい話題を先に質問することで、相手に興味を持たせることができます。

これにより、相手も自然と話しやすくなり、あなたに対する好感度も上がるでしょう。また、相手から教わりたいことを聞くことで、新たな知識やスキルを身につけることができ、さらに関係を深めることができます。例えば、「毎日不安で仕方ない時ってどう向き合う?」といった質問をすることで、相手の経験や視点を知ることができます。

さらに、相手の攻略法を知るために質問を投げかけることで、相手との関係をより良好にすることができます。趣味や興味について尋ねることで、相手を理解しやすくなり、親密な関係を築くことができるでしょう。

これらの方法を実践することで、他人に対する興味を自然と持つことができるようになります。

最終的に、他人に興味を持つことは、自分自身の成長や人生の質の向上にもつながります。

興味を持つことが難しいと感じるかもしれませんが、少しずつ実践していくことで、自然と他人に対する関心が芽生え、人間関係が豊かになることでしょう。ぜひ、今回紹介した方法を試してみてください。

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