「言い訳をやめたいけどやめられない・・・どうしたらやめられますか?」
自分で言い訳をしていることはなんとなくわかっている。しかしどうしたら言い訳をなくすことができるかわからない・・なぜ言い訳をしてしまうのかわからない・・。
と悩んでいませんか?
確かに言い訳ばかりしていると、あなたを勇気づけようとしている人の気分を害するだけでなく、あなた自身もなんの結果も出せないままになってしまいます。
口だけはでかくて現実は何も変わらない。
なんてことにもなりかねません。
しかし、そんな言い訳だとわかっていてもしてしまうのはなぜでしょう?それがわからないと解決することもできません。そこでこの記事では・・・
・人が言い訳をする心理学的理由
・言い訳ばかりするとどうなるのか?
・言い訳をなくすための具体的な方法
を解説していきます。言い訳と言ってもその言い訳があなたの人生にとってプラスになるものとそうでないものもありますので是非この記事を読んで無駄な言い訳を減らすようにしましょう。
言い訳をしてしまう9つの理由
あの人は言い訳多いよね・・・と言う人がいてそれが悪いみたいなことを言いますが、とは言っても言い訳をしてしまう人からすれば「してしまうんだから仕方ない」と思うでしょう。
やめたいけどやめられないはずです。
では、そもそも言い訳というのは何が理由でおこるのでしょうか?その理由は実は人それぞれ違っていて個人個人の状況や直面している課題によって変わってきます。
しかし以下の一般的な8つの理由のどれかだと思うのでまずはあなたが言い訳ばかりしてしまう理由を知ってください。理由を知らないと解決策なんてわかりません。
理由1:過去に恐れを経験してる
恐怖感は、私達人間にとって「現在の居心地のいい場所」にとどめる効果があって、未知の方向に行動をするのを防ぐ効果があります。
例えば、蛇を見たら「ヤバイ!」と思ってその場からそそくさと逃げるというのは正に恐怖の効果です。
しかし、自分の人生においてこの恐怖感が邪魔になるのです。情報が不足している状態なのにも関わらずシャットアウトしてしまいます。
理由2:失敗したくはない
今現在、自分が実現していない目標や解決できていない問題を実現するためには当然ですが失敗をします。新しいことを試みたりすれば失敗の可能性はあるのが普通です。
しかし、失敗して実害が大きいのならば・・言い訳をしてもいいかもしれませんが人生が終わるほどでもないのに「失敗を恐れて言い訳をする」のならば失敗を気にしすぎです。
すべてが期待通りに進むことのほうが少ないしリスクだって自分次第でいくらでも減らすことができるのです。
理由3:「わからない」が怖い
人間は未知なものに対して嫌いや恐怖にも似た感情を感じると言われています。そのため言い訳が多い人は「わかってない」という事が嫌いだったりします。
だからといってわかろうともしないのでこれがなかなか難しいところです。「わからない」に対して好奇心をもつことが出来ない人であるほど言い訳はどうしても大きくなりがちです。
理由4:目標を持たない
言い訳が多い人であるほど、具体的で測定可能な目標をもつ習慣がありません。そのため言い訳が多くなる人というのはこれまでの人生の間で何らかの願望や問題を通じて「目標を設定する」ということをしていない。
また設定して忘れていって意味をなさなかった方が多いです。例えば、今週は糖質を〇%減らすというように目標を明確にしましょう。
理由5:間違いを怖がりプライドが高い
人間は誰しも自分は正しいと思い込みたい生き物です。しかし、その反面間違いを怖がり間違いを認めたくないというプライドが働きます。しかし、間違いは本来価値があるのです。
間違いをすることによって失敗する方法を学べるのです。しかし、その間違いを怖がり認めたくない人は言い訳をすることによって行動しないことによって間違いがおこらないようにすることができるのです。
理由6:自分と他人を比較する
仕事でも人間関係でも・・・友人と遊ぶときでも。必ずといってもいいほど上手くできる人もいれば上手く出来ない人が現れます。そして、それを比較をして評価をしてしまうのです。
そこで上手くできない側に立った時は言い訳をしやすくもなるし、そもそも何かを始めようとするときにこの比較をされる事を恐れるから何もしないために言い訳もしやすくなるのです。
理由7:保守的
人は出来る限り自分に対する危害から身を守りたいという防衛本能が働き、それが強くなると保守的になります。保守的になるとまず最初に自分の身の安全を優先的に考えてしまうのです。
そのため基本的にやらない・できない言い訳をしていたほうが自分を守れるのです。もちろん懸命な判断ができる場合もありますが・・・ほとんどの事はその保守性が自分の人生の妨害になる可能性があがってしまいます。
理由8:リソース・知識不足
何かを始めるとき・・・何かを解決するとき・・・言い訳をすると実現するための障害になりますが、実現の可能性を高めるリソースや知識がゼロの状態で言い訳をしてしまうのです。
しかし、リソースや知識があれば実現可能性が高いか低いか?を判断できるようになるのですが・・・知識を得よう・リソースを洗い出そうとしないので言い訳が出てくるのです。
理由9:自分のやり方ファースト
言い訳をしがちな人であるほど、とても頑固で自分のやり方に固執している傾向が高いです。例え結果が出ていなくても自分は自分!という考えをもっているのですがそれでうまくいかないのならば、上手く言っている人を参考にすればいいのに・・・それができないのです。
なぜ言い訳をやめる事が重要なのか?
となぜ言い訳をするのか?その心理学的な理由を紹介してきましたが見てもらえばわかるように言い訳を続ける人ってイヤな人なような気もしますよね。
しかし、メリットがあるのも事実なのです。
なぜなら、言い訳を続けていれば現状維持を続けていけばいいので、頭を使うこともないし同じことを繰り返しおこなっていればいい・・・そして時代や社会のせいにすることができて自分を守ることができる。
わけですから。
それはそれでメリットなのです。
しかし、よく考えてみてほしいのです。
誰かにどう思われるとかそんなのどうでもいいくらいあなたの人生全般にとって大きなデメリットがあるということを・・・
#1.言い訳は自分の可能性を閉ざします。
あなたが言い訳をするとき。あなたはあなたの人生の可能性に目を向けることはできません。
なぜなら「できない理由」「無理な理由」しか出てこないわけですから「できる理由」を探す事はできないのです。そのため何のチャレンジもせず目標の達成も問題の解決もできなくなってしまい可能性を一切切り開くことができなくなってしまいます
#2.言い訳は後悔を生み出します。
言い訳をするということは何もしない現状維持を続ける事です。そのため言い訳をする人は「やりたい・やりたくない」事に対しても行動しないままになります。
その結果「あの時やりたいことをやっておけばよかった。」という後悔をする事になり、死ぬときに後悔する事5位の「やりたいことをやらなかったこと」のとおりになってしまうかもしれません。
#3.言い訳は成長を妨げる
今の自分に挑戦をし成長をするためには言い訳は邪魔になり、言い訳が怠惰につながります。あなたの言い訳はあなたがもう二度と失敗しないためにものですがそれは成長を妨げるものでもあるのです。
#4.言い訳は誰かの可能性を潰す
そして、それは誰かの可能性や成長さえも阻むことにつながります。
言い訳をする人は「できない理由」「無理な理由」を考える習慣ができているのでそれは誰かに対しても同じような対応をしてしまうのです。更にたちが悪いの”あなたのために”と言ってしまうところ。それを伝えるのならばできる可能性も示すべきではないでしょうか?
#5.言い訳は子供に悪影響を与える
そして、他人にたいしてもそれならばいいのですが、あなたの子供にたいしても彼らの努力と成功をして自信をもつことを望んでいるでしょうが・・・あなた自身は言い訳の生活を送っていてるのです。
その背中を見た子供はどう思うでしょうか?影響をうけないでしょうか?与えられる可能性はかなり高いです。
もし、あなたがこれを見ても言い訳をやめたくない!続けたいのならばそれでもいいでしょう。
しかし見てもらえばわかるように。
あなたにとってデメリットが多そうだなと思うのならば、次の言い訳をやめるための10のステップを紹介するのでやっていきましょう。
言い訳をやめる10STEP
なぜ人が言い訳をするのか?その理由と言い訳をやめることが重要な理由がわかったところで、具体的に言い訳をやめるための方法を13のステップにまとめました。
STEP1.他人と比較をするのをやめる
特にあなたが達成したいことを既に達成している人や同じタイミングで始めてうまくいっている人などと自分を比較するとき。そのほとんどの場合は、自分の長所ではなく自分の短所にフォーカスをあてているはずです。
その自分のダメな部分と比べた場合。あなたは自らの敗北をし絶望感や無力感を感じるはずです。
例えばあなたが、新しい言語を学びはじめていて、同じタイミングで学んだ人のほうが明らかに素早く流暢に話すことができるようになっていたとしたら・・・自分はセンスや能力がないと絶望をしてしまうのです。
しかし、実際のところはその人は以前からその言語の下積みができていただけだった。ということもあるわけです。
でも、それを知らないあなたはその時の自分と相手を比較してしまっているわけです。他の人がもともとの前提知識がどれくらいで?何を考え?どう学んできたのか?認識していないのです。
そんな中途半端な比較をしてしまうのならば・・・比較をせず自分自身に集中をしたほうが絶対にマシです。
そして何より・・・
STEP2.未知に突っ込む
私たち人間は、現在どれだけ大変で辛かったとしても、それ以上に「わからない」という未知のことを恐れ悩みます。リスクを警戒し、たとえ未来に利益がありそうなことでも、現状維持のほうを良しとする傾向があります。
これが、新しい趣味や新しい問題、新しい目標にたいする行動を遅らせてしまったり歯止めをかけてしまいます。
その結果「わからない」ということを言い訳にしてしまうのです。
しかし、未来と言うのはそもそもわからないものです。それを言い訳にしてしまうということは、その人の未来の可能性を自ら切り開くことはないと相手にも思われてしまいます。
それどころか、言い訳ばかりして自分の成長や可能性を切り開くことが一切できなくなるのです。確かに誰だって100%うまくいくことはありません。
しかし多くなリスクさえ背負わないのであるのならばチャレンジをしたほうが人は成長するのです。そこに言い訳をしているのならば「どうすればできるのか?」「リスクを減らせるのか?」を考えるほうが絶対にあなたの人生のプラスになるはずです。
STEP3.他人を否定するのをやめる
何らかの言い訳をする人は本人は「できない理由」を言っているだけに過ぎないと思っているかもしれませんが、それは相手に対する非難につながります。
例えば、
・比較をして相手のほうが優れた結果を出している場合。
⇒その人の前提や努力の仕方などを知りもせずにセンスや才能で終わらせる事によって相手を非難している事になる。
・未知のことにチャレンジしている人に対して
⇒言い訳が普段から当たり前になってる人はできない理由ばかり並びたてやすくなり結果的に相手のチャレンジを非難することになる。
というように知らず知らずのうちに非難をしていたり、逆に自分の自信を失わないために悪い部分にフォーカスをしがちになって気づかぬうちに非難をしていることがよくおこります。
はたまた転落した人を見る事で安心感も感じやすくなり不平不満も多くなります。そのため、これらはやめたほうがあなた自身の言い訳の数もかなり減らすことができるようになるでしょう。
STEP4.責任を負う発言をする。
ここまでの準備ができたら・・・言い訳ばかり出てきてしまわないような状況を自分で作ってしまいましょう。言い訳をしてしまうのは「自分が責任を負わなくてもいい状況」がそこにあるからです。
しかし、自ら責任を負わなければならない状況を作ってしまえば言い訳なんてできなくなります。責任には2種類あります。
1. 直接的な責任
2. 間接的な責任
直接的な責任はリスクが大きいので間接的な責任を使いましょう。会社の中で「〇〇を達成します!」と宣言する!友人の相談に対して「ここまで一緒にサポートする!」と宣言する!というように何かを宣言するのが一番いいです。
STEP5.実現するために毎日行動する
言い訳ばかり出てくる人であるほど、言い訳をいう時間を無駄にして行動をしません。そのため何らかの目標や宣言をしたらそれを実行するために行動をおこしましょう。
大きな目標であるといいですが、まずは小さなところからでもいいので「これまでできなかったことを宣言して行動に移しましょう。」言い訳なんてしている暇がないくらいに行動ができるようになればベストです。
言い訳を本当の意味でなくしたいのならば行動をし達成をする事です。行動をおこすことはその最初の一歩になるでしょう。
あなたは時間を言い訳に副業を避けてきましたか?お金を言い訳にジムにいくのを避けてきましたか?その言い訳で咲けてきたやりたいことでもいいので行動をおこしましょう。
STEP6.達成可能な目標を設定する
大きな目標を設定すると、どこから何を初めてどの順番でどれくらいの期間でそれが達成可能なのか?がわからなくなり混乱をすることで言い訳も沢山でてきやすくなります。
そして諦めやすくもなります。そうでなはなく達成の可能性の高い小さな目標に分割をすることによって言い訳を減らすことができるようになります。
そのため、あなたがもっている大きな目標につながる最も小さな目標を達成しましょう。できるならば言い訳を一桁になるレベルにまで落とせるとベストです。
例えばあなたがマラソンを走りたいとしましょう。しかし、それは遠いのでまずは1キロから毎日走れるようになるという目標に変えれば達成可能性の高い目標になりますよね。そしたら5キロというように増やしていけばいいのです。
STEP7.失敗を分析し改善する
過ちや失敗やミスをそのままにしてしまった状態でいると言い訳が多くなりますが、そのうまくいかなかったことを分析してそれが将来どのように改善できるかを理解する事で言い訳を減らすことができるようになります。
そして、目標を達成するまでの間の失敗も分析をして改善をすることによって学習の機会になり結果的に解決につながるのです。
これができるようになると言い訳はかなり減るようになります。
言い訳というのはできない理由ですが、できる道を自ら見つけ出したあなたは、できない言い訳が出てきても自然と頭の中で「じゃあどうすれば改善できそうか?」ということが自然と頭に浮かぶようになります。
そうなったらもう言い訳のスパイラルからはかなり逃れられるようになるはずです。
STEP8.自分の弱点に集中しない
先ほども言いましたが、人はポジティブな情報よりもネガティブな情報のほうが意識が向きやすいと言いましたが、、、同じように自分自身の弱点に目がいってしまいます。
そして、誰かの強みにも目がいって自分の至らない部分に目がいってしまうのです。
そうではなく・・・自分の強みに目をむけ弱みには目を向けないようにしてください。
STEP9.自分を信じる
あなたが何かにチャレンジをしたとき、目標や問題解決のために進んでいる時にあなたはどれだけの言い訳を思いつきますか?そして、その言い訳を言った時に周囲の反論に対してどのような言い訳を伝えていますか?
その言い訳の中には「自分にはできない。」
という言い訳がでてくるはずです。そこで必要になってくるのが自分自身を信じる力です。
そして、この自分を信じる力をどれだけもてるかどうか?が自分が望む結果を達成することができるかどうかを分かつ最も重要なファクターになります。
例えば貯金をためたいけど、「自分は貯金ができない性格だ!人間だ!」と思っていると、努力をどれだけしても無意味になりますしそもそもやる動機もなくなります。しかし、それが目標を達成する過程で必要になる事があるのです。
そういった障害がおこったときまでに、いかに日常から自己肯定感を高め自信をつけているのか?がポイントになってきます。
STEP10.完璧にやらない
目標を達成したり問題を解決したりする時、必ずしも成功するわけではありません。目標やタイミングによってはうまくいかないこともあるでしょう・・・。
小さいところで言えばやると決めた事ができない事もあるかもしれません。
しかし、覚えておいてください。
完璧にやる必要はないということを・・全てを完璧に実行しようとすると今度は出来なかった時に自分を過剰に責めることにつながりますから・・・
失敗やミスを素直に受け入れればいいです。
そして、その後に失敗から学べばいいのです・・・毎日できなかったのならば「3日続けられた!」「では、4日続けるにはどうすればできるようになるか?」というように思考をしていきましょう。
しかし完璧にやろうとしできないと・・・
自分を攻め、怒りやすくなり欲求不満も貯まりストレスを感じてしまい余計に先延ばしに繋がる可能性があがってしまうのです。
そうではなく、人間なんだからできないこともあるよ。
ということを素直に認めてあげましょう。
最後に:自分の目指すものと自分の可能性を信じる力
さて、ここまで言い訳がいかにあなたの人生をよくない方向に導くのか?そしてなぜ人が言い訳をしてしまうのか?そしてどのように言い訳をなくしていけばいいのか?について解説をしてきました。
これらは確かに重要です。
しかし、それでも人は言い訳をするものですが、言い訳をしていい事としてはいけないものがあなたの人生にはあるはずです。
それは何か?というと・・・
・自分が目指しているものに関連するもの
・その目指しているものを自分が実現できる事
この2つを強く信じ従うことを決意すれば自然と言い訳なんてしなくなるはずです。しかし、どれだけ目指す目標ができてもそれを実現できることを信じなければいけません。
もし、あなたがそのような自分を信じる力を手に入れたいのであるのならば・・・下記のメール講座に参加してください。