思い込むとそうなる!バーダー・マインホフ現象とは?

「思い込みでそうなるっていうじゃないですか!?」

とただ思い込むだけでそれが現実化するという現象をバカにする人もいるかもしれません。

しかし、これは本当にある心理現象です。

この心理現象を、バーダー・マインホフ現象と言います。

数々の心理学者達も「思い込みの力」こそが人生を形作ると証明しているので別に非現実的な事ではありません。

この心理現象を活用すれば、あなたの人生をもっと豊かな方向に現実化することもできるはずです。

そこで、この記事では

思い込むとそうなるというバーダーマインホフ現象。

この現象の秘密に迫っていきたいと思います。

バーダー・マインホフ現象とは?

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バーダーマインホフ現象というのは、あなたが気付いたことや学んだことが、突然どこにでも現れているように見えるという現象です。

周波数錯視とも呼ばれています。

わかりやすい例でいうと、、、

例えば、あなたが新しい自動車のモデルについて知った時。突然、道路やCMでその車のモデルが目に入るようになる。

また近所の人がその車を購入するなど、あらゆる所でその車を目にするようになるという現象です。

用語の由来
バーダー・マインホフ現象の名前の由来は1970年代に活動した西ドイツのテロ組織「バーダー・マインホフ・ギャング」にちなんで命名されました。

 

思い込むとそうなるを実現する2つの認知プロセス

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バーダーマインホフ効果は、心理学的に2つの認知プロセルが含まれているとされています。

1.選択的注意
2.確証バイアス

この2つが揃ったときに正に思い込んだらそうなるという現象を引き起こしやすくなるのです。

1.選択的注意

選択的注意というのは、選択肢が沢山ある中で1つの情報にフォーカスをする現象です。

・何か新しい情報を学んだ時
・選択肢が沢山ある状況の時


に興味深いと感じるものを見つけた時。1つの情報を重要だと認識した時に、脳は積極的に考えようとしなくても無意識にその情報を探し始めます。

例えば、新しい単語を学習してある単語に強く興味を持った時。無意識のうちにその単語を探し、本・記事・会話の中でその単語に気付きやすくなるのです。

2.確証バイアス

確証バイアスとは、一度自分が思い込んだ情報を強化する情報ばかりに目が行き、そうでない情報は軽視する認知現象です。

・信じたい情報を強化する情報を探す
・信じたくない情報には目を向けなくなる


つまり、1つの情報を重要だと認識したり興味をもった場合には、その情報を裏付ける解釈のものしか見なくなるのです。

そのため、車や単語が実際に頻繁に登場しているわけでなくても、その単語や黒魔を頻繁に目にする機会が増えたかのように信じ始めるのです。

わかりましたか?

思い込んだらそうなる!

という現象は、認知の歪みが引き起こしている現象です。

・興味や重要だと思う事でフォーカスがあたる
・その情報しか目がいかないから現実化してる気になる。

この2つが揃うからおこる現象なのです。

よくある「思い込んだらそうなる」3つの事例

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では、具体的にバーダーマインホフ現象はどのようなものがあるのか?ここではよくある思い込んだらそうなる事例を3つほど紹介していきます。

1.同じ車症候群

これは車を購入した方ならば1度は経験のあることでしょう。

・新しい車を知ったばかり
・新しい車を購入したばかり


の時にその車を走っている時によく見かけるようになったという経験はありませんか?これがバーダーマインホフ現象の典型的な例です。

あなたの脳が無意識のうちに車を探しているので気付きやすくなっているのです。

 

2.新しい単語の学習

また、もう一つよくある例として、新しい単語を学習した後。本や記事、会話の中から、これまで気にもならなかったその単語に気付づきます。

その単語に興味があったり重要だと判断した場合に無意識のうちにアンテナをはっているからおこります。

3.嫌いな人や苦手な人と出会ってしまう。

嫌いな人や苦手な人にたいして避けよう避けよう、関わらないようにしようとするほどなぜか出会ってしまうというのもある方もいるかもしれません。

 

これもバーダー・マインホフ現象です。脳はあなたが嫌いであれその対象に注意が向いていれば目に留まりやすくなります。

悪い意味でミラーニューロン現象がおこり、嫌いな相手や苦手な相手に出会うような選択をしてしまっているかもしれません。

 

他にも・・・

・好きな色を意識しているとその色ばかり目がつく(逆に嫌っている場合も目につき不快になる。)
・好きなアーティストの情報をよく目にしたり耳にする。(逆に嫌いなアーティストのネガティブな情報はすぐに見つけられる)
・やりたいと思っていたことに何度も遭遇する(逆にやりたくないと思っていることにも何度も遭遇してしまう。)


なども同じ現象です。

しかし、ここまで聞いてもきっとあなはきっとこう思うでしょう。

結論:思い込んだらそうなってる気がするだけ?

「それってただの思い込みってこと?実際にそうなってるわけではないのだからなんの意味もない現象なんですね。」

と。

しかし、そうではないのです。

そもそも思い込む力は、非常に強力な力です。

そこに関しては、〇〇〇の記事にあるようにオックスフォード大学では、ガンだと思い込むことでガンになり死に至るという事例があるくらいです。

→思い込みが
→身体や周囲に影響を与え
→現実が変わっていく


のです。

もっと、わかりやすい事例でいうと

→疑うことによって
→信じてもらえない事で離れたくなる事で
→裏切りがおこる


のです。

そのため、あなたの人生をマイナスに働く思い込みを持ち続けると「不幸な出来事が何度も繰り返し起こる」わけです。

つまり、このバーダーマインホフ現象も「ただ思い込んだらそうなってる気がするだけ」だけのものではありません。

いい方向に使えばその思い込みは
「現実を変えるほどの威力」
があるのです。

つまり、思い込んだらそうなる!

というのは決して夢物語でも空想でもなく普通に起こりえることなのです。

思い込みの力は伝われば嬉しく思います。

しかし、どうせならばこの力を使いたいですよね。

思い込みの力を体感をすればするほど「自分の思いが現実化」するということに確信がもてるので人生の可能性は確実に広がります。

幸福度だってあがるのです。

もうだめだ。

という状況下でも飛躍することもできます。

バーダーマインホフ現象によって警戒心や懐疑心を低下させるくらいならば結構簡単に可能なんです。

その力を体感をしたい。

思い込みを活用して望み通りの人生を生きたい。
思い込みを外して抱えている問題を解決したい。

そう思っているのならば、是非私達メンタルコンサルティング協会のメルマガを購読してください。

きっとお役に立てると思います。

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