「自己愛が強く自信がない」がありえない３つの理由と本当の原因

「自己愛が強すぎて自信がないんです。どうすれば？」

という方がいます。

自己愛が強すぎるがために意思が高すぎて、逆に自信がないという意味だと思いますがご安心ください。

あなたが自己愛が強いわけではありません。

自己愛が強すぎてなんでもできると思って大きな失敗をして自信がなくなったというのはありえるかもしれませんが、心理学的には自己愛が強い人は自信がなくなることはありません。

基本的には。

そこでここでは、自己愛が強くて自信がない人は本当は何なのか？そして、例外パターンで自己愛が強く自信がない人ってどんな人なのか？そして結果的に自信を手に入れる方法まで解説をしていきましょう。

そもそも自己愛とは何か？

自己愛というのは心理学的に言えば、自分自身が優れている・特別な存在であるという事を信じている状態の事です。

これが酷くなると自己愛性パーソナリティー障害になってしまいますがそこまでいくと壮大なナルシシズムをうむと言われています。

つまり・・・

自己愛というのは自信過剰な状態の人なのです。

具体的に自己愛性パーソナリティー障害（ＮＥＤ）というのは

という症状をもっている人なのですが、自己愛が高い人というのは正にこの症状に近いわけなので「自信がない」というのはありえないわけです。

つまり・・もしあなたが自己愛が高くて自信がない。
と思っているのならばそれは基本的にはありえないのです。

自己愛ではなくて何なのか？

では、もしあなたが自己愛が強いと思っていたのにも関わらず自信がないとなっているのか？自己愛が強くないのならば一体なんなんだと思うのか？

それには、人それぞれ色んな理由があるかもしれませんが、これだけは言えるのは・・・

あなたは自己愛が強いのではなく、自分の弱い部分を認めてしまうと、自信なさそうに見られるのが怖いから人前では自信満々な態度をとっているけどその分一人になった時にぶり返しで本当の自信がない状態がでている。

のではないでしょうか？

昔から良く言われている自信をもつためには「フリでいいから自信を持て」というような事を真面目に愚直に実践をし気付いたらどっちが本当の自分なのかわからなくなってしまっている可能性が高いです。

どうですか？

もしかしたらあなたは周囲に自己愛が強いと言われて、それによって「自己愛が強い」と言われたけど、あなたの心の中では「とは言っても自信がない。」と思って検索をしたのかもしれません。

また、昔は自信があったんだけど今、自信を失っていてそれを悟られたくないから自信満々な態度をとっているのかもしれません。

これは自己愛が強いのではありません。

これに当てはまる節があるのならば、あなたは「自信がない」のをごまかすために「自信がある素振り」をしているのです。そしてその表に出している自分が自己愛が強いように見えることによって自己愛が強いと錯覚しているのです。

それによってあなたは・・

・表に出している自己愛強い自分
・裏の自分に自信がない自分

このあまりの差の激しさに精神的にかなりキツい状態になっているのです。あなたの想像以上に・・・

だから今。あなたが自己愛が強くて自信がなくて落ちるところまで落ちそうになっているのならば、「自己愛」よりも「本当の自信」を手に入れる事なのです。

自信を手に入れるためにあなたが今する事

では、本当は全く自分自身を支える自信がなくてそれをごまかすために自己愛が強い自分を演じていているあなたがまずすべきことは「自信」を積み重ねることです。

そのための方法は他の記事でかなり具体的書かれています。

しかし、その前に少しずつでもいいので
やっておいた方がいい事があります。

それは何か？というと”自分自身に素直になる”という事です。

そもそもですよ。

自信がない状態を隠すためにあなたは自己愛が強い人の態度や行動や言動を日常からしているはです。

これはつまり・・

やればやるほど、自分自身に嘘をついている状態になります。

そうなると人はどうなるのか？

というと本当は苦手だと思っている事や自分の弱みを隠すことになるのでそれを一人で解決するしかなくなり誰にも頼ったり相談したりすることができなくなるのです。

また、できないと思ってるのに「やる・できる」と言ってしまって結局できずになんとかそれを誤魔化すために隠ぺいしたり誰かに無茶ぶりをしたりするしかなくなるんです。

これ、めちゃくちゃ大変です。

あなたにとっても周囲にとっても・・・

これをやっている時間がとられてしまうだけでなく、無駄になってしまって自信を積み重ねるための活動に時間をかけられなくなってしまうんですね。

そうならないためにも

・出来ないことを出来ないという。
・自慢話や武勇伝を話す時間
・自信満々な態度をとりすぎない
・最初から誰かに頼り感謝する
・弱みを隠すのではなく無視をする

ように、自己愛強いアピールをする時間を減らしていってください。そこであまった時間を自分の自信を積み重ねるための活動に当てられるようにしましょう。

正直、最初は怖いかもしれません。

「自己愛が強いアピールをしないと誰にも認めてもらえないんじゃないか！？」

と思うでしょう。

しかし、あなたにとって大事なのは誰かにどう思われるのか？よりもあなたの人生が少しでもよりよくなるために今何をすべきなのか？ではないでしょうか？

そしてたとえあなたが「別に自信があるわけでもないけど。」と言ったとしても「いやいや、あなたのおかげで私は自信を取り戻す事ができました！ありがとうございます！」と言ってもらえるようになるくらいの自信を手に入れる事ではないでしょうか？

もし、そうならば今から少しずつでもいいので、まずは自己愛が強いアピール・自信満々アピールを減らしていってください。

そして、自分の確固たる自信になりえるもの。

これを積み重ねていってください。

過剰な自分を愛する自己愛ではなく地に足がついた自他ともに認める本当の自信を手に入れてください。

本当に自己愛が強くて自信がないパターンの人はある意味いい兆候かもしれません。

さて、いかがでしたか？たぶんほとんどの方は自己愛が強いのではなく「ただただ自信がない」状態であるという結論でしたが当てはまりましたか？

もし、当てはまらず本当に自己愛が強かったけど自信がなくなった状態の人ならば・・それはいい兆候かもしれません。

それは・・・

これまでは自己愛が強かった⇒それが崩れた。

という状態なので今のあなたは「客観的に自分自身を見る目が養われている」可能性が高いです。その場合でも同じように本当の自信というものは何なのか学んで自信をつけていいです。

自己愛が強すぎるのもかなりキツイ状態ですから。

もし、あなたが当てはまっていると感じたのならば同じように無理をしないように自己愛強いアピールをやめていきながら自信をつけていきましょう。

詳しくは、自信カテゴリーの記事を見てください。
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