まだまだ若いんだから何でもできるよ!と言われる10代~20代を超えて既に30代になった。でも、「もう生きていく自信がない」というくらい自信がない。
この生きていく自信がないのは、この社会で生きていく自信がないということではないでしょうか?
それは人によって違うかもしれませんが、大体の場合は、仕事で伸び悩んでいたり、友人がいなかったり、恋人がいなかったり・・・はたまた全てがうまくいっていないからではないかと思います。
どれも一般的には社会を生きていくために必要だと言われているものですからね。そんな中でそれらが30代になっても実現していないから、これからこの社会で生きていく自信がない。
そう思っても仕方ありません。
しかし、周囲に相談をしても
「大丈夫だよ!自信をもって!」ときれいごとを言われるか
「何もしてないお前のせいだろ!」と説教されるのか
どちらかだと思います。もちそん両方とも間違ったことを言っているわけではないかもしれません。
「でも、そんなことを言われても具体的に何をすればいいんだぁ!」
というのが本音だと思います。そこでここでは
Check:まずは、「生きるというのに自信はいらない」話
Check:自信をもって生きるために身に着ける5つのスキル
という心理学と現実に基づいた具体的なアプローチを紹介していきます。
30代だからこそ…「生きる」まで自信を失う必要がない理由
「と言われても・・・」と思われるかもしれません。
しかし、30年間生きた現在でも自信がないあなたは、その状態を今すぐなんとかしようとするのが実は問題だったりするのです。
それはなぜか?
それはマズローの5段階欲求に沿って順番に欲求を満たしていかなければいけないからです。
マズローの5段階欲求というのは
2段階:安全欲求・・・数か月単位で安心して生きられる欲求
3段階:社会的欲求・・人とのつながりを求める欲求
4段階:尊厳欲求・・・他の人より優れていたいという欲求
5段階:超越欲求・・・自分を超越したいという欲求
という5つの段階を1段階から順番に満たしていくものだという考え方です。
生きていく自信がない。という方にとっての最悪は1段階・2段階の自信がない状態なはずです。
「今日の飯が食えない!やばい!生きていけない!」
「来月の給料がない!やばい生きていけない!」
と。
これから先・・・この日本の社会で生きていくことができるのか?と思っているはずなのです。
しかし、それ以外に
「こんな人付き合いが悪い自分が・・・」とか
「同僚よりも仕事ができない自分が・・・」とか
「友人はもう結婚しているのに自分は・・・」とか
そういった社会的欲求と尊厳欲求がゴチャゴチャになっていてしまっているから漠然と「生きていく自信がない」となっているのではないでしょうか?
でも、大事なのは先ほども言ったようにあくまで1段階目から順番に満たしていくということを考える必要があるということを忘れてはいけません。
そうやって考えていくと・・・
今の日本では生きていく事に関して「自信」は全く必要がない。
というのがわかります。30代になったあなたならば知っていると思いますが、今のこの日本には「生活保護」という制度がありますよね。
月15万が仕事をしなくてもはいってくる制度です。
今のこの日本では、マズローでいうところの生存欲求と安全欲求は既に満たしてくれる制度を作ってくれているわけです。
自信があるとかないとか関係なく可能なのです。
「いやいや、役所が通してくれないって聞いた事あるよ!」「それじゃ食っていけない!」と思われるかもしれません。でも、弁護士さんにお願いをして田舎の移住制度などを使ったりして工夫をすれば無理なことではないんですね。
1日12時間働いて毎日疲労困憊で精神も肉体も病んでしまうよりもずっと楽に可能です。
田舎に飛んでしまえば・・・
そんな事で人間関係を切るような人達と関わる必要もありませんしゆっくりと休んで自分が本当にやりたいことだって見つけられるかもしれません。
このようにまずはあなたが、
生存欲求と安全欲求を失う恐怖や不安
から解放される必要があるのです。特に今のこの社会ではそれがとても大切で、人とのつながりを持てなきゃ生きていけないと言っても、昭和の頃のように近所づきあいがない中でそんなの難易度が高くて当たり前ですよね。
尊厳欲求も今、明確に結果が求められているのに不況な中で結果を出すのも簡単ではないんですよ。
そんな中で一生懸命ただただ頑張る。
むやみやたらに努力をする。
一生懸命働き口説く。
みたいなことをしていたら、自分の人生を見失って自信をなくしていくだけなのです。そのため、まずは何よりも先に「生存・安心欲求を満たす」ことから考えた方がいいです。
だから生きていく自信がない!なんて考える必要は全くない。
もし、それでも生きていく自信がないと感じるのならば、それは「今の環境で生きていく自信がない。」「まだ経験が足りていない」というだけであって死ぬか生きるかではないのです。
そのため、まずあなたがすべきは・・・安全欲求や生存欲求が満たされなくなった時にどのような順序で何をすればいいのか?どんな準備をしておくのか?を決めておくことです。
そこを決めてから・・・
30代が「生きていく自信」ではなく「活かす自信」を手に入れるための3つのポイント
社会的欲求や尊厳欲求を満たし超越欲求を満たしていくために何をしなければいけないのか?を決めていきましょう。
人は安心欲求や生存欲求が守られている。
と感じる事によってそれ以上の欲求はもっといろんなチャレンジができるようになるのです。つまり、いかに自分を活かしてこれらの欲求を満たしていけばいのか?を次のステップで考えていくのです。
それによって・・・あなたは本当の意味で生きる自信を手に入れられるようになるはずです。
そのために必要な3つのポイントについて紹介します。
Point1.自分の弱みは無視!強みにフォーカス
30代まで仕事や恋愛や人間関係と・・・あらゆる失敗と挑戦を繰り返してきた上で生きていく自信がない。と感じるのならば、それまでの方法はもしかしたら・・・
「自分の弱みや苦手なことばかりをやり続けた」
その結果何もうまくいかずにきたかもしれません。そもそも自分の強みを活かすのならばまだしも弱みを改善したり弱みの分野でただただ頑張り続けるような人生を無理に生きてきたのならば、それはやめたほうがいいです。
普通レベルにやっても普通の人の何倍もかかる努力をしなければいけないので、そりゃ「生きていく自信がない」って思っちゃいますよ。
ではなく、弱みの反対である強みをまずは明らかにすべきです。
・能力的な強み
・価値観の強み
・キャラの強み
などなど自分特有の強みを見いだしていきましょう。
Point.2.成功した部分・失い敗した部分を見つける
あなたが今生きていく自信さえ失ってきたのは、沢山の失敗や挫折を経験してきたからだと思います。はたまた、そもそも失敗や挫折さえもせず平々凡々と生きてき宝かもしれません・・。
しかし、それらはあなたにとっては30代になって思った生きる自信を失う過去かもしれないですが・、「これから何をどう活かせばいいのか?」を学ぶ機会でもあるのです
そのため、これまでの経験を洗い出してどんな失敗でも成功であったとしても・・・
・失敗した部分
・成功した部分
はあるはずです。一見失敗したと思っていることの中にも必ず「部分的」には成功した部分があるはずですし「楽しい」とおもったことはあるはずです。
その失敗と成功した部分を探すことによってあなたはそこから学び改善点を見出し成功したものを伸ばすことができる道が見えてくるはずです。
見えてきた瞬間・・・あなたは自信の種を見つけることになるでしょう。後はそこから改善策を見出したり戦略を見出すことによって自信はより強くなってくるはずです。
Point.3.実現したい目標を設定・解決したい問題を明確化する
しっかり精神的にも安定し、弱みと強みを明らかにし失敗と成功を分析して見えてくるものがあるはずです。そしたら、これまであなたが30代、、、これまでの人生を生きてきたあなたの経験から学ぶことは絶対にあるはずです。
これらをやると見えてくるはずです。
自分が何を目指していけばいいのかを?自分の何を解決をすればいいのかを?それがわかればあとはそこに向かって突き進むだけです。
ただ、注意が必要なのが現実的な目標を設定する事です。
きっと生きる自信さえないあなたは、高い確率で「自分の動機と意思で何かをしてきたことがかなり少ない」はずです。何かや誰かに流され自分の意思で決めて生きてきたのかもしれません。
そりゃあ、生きる自信さえもなくなって当然なんです。
だから今この瞬間から・・・・あなたの意志と選択で小さなところからでもいいので目標を設定・解決したい問題を特定して実現のために少しずつ取り組んでみてください。
毎日少しずつでも行動をしていけば・・・段々自信がついてくるでしょう。恋愛、仕事、人間関係、お金。どれでもいいのであなたにとって生きる自信を失った原因に最も近いものを取り組んでいきましょう。
30代まで生きてきたあなただからこそ・・
きっとあなたは今。自分が生きる価値があるのか?本当に生きてていいのか?もはや呼吸さえすることも面倒くさいと思っているのかもしれません。
30代にもなって・・・何をやってきたんだと。
しかし、それはあなたのニーズを満たす順番が違っていただけなのです。しかし順番を適切なものから変えることを意識するだけで現状を変えるキッカケが見えてくるかもしれません。
「そうか・・・生存欲求と安全欲求は確かに最悪満たされるな。だったら今このこの環境でできることを全部やってみよう!」
そう思ってくれればうれしいなと思っています。
別に今の環境を変えましょう!ということを言っているのではありません。それは後でもいいのであなたなりに今できる事に集中してくださいね。