「もう私はダメです・・・挫折から立ち直りたいけど立ち直れないです。」
仕事やお金や恋愛・結婚など…人生を生きている中で誰でもなんらかの失敗やミスによって挫折を経験はするものです。
でも、人によっては立ち直れないほどの挫折を味わう人もいるかもしれません。
私はあなたが一体何でどのように挫折をしどうして立ち直ることができないのかはわかりません・・・。しかし、立ち直りたくても立ち直れる気がしないという気持ちはよくわかります。
私もそうでしたし沢山のクライアントがもうダメだ・・というのを見てきました。
しかし、そんな彼らを見ていると挫折を経験している人ほど、それを乗り越えるたびに強く魅力的になってより大きな結果を出しているのも事実です。しかし、彼らも私も挫折に慣れてない時は立ち直れる気さえしませんでした。
でも挫折から立ち直る経験を何度かすると
「おっ!もっと成長するチャンスだ!」
とまで思えてくるから不思議です。
そんなことを言われても今挫折しているあなたはそんなことを言われても?と思いますよね。
そこでここでは、挫折から立ち直った人達が挫折から立ち直る際に考えた戦略について紹介をしていきたいと思います。これらの事を今日から何度も何度も自分に質問をしてみてください。
最初は出てこないし無理だ・・となるかもしれませんが粘り強く自問自答していると立ち直るためのキッカケとなる何かが見えてくるはずです。
挫折は将来の成功を後押しするのか?
今のあなたは信じる事ができないかもしれませんが、挫折は大きな力になる可能性があります。主な理由は以下のとおりです。
失敗はどんなメンターよりも優れた教師
全てのあらゆる失敗は、どんな世界最高の大学からでも決して学ぶことができない学びをもたらしてくれます。失敗はこれまで無視していたものが重要であることを教えてくれるでしょう。
おそらくあなたが挫折をしたのは、何か見逃していたり悪習慣があったり、間違った方法をしているからです。そして、挫折はそれを教えてくれるのです。
失敗は成功の鍵になっている理由については下記の動画をご覧になってください。
失敗は強さと賢さを与えてくれる
あなたが失敗から何かを学び、改善をしたり試行錯誤したり乗り越える過程であなたはそこで強さと賢さを手に入れるはずです。失敗から何かを学び知恵を絞り挫折をした状態から行動をするわけですから・・・
それはあなたの力になり賢さを与えてくれるでしょう。
そして失敗を通じて学ぶことによって失敗する勇気を育むことにもつながるはずです。
失敗は説得力のあるストーリーになる
あなたはどんな漫画・アニメ・映画・ドラマ・小説が好きですか?このような物語には必ず主人公が挫折を味わいます。逆に言えば挫折のないストーリーは人を感動させることさえありません。
つまり、あなたのその挫折はこれからのあなた次第で、誰かに影響を与え心を動かし説得させるストーリーになりえるのです。
挫折をしたあなたはこれからどんなストーリーを描きますか?
失敗は目標の追及に役立ちます。
挫折は必ずしも乗り越えるためにあるわけではありません。失敗やミスを分析しそこから学び改善をするという要素もありますが・・・もしかしたらあなたは「できるけどやりたいと思っていない」かもしれません。
もし、その場合はそもそもあなたの目標や目指すべきゴールが間違っていた可能性があります。つまり、挫折は目指すべき道を追求するために役立つのです。
もし、あなたがこの挫折から目標や目的をみいだすことができたのならば・・・もうあなたは他人の判断や意見に揺さぶられることはなく突き進むことができるようになるでしょう。
挫折から立ち直ることができないと落ち込む前にやってほしい9つの戦略
たとえ、あなたが挫折から立ち直ることができない・・・と思っていたとしても、立ち直る道というのはあなた次第で見つける事はできるはずです。
と言っても、どうすればいいのかわからない。とどうしても思ってしまうものです。そこでここでは9つの実証済みの戦略を紹介していきましょう。
課題を特定しましょう。
先ほどの4つをまずは見てみてください。あそこにはあなたがどういう方向性で立ち直ることができそうか?を分析するために使ってみましょう。
あなたが挫折したのは果たして・・・
・やり方を学ぶためなのか?
・失敗を分析し改善をしてこなかったからか?
・社会や誰かに貢献することを考えなかったか?
・自分自身の本当の目標に気づくためなのか?
あなたが挫折をしたのは必ずしもやり方が悪かっただけではないのです。これをヒントにあなたが挫折をした要因を細かくリストアップしていきましょう。できるならばメモをしてください。
メモが終わったら・・・あなたはその時点でこれからどう進んでいけばいいのかのリストが集まります。そして、克服するための方法を考えていきましょう。
戦略をたてる
ひとたび目標をたててコミットをすれば自己否定的な考えはなくなっていきます。そのため戦略的に目標設定をしていきましょう。
SMARTの目標をたててください。もしあなたが目標が既にSMARTで設定しているのであるのならば目標を変える必要はありません、アプローチを変えればいいだけです。
・SMART目標設定
・達成するまでのおおまかな戦略
既に挫折をしているあなたならば、よりよい戦略をたてることができるようになります。もし、自信がないのならばメンターやパートナーなどを見つけて意見をもらってください。
学び経験値を積む
そしたらあなたよりも先に結果を出している人や成功している人がいるのかを調べて彼らの経験から学びましょう。書籍でもいいですしオーディオブックでもいい。セミナなどがあれば積極的に参加をしてください。
そして経験を積んでください。トーマスエジソンは1000回の試みをおこなって失敗する方法を学びました。それほど大きな目標出ないはずなので100回程度は失敗するつもりで経験値を積みましょう。
アドバイスを求める
挫折をしたとき・・・一人で立ち直るのが難しいはずです。孤独はいいですが孤立はキツイと思います。そのため、環境を整備して意見をもらえる人からもらいましょう。
既に結果を出している人やコーチなどに客観的に自分を見る事ができるようにしてください。専門家であるのならばアドバイスをもらいましょう。
理由を振り返り続ける
とはいっても人は何かを達成するまでに物事を継続的に続けることはなかなかできません。何かを乗り越えるのも難しくかんじるはずです・・・。
そういう時にあなたを支えるのが「理由」です。
つまり、「なぜ私は〇〇(目標)を達成する必要があるのか?」この問いを定期的に自分自身に問いかけてください。この理由が多いほど強い動機であるほどあなたはどんな困難も乗り越える力になってくれるはずです。
後悔なきよう最後には自分で選ぶ。
挫折をすると、自己肯定感が低下し自信もなくなり・・・自分自身の選択に自信がもてなくなり誰かの選択どおりにしようと思いがちです。
それが悪いわけではありません。
しかし、それは自分で選んでいるんだという感覚をもってください。そうでないとあなたは誰かのせいにできてしまいます。何を選ぶにしてもあなたにリスクはあります。そのため流されるままに選択をすると身にならない後悔をしてしまいます。
そうならないように「自分で選んでいる」という感覚をもってください。
小さな成長・気づき・成果を祝う
全ての成果はあなたの成功に一歩近づけてくれます。そしてたとえ失敗をしたとしても成長したことや気づきを得た事も同じように成功に一歩近づけてくれるでしょう。
それを喜ぶ時間をとってください。
おそらくあなたは、目標を達成するまでのTO/DOリストを作っているはずです。それをクリアしてゆっくりコーヒーを飲む時間をご褒美にするなどできることはあるはずです。
小さな成長・気づき・成果にポジティブな感情を紐づけましょう。
1日1ついいことをする
挫折をすると自分がこの世に生きていていいのか?疑問におもってしまいがちです。しかし1日1回誰かの役に立とうとして行動を起こしている人はそうは思いにくいです。
そこで簡単にできるいいことをやってみてください。
もちろん1日1回必ずやらなくてもいいです。バスでご老人に席を譲るなどならば簡単にできることです。社会にとって自分が必要な人間だと感じられる行動をしていきましょう。
現実を受け入れる
新たな目標に動きだすとき・・・当然失敗はします。しかしそれを認めて受け入れて、それが後の人生にどう活きるのか?を考えて答えを見いだしてください。
小さな失敗を受け入れる事ができれば・・・
あなたは大きな挫折でさえも受け入れる事ができるようになるはずです。そして、今はまだ曖昧な挫折の受け取り方も変えられるようになるはずです。
最後に…乗り越えなくてもいい。
さて、いかがでしたか?この記事では挫折をしてもう立ち直れる気がしない方が今からとれる9つの戦略についてお話をしてきました。よく、こういった挫折や失敗について人は・・
「神は乗り越えられない試練を与えない!」
ということを言いますがこれはある意味で真実だと思いますが、ある意味で嘘でもあります。
大事なのはあなたが立ち直ることであって、乗り越える戦略が必ずしも正しいとは限らないのです。ああて、挫折から逃げることだって手段の1つなのです。
乗り越える=その挫折と向き合う
わけではないのです。
乗り越える=その挫折から離れる
ことだって1つの手段であるというのは覚えておいてください。
世の中には自分ではどうしようもない、なんともできない挫折だってあるのでよーくこの戦略を考えた上で、「それでもダメなら挫折から離れてもいいんだ!」という最後の手段も考慮に入れた上で結論を出してみてくださいね。