人生のどん底は、暗闇の中で何の光も見えない中を歩いているように不安で恐怖を感じ苦痛を感じるはずですが・・・それがあなた次第で後に「あれが人生で最も最高の贈り物だったのかも?」と思えるようすることは可能ですし調べれば多くの人達がそういう経験をしています。
あなたは確かに今正に最もキツイ時期でしょう。
しかし、そんな人生のどん底に対して「辛いよね・・・苦しいよね・・」と言うのは簡単だし、「大丈夫だよ!」あなたからすれば「私の気持ちや状況は理解できるわけがない。」と思ってしまいますよね。
しかし、私も10年前。
人間関係とビジネスで、経済的・精神的にもどん底に落ちました。
毎日が不安や恐怖に襲われ苦痛を感じて暗闇の中をただたださまよっていたのです。だからこそ正直になって自分と向き合うしかありませんでした。
正直向き合うのは辛かったです。
しかし、向き合うことによって私は多くのものをえて経済的にも精神的にも充実し、よりよい人間関係を構築できるようにもなりました。そして、今では多くの挫折を味わい人生のどん底にいる人達のコーチとして活動するまでになったのです。
そこでここでは、今、恋愛・結婚・人間関係・仕事・ビジネスで挫折や失敗や裏切りにあいどん底にいるあなたにどん底から這い上がる為の12の教訓を紹介していきます。
是非、あなたがどん底から抜け出すために活用してください。
今以上の真のどん底を考える。
あなたは今、あなたの想像しうる中でこれが人生のどん底だと考えているからこそこの記事を読んでいるはずですが、、、果たしてそれは本当のどん底ですか?それ以上のどん底はないのでしょうか?
・家のローンが支払えない?
・リストラになった
・離婚をした
確かにあなたにとって今、絶望の中にいて人生のどん底にいるように感じているかもしれませんが、、、果たしてそれが本当にどん底なのかを今一度考えてください。
そして・・もしそれ以上のどん底がありそうならば・・それ以上のどん底を回避するために今できることをやりましょう。
誰から見てどん底か?
もう一つ考えてみてほしいことがあります。あなたが今どん底だと考えているその状態は、自分が自分自身を見て思うことでしょうか?誰かからどう見られるのかを考えての底なのでしょうか?
他人にとってのどん底は今は気にしないでください。
他にどう思われているのか?どう評価されるのか?というのはあなた自身でなんとでもなることです。これがあるといらないプライドにとらわれ自分がどうしたいのか?どうありたいのか?がわからくなってしまいかねません。
オールオアナッシングを捨てる
人生のあらゆるものは白黒でわけるほど簡単なものではありません。一見傍からみたら悪いように見える人でも社会に貢献している人もいるし良い顔して犯罪を犯している人もいます。
そして。人は細かくいえば誰でも小さな犯罪は犯すものです。そうならないために・・・
・〇〇は悪
・〇〇は正義
という極端な考え方を一旦捨てましょう。ではないとどん底だと思えている今が本当のどん底で闇しかない状態にしか見えなくなってしまいます。デメリットがあればメリットもあるのですから・・
ないものではなくあるものを探す
どん底だと思っている時、人はないもの・デメリットなど自分の人生にとってネガティブな部分にしか目がいかなくなります。しかし、あえてここでないものではなくあるものに目を向けてみてください。
一旦落ち着いて休息をとってから「メリットの部分はないか?」「あるものはないか?」「ポジティブな部分はないか?」を考えてください。
極端に考えてからそれを一旦やめてそれぞれのメリット・デメリットを考えると見えてくるものがあるはずです。
例えば、
・家のローンが支払えない=家を売って余ったお金で古民家
・リストラで給料がゼロに=弁護士雇って生活保護
・離婚=次はもっといい結婚生活を送れる
というようなどん底から抜け出す案を出せるだけ出していきましょう。感情をいれずに客観的に見てください。それだけでこのどん底の状況をどん底にしなくなるアイディアは湧いてくるはずです。
過去を振り返る
人は成功よりも失敗からのほうが学びやすい生き物です。そのためある程度どん底を回避するアイディアや案が湧いてきたらこれ以上のどん底を繰り返さないために・・・
まずは過去を振り返りましょう。
あなたのどんな行動や考え方・戦略がどん底を招いたのか?を学ぶために過去を振り返っていきましょう。
成功した部分・失敗した部分とその理由
過去を振り返る中であなたは全てが失敗したわけではないはずです。どうしてもダメな部分に目がいきがちですが、そんな中でも成功した部分にも目を向けていきましょう。
失敗から学ぶというのは、失敗したところを改善するだけでなく失敗した部分は無視をして成功した部分を伸ばすことも手段になります。
効果があったものとないものを分類してその理由まで書いていくと見えてくるものがあるはずです。
違う視点で見てみる
このように過去を振り返る時には、できる限りこれまでと同じ見方をするのではなく違う視点で見るようにしましょう。これまであなたが真実だと思った事にあえて疑問を投げかけてみるところから始めましょう。
「自分は失敗したと思ってるけど本当に全て失敗してたのか?」
というように見るだけでも違うように見えるように・・・・行動だけでなくしなかったこと。他にも自分の動機・信念・恐れなどあらゆる視点で見る事によって「本当の問題」に近づくことができるはずです。
どん底につながる習慣や認識
ある程度、リストアップができたらあなたのどん底に導いていまう行動パターンや思考パターンが見えてくるはずです。これが見えてくると「自分はどん底におちるべくして落ちている」というパターンが見えてきます。
例えば、リストラをされたのが上司のパワハラに対していつもビビってしまい自分のパフォーマンスを出せずにいたというものならば、パワハラされたときの「人格否定をされているという認識」を改善すればいい。ということになります。
大体の場合、どん底に落ちるときには特定のパターンの行動や認識を繰り返しおこなっていることにおこっています。そのため、これまでのパターンを変えるためにパターンを見つけ出しましょう。
そこから学んだことは?
確かに人間には怠け者細胞があり、現状維持をするバイアスがあります。しかし、どん底にまで来たあなたは今までの自分のままでは何も変えることができない状況に陥っているはずです。
そのため、あなたは今。
最高の学びの機会を得ているという事であるということを信頼し謙虚になって人生を信頼してそこから何を学んだのか?を一言にして書き留めてください。
もしかして、あなたはそもそもの目的が違ったのか?目標が違っていたのか?そこにいく手段が違っていたのか?戦略がちがっていたのか?行動が違ったのか?認識の仕方が違ったのか?それはわかりませんがあなたは何をそこから学びましたか?
学び成長したらどんな可能性が見える?
では、次のその学びを得て成長したら・・・あなたの人生にはどのようになるでしょうか。人は学び成長をすることによってこれまでできなかったものができるようになり、これまで嫌だったと思っていたことが嫌ではなくなったりします。
人は成長をすることで現実を変えているのです。
それはあなたも同じです。では、学びを得てそこから成長したあなたならば何がおこりどんなあなたになっているのでしょうか?
是非、イメージをしてください。そのイメージが「そんな風になりいたいな!」「やらなきゃ!」と思えるまでイメージをしましょう。もし、出てこないのならばこれまでのステップをもう一度やり直しましょう。
とれる責任をとる・断つ
ここまでこればあなたはどん底から何らかの希望を見つけられるようになっているはずです。空想ではなく現実的な希望が見えるようになっているでしょう。
しかし、まだあなたはどん底の中にいます。そこから抜け出すためにはこれからの行動が重要になります。
そこでまずあなたがすべきこと。
それが、どん底にある今ある中でとれる範囲の責任をとって、断つべきものを決めて断つことです。決断と言うのは「決めて断つ」と言われていますがどん底の状態に一旦なんらかの終止符を打たないと次に進むことは難しいです。
全力で進むためにさっさとどん底の状態に終止符を打ちましょう。
感謝をする
そして最後に・・・・どん底の出来事があるからこそ可能性を見いだせた事。どん底があるからこそ成長できる部分が見つけられたことに感謝の気持ちが少し湧いてきているはずです。
とはいってもどん底だからまだ全力で感謝できない・・・結果を出してからだと思うかもしれません。
しかし、ここで感謝をしましょう。
もちろん、だからといって今回のワークが結果を出すかどうかはわかりませんし、ちょっとうまくいったけどまたどん底になりそうな時がくるかもしれません。
その時・・また繰り返しこれを繰り返せば。
あなたはどん底に二度と陥らなくなるくらいにはなれるはずです。だからこそ「発見ができた自分」に感謝をするようにしてください。
そして一歩進む勇気をもったあなたに一歩進んだあなたに誇りをもってください。失敗というのは人を成長させてくれるものです。成長に喜びを感じられるようになれば・・・その成長の繰り返しによっていつかは成功します。
成功は半分くらいは運ですから。
しかし、そんな中であなたが成長をし続ければ他が諦めていってくれるのでいつかは成功するし大成功しなくてもどん底まではおちなくなるはずです。
だからこそ成長に感謝をする習慣をつけましょう。