ドリームキラーとは?
ドリームキラーとは、夢泥棒とも言われていてあなたが夢や目標を掲げた時にその夢や目標に対して共感するのではなく否定的・批判的な意見をいう人の事をいいます。
このドリームキラーの存在は夢や目標を最初に掲げた瞬間から・・
瞬間的に否定や批判をされ「うまくいかない前提」で言ってくることから、これから前を向いて歩いて行こうとしている人からすれば足を引っ張ってくる存在として見える事から夢や目標を奪おうとしてくる存在という意味でドリームキラーと呼ばれているのかなと思います。
しかし、一見邪魔ともとれる存在であるドリームキラー。
されている側から見れば邪魔な存在で悪意があってやっているようにも見えますが、必ずしもそうでない場合があるのです。
そう、ドリームキラーには2種類いるのです。
善意=心配型・共有型ドリームキラー
悪意=自己愛型ドリームキラー
です。組織開発ファシリテーターの長尾彰氏によると意識的と無意識的にわけているのですが、僕がこれまで相談をうけたり実際に関わってきた2種類はどちらも無意識的に行っているのでネーミングは変えましたがそれぞれ解説していきましょう。
心配型・共有型ドリームキラー
心配型や共有型のドリームキラーは、ほとんどの場合。
あなたが新たなチャレンジをすることに対して
- そのリスクを背負い失敗をすることを心配してくれている場合。
- これまでの仲間だったのが外れていくことによる寂しさ。
- あなたのコミットメント力がどれほどかを確認したい。
からおこるドリームキラーです。
中には根源的には「あなたの失敗がこっちの負担になることが心配で」というのもあるかもしれませんが(笑)とにかくあなたの挑戦に対するリスクや失敗。
そして、共有していた関係から離れていくということを恐れていて心配や不安を感じているわけです。
おわかりのようにこれは悪意ではなく人間ならば誰しも感じる感情で比較的、親・兄弟・友人・同僚などあなたにとって身近な人が多いはずです。
自己愛型ドリームキラー
自己愛型ドリームキラーのタイプのゴールはシンプルで自己主張を通す事にあります。
主に・・・
- 自分自身の価値観を誰かに強要したい人
- 自分自身の価値観を否定されたと感じた人
- とにかく自分の主張が通ればそれでいいと思っている
の3パターンありますが、とにかく自分が認められたいという承認欲求が強いタイプです。
そのため、このタイプのドリームキラーにはどうしても悪意が垣間見られるわけです・・なぜなら、自己主張を通すために否定や批判をしているわけですから。
あなたの存在はそこにはないようなものですからね。
悪意があるかどうかは知りませんが、このタイプのドリームキラーは主に上司・先輩・知人などに多い傾向が高いですが、当然身内にもいたりします。
・・・と主に2種類のドリームキラーがいます。
既にお分かりのようにこの2種類のドリームキラーはどちらかに分けることができるわけではなく、中には両立する場合もあるのですが・・・明らかに自己愛型のドリームキラーとの関係は切った方がいいですが、心配型・共有型のドリームキラーとの関係は切りたくはないですよね。
それにいくら心配だからって、共有したいからって完全否定されるのはキツイですよね。