思い込みの真の「恐ろしさ」と人生を破壊する6種の危険な思い込み

私達の人生は、思い込み一つでいい方向にも悪い方向にも人生を形づくる事ができます。

思い込みというのは、実際がそれが真実ではないのにも関わらず真実だと言い聞かせてしまいます。

これが

・人間関係を破壊したり
・仕事でミスをおこしたり
・裏切りを生み出し
・自分には何もないとおもったり
・どうせ無理だと諦めたり
・嫌われているとおもったり

してしまうのです。

しかも、やっかいなのは「自分はそれが真実だと思い込んでいる」ため一度思い込んだら切り離しにくいところです。

そして、これは誰しももつ人間の脳の働きです。

そのためあなたの人生さえも破壊しかねない、思い込みの恐ろしさを知り、特にあなたの人生を不幸をもたらす代表的な思い込みを6つ紹介していきます。

死をもたらす思い込みの恐ろしさとは?

死をもたらす思い込みの恐ろしさとは?

オックスフォード大学で公開されたある講義がNHKの発熱教室で放送をされました。

この講義では、ある末期の肝臓ガンと診断され余命数カ月と宣告された患者の例が報告されています。

その患者は告知後。

絶望に襲われ無気力になり、それに伴って体力を失っていき告知された数カ月も生きらず亡くなったのです。

しかし、驚いたのはその死後。

実は患者はガンなんかにかかっていない事がわかったのです。

つまり、彼は「自分はガンになったから死ぬ」ということを信じた事で死ぬことになってしまったのです。

他にも、、

・1996年の研究では「自分は心臓病にかかりやすい」と信じてる女性の死亡率は信じてない女性の4倍。

・心理学や医学の分野でも「ノボセ効果」と言われており、効果のない薬や治療をうけた時に効果がないのにも関わらず症状が改善する現象として有名。

このように私達は思い込み1つで自らの体を破壊させ死をもたらすほどの効果があるのです。

もちろん健康や病気だけではありません。

仕事、恋愛、夫婦関係、子育て、夢や目標にまで思い込みの力は影響を及ぼすのです。

なぜ、思い込みを外すべきか?

なぜ、思い込みを外すべきか?

もちろん。

何でも思い込みを外せばいいのかというとそうではありません。

例えば・・・

蛇に知見がない人が蛇は友達!という思い込みをもつと毒蛇にかまれる可能性があがりますからね。

しかし、どれだけ方法論やテクニックを学んでも頑張っても努力をしても耐え忍んでもうまくいかない場合。

それは、大体の場合。

思い込みが原因だったりします。

例えば、「裏切りは許してはならない。」という思い込みを異常に強く持っている人がいます。

これは大半の人が持っていることかもしれませんが、

更にこの人が・・・

「仲間の基準は自分と一緒かどうかである。」

という思い込みをもっていたらどうでしょうか?

もし、このタイプの人に対して一回でも違う意見を言ったり相手の望む選択をしなかった場合・・・。

簡単に
「裏切りだ!」
となりかねないのです。

さらに言えばですよ。

この思い込みを信じて生きている本人は果たして幸せだと思いますか?

たぶん、年に100回以上は裏切られ彼は自分の心に傷しか残りません。

そして、彼の人間関係には

・彼の事を本当に考えている人→裏切り
・彼を利用するため表面的にYESという人→仲間
・彼に恐怖を感じている人→仲間

そのため、本当に困った時に手助けしてくれる人は誰一人いなくさせてしまっているのです。

さて、思い込みがいかにあなたの人生を狂わせる可能性があることは伝わりましたか?

思い込みたった1つが恐ろしい現実を作り出している可能性があるのです。

あなたの人生を破壊する思い込み6選

あなたの人生を破壊する思い込み6選

しかし、思い込みの中にはあなたの人生にとっていい方向に働くものもあります。

そのため、思い込みそのものが悪いわけではありません。

さらに言えば・・・

基本的にこの思い込みは、無意識的に刷り込まれているものが多いので本人も気付かない事もかなり多いです。

逆によかれと思って持ち続けている「思い込み」が悪く働いていることもあります。

そのため、

これが恐ろしい現実を作り出している思い込みだ。
というのはカウンセリングをしないとわかりません。

しかし、心理学などの世界では宗教的に危険な思い込みというのが6つだけ明確化されているものがあります。

そこでここでは、恐ろしい現実を作り出す思い込みを6つだけ紹介します。

誰かが犠牲にならないと誰かの幸せはない。

これパーソナリティーのダークファクターとも呼ばれている思い込みで、一部の個人が抱いている根深い思い込みです。

私たちの世界は、誰かの犠牲にしないと利益を生み出すことができない。

これはあらゆるネガティブな現実を作り出します。

自分の幸福を実現するためには誰かを犠牲にしなければならず、誰かの幸せを実現するためには自分が犠牲にならなければいけないという2択しかなくなってしまいます。

変えるべき新しい思い込み:自分の幸福と同時に他人の利益を追求すべき。

悪と戦わなければならない。

この思い込みは、小さな事から大きな事まで誰しも持地がちな思い込みです。もちろん私も持ってはいます。

例えば、先生に

”授業を欠席した生徒をどのように罰したほうがいいか?”

という問いをした時にA先生は

「欠席するなんてけしからん!ほかっておくと大変な事になるぞ!廊下に立たせて辱めを与えないと!」

と答えました。

しかし、B先生は

「私たちの役割は彼らの学習を手助けすることであり罰することではない。」

と答えました。

教育においては罰の設定を創り出すことはいい考えではありません。それに人の悪意はそう簡単に信じない方がいいです。

悪意には悪意を。

となると歯止めがかからなくなりかねません。

もちろん戦う必要な場合もありますが、それはあくまで最終的な選択であることは覚えておかないと危険な行動をしてしまう可能性があります。

『変えるべき新しい思い込み』
戦うのは最終手段でありそこに悪意を持ち込む必要はありません。

私達は神様から罰と報いをうける

これは確かに、不合理な思い込みの究極の例かもしれません。

歴史的に、この考えを信じ込まされた人は宗教の心理操作にすぐにはまる傾向があります。

死後の天国と地獄の話しもこれです。

これを信じると、宗教では、

・死後の罰をうけるのを恐れて「教え」に従う。
・祈ることによって報われると思わせる。

効果が期待できます。

宗教でなくても、「罪と報い」の考え方は非常に危険でこれを強く信じている人は

・他罰的(他人を罰する行動)
・自罰的(自分を罰する行動)

をしがちになります。

下手をすると残虐行為を助長する恐れがあるくらいの思い込みです。

『変えるべき新しい思い込み』
人が人を罰するのではなく、改善しよりよい現実を作るために何をすべきか?に集中しよう。

 

悪いことをしないと稼げない。

世の中のアニメやドラマや映画などでは、金持ちは悪人であるケースがかなり多いですね。

そのため、大半の人が
「金儲けは悪いものだ。」
「悪いことをしないと稼げない。」
と思っている人が非常に多いです。

もちろん、ビジネスにおいて適度に誤解を促すことは許されていて、それが良い事であるという調査結果も出ています。

それを悪だという人はいるかもしれませんが、「悪いことをしないと稼げない。」という考え方は非常に危険です。

そもそもビジネスは顧客の問題を解決することです。

そのために手段を選ばない中で、二次的な問題が起こる可能性はありますが、必ずしもそれを悪とすることはできないですが、

この思い込みを強く持ってしまうと

「顧客の問題を解決しようとせずお金だけ得る。」

という選択しかできなくなってしまいますし

「お金をかせぐという経済活動ができなくなって顧客の問題も解決できない。」

なんてことになりかねません。

『変えるべき新しい思い込み』
誰かの問題を解決することを考えよう。それがめぐりめぐって自分の収入につながります。

 

真実は1つである。

私たちは皆、それぞれの解釈で物事を見ていて正しさも違います。同じ事実が目の前にあったとしても、その見方はそれぞれ。

そのため、

Aさんの真実
Bさんの真実

は違うのです。

ある人は悪意を選び、ある人は善意を選ぶ。
ある人は感情を優先し、ある人は問題解決を優先する。

これは人それぞれです。

そのため「人はそれぞれの真実を持っている。」のですが、真実は1つしかないと思い込んでしまうと。

「自分の真実と違うものを支持する人は悪である。」

となりかねません。

そもそも、どちらが正しく間違っているのか?は、どんな原則やルールを優先するのかにより変わるのでここについての議論が先にこないといけません。

もちろん。

自分の中の真実を求めることはいいことです。

しかし、全ての人があなたの真実を信じるかどうかは別の話しです。

『変えるべき新しい思い込み』
全ての人の真実は一緒ではない。だからあらゆる真実に触れる事で初めて客観的に物事がみられる。

 

人は変わらないし変えられない。

この思い込みが恐ろしい現実を創り出すことは、キャロル・ドゥエックとその同僚が数10年かけて築き上げた研究からわかったことです。

彼らの最初の研究は。

知性は変化しないと信じるという固定観念を持った人たちは以下のリスクを抱えていたそうです。

・学習しない
・忍耐力がない
・シェアをしない

その後の研究で、性格・感情・信念など他の多くの要素に関してもマイナスの影響を与えるとも示されたそうです。

「人は変わらない」

この思い込みは、自分や他人の成長を妨げる可能性があってチャレンジをしないため現実を変える意欲も失わせてしまいます。

『変えるべき新しい思い込み』
変えるべき新しい思い込み:人は変化し成長することができる。

あなたの人生を破壊する思い込みは何?

さて、この記事では主に3点。

・いかに思い込みが恐ろしい現実を作るのか?
・余計な思い込みはなくしたほうがいい理由
・宗教的に危険だと言われている6つの思い込み

について解説をしてきました。

当てはまるものはあったでしょうか?

思い込みというのは、あなたの力になるものもあれば恐ろしい現実を知らず知らずのうちに創り出す力にもなります。

そのため、

もし、あなたがどれだけ頑張っても努力をしても耐え忍んだとしても

・解決できない問題。
・達成できない目標。
・満たされない日々

があるのならば、この思い込みを外す事を検討してください。

しかし、そのためには

・自分のどんな思い込みが邪魔になっているのか?
・その思い込みをいかに外せばいいのか?

はわかりませんよね。

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