40代で自信喪失をする3つの理由と今すぐできる回復方法4選

「これまで仕事も頑張り結婚もし、それなりの実績や地位を積み重ねてきたけど40代になって自信を喪失した。」

という相談を男女関わらずこれまで何度も相談をいただきました。

自信の重要性はこれまで生きてきたあなたならば既にご存知のはずです。

やる気をつかさどり行動する言動力となり、新たなチャレンジやチャンスを見つけ掴もうとする際に自信があればそれができるけど自信がないと歯止めがかかってしまいます。

自信を喪失した状態。

それは生きる上で障害になっている。

しかも30代ならばまだやり直せる年齢かもしれないけど、40代になるとかなりギリギリだと思ってしまうのでかなり焦りを感るはずです。中には絶望的だと思っている人もいるでしょう。

しかし、そんな状態でも喪失した自信を取り戻す。

のではなく、折れない本当の自信を今からつけることは可能であるのです。

それは今あなたが自信を喪失しているのは、昔ながらの一般的な自信の付け方を信じてやってきたからなのです。

なので、それを理解しやめて心理学・脳科学的に正しい自信の付け方を少し取り入れるだけでも、随分喪失した自信とは別の自信を見つけ出せるキッカケになるはずです。

そこでここでは、40代でなって自信を喪失し絶望感を感じているあなたに、自信を喪失した原因と自信を今からでも付けられるコツを紹介していこうと思います。

なぜ40代で自信を喪失するのか?

この理由を出せば、SNSやYoutubeなど個人で発信できる時代になったとか、マッチングによる不倫。

コロナや経済的な不況による減給やリストラなど。

色んな理由が出てくると思いますが、ここでは人間心理に基づいた実際の40代以上の自信に関するアンケート統計を見ながら考えていこうと思います。

そもそも日本人は自信がない

そもそも日本人は自信がない引用元:ITメディアビジネス

では、まずは40代以上で自分に自信を持てない人の割合ですが自信があると言える人はたったの4.4%しかいません。

ないほうの割合が55%と半数以上が自信がありません。

ただ、データを見る限り95.4%もの人が何らかのマイナスな出来事がおこった際に自信を失うと見てもいいでしょう。

実際、私のクライアントの方はこれまでそれなりに自信はあるほうだったけどある事件から自信を完全喪失をしてしまった方が何名も相談にきます。

「もともとどれくらい自信ありましたか?」

と聞いたら

「それなりにあった」

とおっしゃっていました。

しかし・・これはそれほどおかしい事ではありません。
そもそも日本人自体が他の先進国に比べて圧倒的に自信が低いという統計がでています。

なので今あなたが自信を喪失しているのもおかしい話でもなく自分だけが自信がないわけでもないということは覚えておいてください。

なぜ40代で自信を持つ事ができないのか?


引用元:ITメディアビジネス

そしたら続いて、自信を持つことができていない40代以上の人達はなぜ自分に自信を持つことが出来ないと思っているのでしょうか?

よく自信を持つために必要だと言われている項目が並べられていますね。

代表的なのが

「努力をする事」
「他人とくらべない。」
「結果」

これらは自信を手に入れるために必要だと思われている項目です。

このように自信を失われる理由としてこれらの3つがあげられています。あなたはどれに当てはまりましたか?

自信を持つために何が重要か?

自信を持つために何が重要か?

そして、自分に自信をもつためには一体何が必要なのかについてのアンケート統計も紹介をしていきましょう。

見てもらえばわかるように、一番が自信があるフリをするというのがトップで成功体験が2位、頑張る事が3位、そしてポジティブになる事が4位になっています。

あなたも同じではないでしょうか?

これらを見てわかるのが、これらに回答しているほとんどの人が自信がない側の回答であるということです。

つまり、

  • 自信があるフリをする事
  • 成功体験や結果を出す事
  • 頑張る事
  • ポジティブになる事
  • 他者と比べない事

これらは、効果が薄い可能性が高いということになります。

あなたはどうでしょうか?心理学的にも脳科学的にもこれらは自信を積み重ねるどころか一過性の自信にしかならない可能性が高いと言われているのです。
じゃあ、

なぜ、40年の歳月をかけて自信を喪失したのか?

なぜ、40年の歳月をかけて自信を喪失したのか?

まず、一般的には自信を喪失する理由は「何らかのミスや失敗をしたとき」におこる場合がほとんどですが、40代になるとそれだけでなく

  • 若いころ思い描いていた未来の自分との差
  • 40になっても若いころと同じことを繰り返してる
  • 時代の変化を目の当たりにして自分と比較

などをするだけでもおこります。

そして、これまでの自分の人生が「一体なんだったんだ・・」と無駄のように感じてしまうので若い頃の自信喪失よりもずっと重く感じてしまうのです。

では、なぜ今あなたは40代になって自信を喪失しているのか・・・これを実際のデータと私自身のコーチングの経験。心理学的・脳科学的な根拠をもとに考察をしていこうと思います。

理由1.失われるもの・消えるものが自信の源

自信を喪失する人達というのは、自信の源となるものを失われていったり消えてなくなってしまうものに置いてしまうという習性があります。例えば・・・

・自分の外見・・・老化で失われてく。
・実績・・・・・・時代で通用しなくなる。
・武勇伝や自慢・・その場だけ。
・必死に努力・・・体力はなくなっていく。
・恋愛・・・昔はモテたがもうモテない
・家族・・・夫婦関係が破滅的

などなど、「あなたはなぜ自分に自信を持っているのですか?」という質問に対して失われるもの・消えるものに重きを置いてしまうと自信を喪失をするのも仕方ないのです。

理由2.プロセスではなく結果に重きを置く

そして、先ほどと同じように自信というものをわかりやすいカタチのものであるほど失われやすい傾向も高いです。

わかりやすいのが「結果」です。

  • 売上があがった
  • 結婚した
  • 恋愛経験が豊富
  • モテた
  • 県大会で優勝

などなど、結果を出せば自信を持つことができると思われがちですが結果に対して自信をもってしまったとしてもその瞬間は自信があがるだけです。

時間がたてば過去の栄光や武勇伝になるだけです。

そのプロセスで何かを乗り越えたり思考錯誤をするストーリーが全くなく運よくうまくいったという認識ならば・・・それは自信には繋がらないのです。

理由3.弱みを受け入れない。

そして、一生懸命頑張っている事そのものに自信をおくのも非常に危険です。もちろん一生懸命頑張る事は素晴らしいことだし大事な事ではあります。

しかし・・・その自信が自分の苦手としているものを克服するために頑張ったとか弱みを改善したなど。

マイナスの部分を普通にもっていった。

という頑張りやただただ頑張っただけのものであるのならばこれらは非常に危険です。もちろんとてつもない努力をしたのはわかります。

でも・・・

ここに自信を持ってしまうと、「自分は他の人の倍以上やって普通なんだ。」「でももう年だしあの頃のようには努力できない。」というようになってしまうのです。

新しい目標やチャレンジをするにしても途方もない頑張りが必要だと感じてしまい萎えてしまうのです。

だから弱みは弱みと受け入れる事がまずは大事なのです。

40歳だからこそできる自信の獲得方法

40歳だからこそできる自信の獲得方法

きっとアナタは今。40にもなって自分の自信を喪失してしまってどうすればいいのかわからないかもしれません。

しかし、あなたには若い人達とは違った人生経験という武器があるわけです・・・上手く行った事・上手くできなかったこと。

色んな経験をあなたはしてきました。

若いころだと、自分の何に自信を持ったらいいのかわからずただ突き進むしかないのですが、今のあなたはありとあらゆる経験をしてきているので。

得意な事と苦手な事

がわかっていると思います。強みまでいかないまでもなんとなくこれは比較的得意だな・苦手だなというのがわかっているはずです。

まずはそれを書き出して言ってみてください。すると自分がこれまで積み重ねてきた事や乗り越えた事が想起されて少しずつ支えとなる自信が出てくるはずです。

今解決したい小さな問題

とはいってもそのままにしていても喪失した自信が復活することも回復することもありません。そのためまずはあなたの強みをいかして今自分が不便に思っていたり、なんとかしたい問題を解決できないか?を考えるために小さな問題を見つけてください。

難しい事でなくてちょっと頑張って1ヶ月もあれば乗り越えられそうな問題を設定してみましょう。

頑張り方を考える

そしたら、それをいかに最小の努力で解決できるのか?を考えてください。

これまでの経験があれば、あなたはただ単に頑張ることはせずに頑張り方を考えることができるはずです。遮二無二に頑張れるのが若い頃の頑張り方かもしれませんが、40代を超えたあなたならば頑張り方を工夫することができるはずです。

そして、リスクの事を考えられるようになっていると思うのでリスクヘッジもうまくなってるはずです。

1日10分からでいいので行動をする

一気に頑張らないでください。自信を喪失しているあなたは一気にフルマックスのモチベーションで行動をすると燃え尽き症候群になります。

実際、結果を出す人達というのは大体の場合1日10分取り組む習慣をつけるところから始めているので、あなたも見習って1日10分から取り組みましょう。

できなくても気にしなくてもいいのです。まずは取り組むことを習慣化するところからスタートしましょう。

生きていく自信はチャレンジからうまれる。

生きていくまで自信がなくなってしまっているのならば、その自信は新たなチャレンジをすることを行っていない可能性があります。新たなチャレンジを習慣化することはあなたが苦境に立った時に「違う視点」で解決をする力になります。

今日は帰り道を変える程度のところからでもいいので新たなチャレンジをしてください。

どん底でも継続をする力

自信がない事自体はそれほど問題ではありません。それよりも問題なのは、自信がなくなったことによっておこる行動力の低下です。

しかし、そんな自信がない中でも何かを継続することができたとしたら・・・それはあなたにとって自信につながるしすべてを失ったと感じているときでもそれが支えになることもあるのです。

もちろんそのために何を継続をするのか?も重要ですが継続する価値のあるものを探して取り組んでみてください。

自分の経験で誰かを勇気づける

よく、自分に自信を持っている人は「自分が誰かに自慢できるものがないといけない。」と思っている人が結構いるのですが・・・これをやると下手をすると武勇伝や過去の栄光にすがってると思われるだけだし自信なんてつきません。

ではなく。あなたよりも知識や経験のない人に対して自慢をするのではなく手助けをしてあげてください。勇気づけるのもいいでしょう。

僕も失敗して今自信がないけど一緒に乗り越えよう!

くらいまで言えるとその言葉があなたの力になるはずです。

本当の自信を身にまとう方法

これらの方法を本当の自信や自己肯定感を育む方法と一緒にとりいれてください。既にあなたは沢山の経験があるのでそれを活かす事ができればキッカケにはなるはずです。

ただ、当然ですがこれまでの自分自身の考えを変えて行動を変えるのはそれはそれでストレスにはなりますから簡単ではないかもしれません。

でも・・・折れそうになるたびに
「このまま何も変わらず今のまま10年たったら?」
と想像してみてください。

いてもたってもいられなくなるはずです

 

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