自分なりに30代、40代まで一生懸命働いて頑張ってきたつもりです。上司の無茶なパワハラにも耐え必死に働いてきました。
でも・・・私は仕事で能力不足で自信がないのです。
という方は意外と多いです。
中には、それなりの立場で後輩や部下がいて自信がないようには見られてないけど実は能力不足に悩んでいる・・・という方もいます。
でも、長年やってきて自分なりに一生懸命努力し頑張ったのにも関わらず他人と比較しても普通以下。
となれば確かに自分の能力が不足していると落ち込みますよね。
しかし、それはほとんど
「あなたの強みではなく弱みを使おうとしているから」
である場合が多いです。
とは言っても、今更30代、40代になって今更強みを活かすにしても・資格をとらないといけなかったり転職を考えたりと「そんな意欲もないよ。」と思いますよね
そういう大きなスキルを得ようとすると大変です。
しかし、もっと今の環境をあまり変えず書籍などから少しずつ身に着けていけるスキルを計8つ紹介していきます。
これは仕事に直接影響をしないスキルであり、たぶん読めば「もしかしたら自分は仕事に直接関係ないスキルが足りなくて能力不足を感じていたのかも?」と思えてくるはずです。
取り入れられそうなものからでいいので是非取り入れてください。
#1.人を褒めるスキル
40代になると、身体的にも限界がきていて自分で一生懸命働くにしても体力の限界があります。そのため、自分でなんでもかんでも一生懸命頑張るのではなく、人に動いてもらったり協力してもらえるようにしましょう。
そのために必要なのが褒めるスキルです。
あなた自分のことを仕事で能力不足だと感じているかもしれませんがもしかしたら、それは自分の「強み」の活かし方を知らないだけかもしれないし、自分の強みではにことをやってる可能性があります。
では強みにどう力を注げばいいのか?
それはやはり他人の協力を得る事です。自分よりも得意であったり強みを活かせる人にお願いをして自分が強みを活かせる部分に力を注げるようにするためにも、まず何よりも仕事そのものの能力を上げる以前に。
周囲に協力してもらえるように彼らを認め勇気づけができるようになりましょう。彼らが仕事を一生懸命できるようにすることによって直接的に仕事で能力不足であったとしても結果的に必要な存在になることができるようになるでしょう。
#2.リカバリを行うスキル
あなたは40代にもなって仕事で能力不足なんて長年やってきたのに大丈夫か?と思われるかもしれません。それは失敗やミスが多かったりして叱られたり誰かに迷惑をかけたりしているからそう思うのでしょう。
他の人よりもできてる気がしない。
からなのかなと思います。でも、一見どれだけ仕事ができているように見えて能力がありそうな人であったとしても彼らも失敗はしているのです。
そして、本当に周囲に評価されている人は失敗をできる限りオープンにしています。そのため失敗した時やミスしたのを隠してしまっているのならばそれが能力不足の最大の要因かもしれません。
このように失敗やミスをオープンにするスタイルを持っている人であるほど失敗やミスに対してのリカバリー能力が高い傾向があります。
失敗やミスをした⇒問題を見つけて解決する
会社に損害を与えた⇒損害から見えた問題を提案
誰かに迷惑をかけた⇒謝罪しプラスマイナスゼロにする提案
というように、能力があると言われる人達は、決して能力そのものが高いわけではなくて失敗やミスを埋め合わせるという考えをもっているのです。
そのため、できる限りオープンに素直になって失敗やミスをしたらそこから代替案を出せるようになりましょう。それができるようになればなるほど自ずと能力も高くなっていくはずです。
相当なブラック上司出ない限りは(笑)
#3.ストーリーを語るスキル
仕事というのは、あらゆる職業があってそこに必要な能力は色々あります。しかし、どの職業であったとしても、どんな職種であったとしても役職であったとしても・・・
そこに人がいるというのは間違いありません。
そしてそんな彼らを説得する能力は必要です。
そこで必要になるのがストーリーで伝える力です。人はストーリーが大好きでストーリーによって心を動かされ、ストーリーによって説得をされます。
つまり、あなたがストーリーを語る力があれば、人を動かすことも心を動かして意見を変えてもらうこともできるようになるのです。
あなたの能力が低いという考え方も変える事ができるのです。そのため、ストーリーを語るスキルを身に着けてみてください。
説得をしようと説明をしたり論理的に話したりするよりもストーリーで語るほうが簡単だし相手の心は動かすことができるようになります。
どれだけいい商品があってもそれが伝わらなければ無駄!というようにどれだけ40歳のあなたが能力がなかったとしても魅力が伝われば過剰に評価をさげることはなくなります。
そしてある程度能力やスキルを磨いたときにあなたのその能力を本当の意味で評価してもらうことができるでしょう。もしかしたら・・・あなたは周りからの評価で「40代にもなって仕事で能力がない・・」と思ってるだけなのかもしれないのでこのスキルは身に着けるべきです。
#4.スピーチスキル
先ほども言いましたが40代からは、自らの能力をあげる事も大事ですがそれ以上に大事なのが・・・自分の失敗談やミスを一人でも多くの人に伝え改善策を教えることです。そのためには・・・
・失敗やミスを認める
・その対策や改善方法を考える
というのが必要になるのですが、これができると自分の強みを知ってリカバリする力になります。そして何よりも・・・その経験を誰かに伝える力になるのです。
自分以外の誰かの素晴らしさを伝えたり商品やサービスの素晴らしさを人前で伝えられるスキルはその上でもっておいたほうがいいです。
そして何よりも、、、仕事でパフォーマンスが出ず能力を活かせない人ほど「緊張」によって仕事ができない場が多いのですがその中でスピーチスキルを磨くことは非常に効果的です。
なぜなら多くの人にとって死ぬよりも嫌な事の一つが「人前で話す事」という統計があるくらいスピーチは緊張をするので・・・逆に最も嫌なことをクリアできてしまえば緊張もしなくなります。
実際、私のスピーチトレーニングに参加したメンバーはトレーニング終了後には格段に緊張しにくくなり緊張してもそれを良いパフォーマンスに変えることができたそうです。
・緊張によるパフォーマンス低下をなおし
・多くの人に伝えたいことを伝えられ
・伝える過程での自己分析によるリカバリ
のためにもスピーチスキルは非常に有効なのでこのスキルは身に着けておいて損はありません。慣れてしまえば何かを伝えたい!という気持ちが逆に高くなって人前で話すのが快感になってしまうかもしれません。
#5.謝罪のスキル
仕事で能力不足を感じている方は、もちろん能力そのもが不足している可能性もあるのですが・・・それ以上に失敗やミスをした時や他の人よりも遅い際・・・
上司や同僚から指摘されたときの謝罪が下手であることによって余計に能力不足だと周囲に認識されてしまっているケースがかなり多いです。
例えば謝罪をするにしても・・・謝罪の仕方がうまい人は同じ失敗やミスをしても逆に評価を上げています。
昔・・・思った事ないですか?
「なんであいつは、同じミスをしてて能力も同じなのにどうしてあいつは許されてるんだ!?」って。
これは彼らが謝罪の方法を知っていて、謝罪によって周囲から能力が高いと評価されることによって、仕事ができる方向自らもっていっているんです。
もともとの能力は一緒でも、伸びるような環境を自分で作っていっているんですね。無意識的に・・・その秘密は謝罪の方法に秘密があったりします。
そのため、謝罪のスキルは身に着けておいて損はありません。お客さんに対しても上司や部下にたいしても使えるので是非身に着けましょう。
#6.ネットワークスキル
ネットワークスキルとは、人脈を構築するスキルです。人とのつながりをもてるスキルはあなたにとっても誰かにとっても大きな影響力になります。
自分が困った時に誰かに教えてもらったり、人と人とをつないで誰かを助けたりすることもできるし関わっている人とのつながりが良い影響があるほどあなたの能力もあげることができます。
そのためよりよい人脈を構築できるようになってください。
といっても、あなたに膨大な人脈がある必要はありません・・・・たとえば、とてつもない人脈を持っている一人と強いつながりをもっていれば・・・。
あなたはその彼の人脈にいつでもアクセスができることになるのです。
このように人と人とのつながりを多く持てば持つほど、深く持てば持つほど、、、どちらにしてもそれはあなたの能力となってしまうのです。
そのため、より多くのより強いネットワークを作っていきましょう。それは結果的にあなたの能力を高める効果もありますから・・・。
ちなみに・・・
・前向きなネットワーク
・同業者のネットワーク
・他業者のネットワーク
この3つがあれば仕事では能力を高めることがしやすくなるので、下手に自分の能力を磨こうとか新しいスキルを身に着けようとするよりも環境を作ることを考えてください。
#7.セールススキル
別にトップセールスマンくらいになれ!というわけではありません。しかし、例えどんな仕事ができなくて能力が足りず成果が出せなくても・・・
そしてリストラをされて職がなくなったとしても・・・収入を得るための唯一のスキルがセールススキルです。
決して百発百中売れなくてもいいし、押し売りのセールススキルを身に着ける必要はありません。
必要な人に必要な商品を提供する。
顧客の問題を解決する提案をする。
そもそもセールスの本質はここにあります。そのため、決してトップセールスマンにならなくてもある程度のセールススキルは身に着けておいたほうがいいです。
それは誰かとの交渉に役立つし、自分自身を誰かに売り込む際にも有効に使えるはずです。
そして何よりもたとえ全てを失ったとしても、セールススキルさえあればいくらでも復活することができるという自信につながります。
これによって、「いつ今の仕事をやめてもいいや」という自信になるので仕事の能力不足で落ち込んで何も行動できなくなるのではなく、思い切ったチャレンジもできるようになるはずです。
多少のリスクも背負うことができるでしょう。今のあなたの職業や仕事には関係ないと思うかもしれませんが・・・・セールススキルはどんな仕事をしていてもあったほうが色んな意味で有利になります。
#8.データ分析スキル
これは決して、あらゆる数値を導き出し、グラフや表などを使って計算をしてそのデータを細かく分析しましょう!というものではありません。
そうではなく、単純になんらかの行動の結果に対してどの部分が成果につながっていないのかを分析できるようにしましょうということです。
きっとあなたは40歳で自分が仕事で能力が不足していると漠然と思っているかもしれません。「自分は仕事ができない・・・能力が足りない。」と思っているはずです。
なんらかの失敗やミスによって・・・
しかしあなたは、漠然と全てを失敗だと思っていませんか?自分のどの行動がその失敗やミスを生み出しているのか?どの部分が成果につながっていないのか?という細かい部分を特定できていますか?
たぶんできていないはずです。
そこで大事なのは自分の行動と成果のプロセスをできる限り数値化をして分析してみる必要があります。例えば交渉ならば・・・・
・最初の一言・・・・興味レベル3/10
・プレゼン・・・・・・・信頼レベル8/10
・クロージング・・・・行動レベル5/10
というように数値化することによって、どこを改善すれば成果につながるのかわかりますよね。このように数値化できるところを数値化してみることによって何を改善すればいいのか?がわかるのです。
そのため、データに関する書籍を読んでみてそれをどう自分の仕事に活かせばいいのかを考えてみてください。
自信だけは失わないように…
この記事では仕事に対して能力不足を感じているあなたが少しずつでも身に着けていった方がいいスキルについて紹介をしました。
これら1つ1つ・・直接仕事に関係のないものも多いはずです。
しかし、仕事というのは決してその業務そのものの出来だけで評価が決まるわけではないのです。残念ながら・・・。
もしかしたらあなたは能力がないのではなく、そもそも緊張や警戒心が強すぎて自分のパフォーマンスをうまく発揮できないかもしれないのです。
自信のなさやメンタルの弱さによって脳と体のパフォーマンスが下がる事もあるし向いていない事をやっている可能性もある。
そんな中でむやみやたらに頑張る。
のは非常に危険です。なぜならやればやるほど他の人よりも遅くなるわけなので余計に自信を失ってしまいますから。
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