「自分のやっている行動を信じることができません。だからなぜかナヨナヨした感じになって周囲にも自信がないように見られて結果も出ないです・・・・」
というような質問をもらいます。
確かに自分の行動に自信がもてないとパフォーマンスもでないので実行力が低下し結果も出にくいし、すぐに諦めやすくなって周囲からも疑われてしまいます。
だから自分の行動を信じられるようになりたい!
そう思っているはずです。
しかし、NLP(神経言語プログラム)ではあなたは自分の行動を信じられないのではなく別のものが信じられてないのです。
それは一体何か?
がわかればあなたはあなた自身の行動にこれまでよりも自信をもって取り組むことができるはずです。是非続きをご覧になってくださいませ。
NLP式、人の行動原理
自分の行動が信じられない・・・と思うのならば、そもそもなぜ私達がどのように行動をしているのかを知りましょう。
神経言語プログラミング(NLP)では人が行動を起こす際には以下のプロセスを経て人は行動をしているとされています。
・出来事
・判断基準
・選択
・行動
・結果
そして、また判断し行動というように人の行動の前には、どういう行動をおこすのか?という判断をして選択をするのです。
例えばですよ。
・あなたが散歩をしてる時に蛇っぽいものを見た(出来事)
・蛇は危険(判断基準)
・すぐ逃げた方がいい(選択)
・全力逃げる(行動)
・その場から離れる(結果)
大体の人はこうなります。しかし、蛇が好きな人は・・
・あなたが散歩をしてる時に蛇を見た(出来事)
・蛇が好き(判断基準)
・どんな蛇か確認する(選択)
・蛇を観察する(行動)
・どんな蛇かわかる(結果)
このように私たち人間は、無意識的にこのような流れで行動をおこしているのです。つまりあなたの行動の前には判断基準があって、そこから習慣的にしている行動を選んで行動をしているんです。
つまり・・・・
行動が信じられない理由は何か?
あなたが自分の行動を信じられないというのは、先ほど行動原理を見てもらえばわかるように・・・行動が信じられないのではなく判断基準・選択のどちらかが信じられないのです。
つまりNLP的に言えば、あなたは
・判断基準を信じられない。
・選択を信じる事ができない。
のです。
そのため、あなたが自分のしている行動に自信をもてないのであるのならば、判断基準と選択を変えなければいけないわけです。
やることはシンプル。
行動をかえようとむやみにしても、そもそも判断基準とその選択が誤っていたらそりゃ行動も信じられなくて当然です。
なかにはよくわからずとにかく頑張ったり努力したり必死にやったりする人がいますが、それでうまくいかないのは「基準・選択」この2つを知らないからなのです。
しかし、基準と選択に自信をもてるようになれば、後は行動をかえるだけなので自然と自信がついてくるのです。
行動に自信がないのではなく判断基準と選択がうまくいってないから変えよう!とするはずです。
でも、、、どうすればいいのかわからない。
と思いますよね。
判断の基準を変える3STEP
では、具体的にどのように判断の基準を変えていけばいいのか?たぶんこういうことをやった事がある方はいないので最もシンプルな基準を変えて自信をもった行動をとるための方法を紹介していきたいと思います。
STEP1.信じられない自分の行動をリストアップする
まず、これまでの仕事や恋愛など特定の自信のない行動をリストアップしていきます。これはとにかく数をあげていきましょう。
まず判断基準を知るためには、とにかく“行動”を洗い出していきましょう。
そういったものをリストアップして客観的に見ないと
「あぁ、自分はこういうクセがあるんだ。」
というのがわかってくるはずです。
ポイントは・・・
・何を感じ?(感情)
・何を考え(思考)
・どんな行動をしたか?(行動)
・それはなぜ?(理由)
をあげていくようにしましょう。このように見ていくと「こういう感情になるとこういう行動をする癖がある」というのがわかってくるでしょう。
STEP2.理想のゴールを明確化する
そしたら次に、理想のゴールを明確化します。理想のゴールとは夢とか目標でなくても構いません。小さな目標でも問題を解決した姿でもいいのでゴールをまずは決めましょう。
ここがないと、判断の基準がわからなくなります。
どっちの方向に向かうのか?がわからないと、そもそもどっち方面をえラべ売いのかわからなくなってしまいますから。
そのため・・・
「どこに向かえばいいのか?」という方向性=目標・解決
を明確化していきましょう。
ポイントは「こうなったらいいな。」と思う事や、「これは嫌だな」と思う事から考えるといいと思います。
STEP3.何をどう変えるのかを決める
そしたら、続いて今の自分の選択基準がゴールにたどり着きそうかを考えてみてください。たぶんほとんどの人が「違う。」はずです。
つまり、
「自分の選択が自分の望むゴールに向かってる気がしない」
はずです。
だからあなたは自分の行動に自信がなくなるのです。
さて、ここで自分の行動に自信がなくなった理由が明確になったところで実際に変えていく判断基準を決めていきましょう。
先ほどのステップで恐怖や不安を感じた時に「自分のせいにしてその場から逃げようとする癖がある」というのがわかったとします。
だから上司に詰められたときにとにかく理由も話さずに謝ろうとして余計に詰められてしまって怒られるのなら・・・
「まずは何が問題なのかを分析する」
というのをいれたらどうなの?と考えゴールに近いかどうかを考えていきましょう。このように基準を変えることに行動がどう変わるのかを想定してみるのです。
これだとかなり変わりそうですよね。そしてそれを行動に移してテストをしていくのです。
もちろん一発で成功させようとしないでください。
そりゃ何回かは失敗すると思いますが、試行錯誤をしていく過程で自分の行動をより信じられるようになっていくはずです。
それでも自分の行動を信じられないなら?
それではいかがでしたか?この記事では自分の行動が信じられないあなたがどのように自分の行動を信じればいいのか?について解説をしてきました。
あなたは行動に自信をもてないのではなく判断基準に自信をもてないだけなんです。
だから・・・是非、判断基準を変えていきましょう。
しかし、それでもダメな人がいるでしょう。
その場合は、メンタルの状態をコントロールできない可能性・そもそも自信・自己肯定感が足りない状態である可能性があるのでその場合は下記のメール講座に登録してください。