このままじゃヤバイから夫婦関係を修復したいと思うけど、一体どうしたらいいのかわからない・・
今あなたはこんなふうに悩んでいると思います。
最初は好き同士で結婚したハズなのに、なぜこんなふうに二人の間には冷たい風が吹いていて破滅する方向へむかってしまっているのでしょうか?
コミュニケーションの教授でありリレーションシップのコーチであるキャロルモーガン博士によれば、夫婦が破滅する理由は5つあると言います。
- 結婚という目的を達成し怠惰になる
- 犠牲を生み出す利己的・利他的行動
- それ以外の事に目を向けすぎて忘れる
- 子供中心となる
- コミュニケーションスキルが低い
そこでこの記事では、先ほど紹介した破滅する夫婦に向かってしまう5つの行動をしてしまうとなぜマズイのかと、夫婦関係修復に向けての10個の行動を紹介していきます。
破滅する夫婦に繋がる行動と理由
では、一体どのような夫婦関係が破滅へと向かっているのでしょうか?
ジョンゴッドマン研究所によると、
とされています。
結婚したての頃は、旦那さんは優しかっただろうし、奥さんは応援してくれていたはずですよね。
生物学的に男性は手に入れるために優しくしていたというのもあるし、女性は優秀な遺伝子を勝ち取りたいというのもあるかもしれませんが、それを考慮にしても修復が必要だと思えるほど互いの信頼関係はなぜ壊れていくのでしょうか?
コミュニケーションの教授でありリレーションシップのコーチであるキャロルモーガン博士は5つの理由があると言っています。
- 結婚という目的を達成し怠惰になる
- 犠牲を生み出す利己的・利他的行動
- それ以外の事に目を向けすぎて忘れる
- 子供中心となる
- コミュニケーションスキルが低い
いったいどういうことなのか?この5つを順に説明していきます。
結婚という目的を達成し怠惰になる。
人間関係の中でも夫婦関係になると、共に生活をするため非常に大変で労力を要すると誰もが言っています。
生産性なんて考えるべきではなく向きあい続けないといけません。
宝くじに当選して努力なく金持ちになるなんてありえないですよね。
夫婦関係も一緒です。
あなたはあなたのパートナーとの関係作りをし続けないといけないのです。
そこに楽しみを見出さずに怠惰になってしまうと関係は崩壊していってしまうのです。
犠牲を生み出す利己的・利他的行動
日本人は比較的に利他的だと言われています。
そのため自己中心的な行動は許せないと言いますが、だからといって誰かの犠牲になるのも夫婦関係を崩壊させます。
なぜなら、なんでもかんでも家族のために犠牲になってしまうと、パートナーは家族にたいしての存在価値(帰属意識)を感じられなくなるからです。
そして犠牲になった側はストレスを感じ裏切られた感覚を感じてしまいます。
それ以外の事に目を向けすぎて忘れる
怠惰と利己・利他的行動をしていると、自ずと夫婦関係以外の問題や願望にフォーカスが強くあたりすぎるようになってしまいます。
そのため、自ずと夫婦関係を無視しはじめるのです。
夫婦関係も人間関係も植物のように定期的に水をあげないと死んでしまいます。
あなたが夫婦関係に目を向ける事を怠ればその夫婦関係は自ずと枯れていってしまうのです。
子供中心となる
夫婦関係において子供は宝です。
しかし子供中心で夫婦関係を築くことは非常に難しいです。
なぜなら、夫婦それぞれが「子育ての理論」「子供に対する期待」が違うので、違うゴールに向かって互いが走ることになってしまいます。
しかも、子供には多くの時間とエネルギーを費やしますよね。
そのエネルギーを互いに違う方向に使うわけですから、夫婦の距離が離れてしまうのは当然の結果といえます。
夫婦関係が中心でそこに子供がいるという感覚でないと崩壊に向かってしまうので気をつけましょう。
コミュニケーションスキルが低い
好きな異性と付き合うとか結婚をするなど、、多くの人は手に入れるまでのスキルは積極的に一生懸命学びます。
しかし手に入れた後に関係をよりよくする方法についてはなぜか学びません。
いかに相手にYESを言わせるのか?ではなく、
- 相手を責めずにオープンに話せるか?
- 表面的ではなく本当に共感できるか?
- 喧嘩をするのではなく議論ができるか?
というコミュニケーションスキルを身に着ける必要があります。
夫婦関係を修復するためにする事
さて、どうでしたか?あなたはこの5つの夫婦関係が壊れてしまう理由をやってきてしまってましたか?
と思う人もいるかもしれません。
ハッキリ言いますが、心理学的に考えて「修復」は無理です。
ただし、修復という言葉を「もとに戻す」という認識を持っていると無理ということであって、「新婚当初のようにラブラブに!」
みたいなのは無理という意味ですのでご安心ください。
なぜ「もとに戻す」のが無理なのかというと、理由はシンプルで既に変えられない過去をお互い持っていて、それを消すことはできないからなんです。
でも、そうではなく 「互いにとってよりよい関係を作っていく」 というのは可能です。
もとに戻るという感覚ではなく、これまでの破滅する関係から脱出して新しい関係を作っていくという感覚を目指すのがポイントです。
「修理」というよりは「リフォーム」に近い感覚を持ちましょう!
では、そんなリフォームとなる夫婦関係の修復方法について紹介していきます。
夫婦関係を修復する10の行動
では、修復すべき夫婦関係の生活を過ごしていると、どうしても絶望的に感じているかもしれません。
だからこそ、昔の関係を目指そうとするのですが
「なんかそれは違う・・同じことの繰り返しになるかも?」
と疑問に思うのならばそれは正解です。
実はあなたはこれまでと違うアクションをしていく必要があります。
そのアクションは以下10のステップです。
- 自分自身と向き合ってください。
- 自分自身の行動に責任をもちましょう。
- 気持ちをオープンに伝えましょう。
- あなたが感じる夫婦関係の問題を話しましょう。
- パートナーの問題に対する認識を説明する
- パートナーの話を聞く・質問する
- リスト化しましょう。
- 契約書を交わしましょう!
- 質の高い時間を一緒に過ごしましょう
- スマホ・PCを捨てる。
では早速詳しく解説していきますね。
STEP1.自分自身と向き合ってください。
夫婦関係の亀裂や溝の問題はあなただけにあるわけではありません。
もちろん!パートナーにあるわけでもないです。
そして、それ以外の人に責任があるわけでもないのです。
夫婦関係の修復を心がけるのならば、まずは二人の関係の「何が」亀裂や溝を産んだのか?
その中で自分に関わる部分だけを探していきましょう。
まずは夫婦関係に亀裂や溝を生み出す行動をやめることが大事なのでしっかりと向き合ってくださいね。
STEP2.自分自身の行動に責任をもちましょう。
自分自身と向き合っていると、
「でも・・それは・・。」
と言い訳が出てきたり
「でも、それはパートナーが・・」
とパートナーの責任にしたりしがちですが、それはやめましょう。
自分の行動に自分で責任をもつことができないと行動を変える事ができません。
STEP3.気持ちをオープンに伝えましょう。
ここまでやることによって夫婦ともに取り組む問題が明確化してくるはずです。
その問題を無視してきたから夫婦関係は崩壊してしまうのです。
だから、向き合うべきなのですが、その前にまずはあなたがあなた自身の気持ちをオープンに話せるようになりましょう。
感情に振り回されて感情的に伝えるのではなく、言葉で伝えられるようになることが大事です。
STEP4.あなたが感じる夫婦関係の問題を話しましょう。
まずはあなたが夫婦に関する問題を話さなければ、これからどうしていくのか?どう協力しあっていくのか?という話はできません。
なので、あなたが感じている夫婦に関する問題を話してみましょう。
STEP5.パートナーの問題に対する認識を説明する
あなたが感じる夫婦の問題をとりあげ
「私たち夫婦には〇〇という問題があるよね・・」と相手に言ってもパートナーは意味がわかりません。
そのため説明が必要です。
あなたのパートナーはあなたとは違う角度で夫婦関係を見ているので、まずはあなたが抱える夫婦の問題を提起してください。
STEP6.パートナーの話を聞く・質問する
そしたらパートナーの見解を聞きましょう。
ただ、パートナーにしっかりと耳を傾けてください。
横やりをいれたりすることなく話しやす空間を作って最後まで聞きましょう。
STEP7.リスト化しましょう。
あなたたち夫婦が新しい夫婦関係を構築するためには、お互いに行動としても変化をおこさないといけません。
そのため夫婦生活で一体何を変える必要があるのかを二人で書き留めて話し合いましょう。
STEP8.契約書を交わしましょう!
契約書を交わす!といっても契約書を作ってハンコを押し合うところまでしなくてもいいです。
婚姻届を提出するかのように紙にしたほうがベストですが、ここで大事なのはコミットをとることです。
「私は〇〇のために〇〇します!」というコミットを互いに示さないと何も始まりません。
STEP9.質の高い時間を一緒に過ごしましょう。
どれだけコミットをとって契約書にサインをしたからといって、それが実行されないと意味がありません。
その上で大事なのは一緒の時間を過ごしてコミットした内容がどれだけ近づいているのか?をシェアしたり日常のよかったことなどをシェアして充実した時間を過ごすようにしましょう。
STEP10.スマホ・PCを捨てる。
これはスマホやパソコンを契約解除してゴミ箱に捨てましょう!ということではありません。
そもそもスマホは特にコミュニケーションツールとして活用されています。電話やSNSやLINEなど・・誰かとコミュニケーションをとるために使われているのですが、こういったものに時間を費やすほど夫婦関係のコミュニケーションが減ります。
あるだけでコミュニケーションが減るのです。
そうではなくスマホやPCなどから離れる時間を作ってコミュニケーションをとるようにしてください。
最後に:夫婦関係を修復させるぞ!とは言っても…
夫婦関係を修復させるための具体的なステップは下記10項目でしたね。
- 自分自身と向き合ってください。
- 自分自身の行動に責任をもちましょう。
- 気持ちをオープンに伝えましょう。
- あなたが感じる夫婦関係の問題を話しましょう。
- パートナーの問題に対する認識を説明する
- パートナーの話を聞く・質問する
- リスト化しましょう。
- 契約書を交わしましょう!
- 質の高い時間を一緒に過ごしましょう
- スマホ・PCを捨てる。
しかし、とはいってもまだ旦那さんと会話をする段階に来ていないという場合もあるでしょう。
そういう場合は勢いでやらなくてもよくて、まずは自分一人で行動に移せるところから移していきましょう。
あなたが変化してないのに相手に変わろう!と言っても変わってくれる確率は下がります。
なので、まずは一人で夫婦関係の勉強をしましょう。
そんな方のために、無料のメール講座を用意していますので是非参加してくださいね。