「自分のモラハラ行動や言動を治したくても治せない。」
とお悩みのあなたにこの記事では、モラハラの治し方と方法について解説をしていきます。
はじめまして、メンタルコンサルティング協会のジーニと申します。
一般論ではモラハラは治らない。
と言われています。
しかし、最新の脳科学の研究や心理学では治らないなんてことはありません。
実際、私達メンタルコンサルティングは沢山のモラハラ関係の問題を解決をしてきましたのもあります。
そしてもっと言えば、
「モラハラを治したい。」
という動機をもっているあなたならば治すことは可能なのです。
しかし、とは言っても
「どういう治し方をすればいいのかわからない。」
となりがちです。
そう、ここで難しいのが
「挨拶をすればいい」
「感謝をすればいい」
「褒めればいい」
というわかりやすい方法論ではモラハラは治せないということです。
そこでこの記事では、実際に私達がモラハラをしてしまっている方のモラハラを治すための方法について解説をしていきます。
なぜ、モラハラを治すべきなのか?
あなたが、この記事を妻や旦那にモラハラだと言われ夫婦関係の危機に立っているからなのか?
それとも職場で組織が崩壊しそうなのか?上司や友人に言われたからなのかはわかりません。
しかし、モラハラを治したい。
という気持ちを持っているのは確かでしょう。
そもそも、モラハラは人間関係を破壊してしまいます。
なぜなら、そもそも仕事だって夫婦だって役割はそれぞれあれどフェアな関係・信頼関係のある関係が作れないため感情的な敵対心をうんでしまうからです。
互いを認め合い尊重しあえない、頼りあえない関係は問題しかおこしません。
更に問題なのは、それが継続してしまう。
ということです。
そもそも合わない人とは適度な距離をとればいいのにそれができない。
その結果、、、モラハラをされた相手は自律神経失調症になったりうつ病になったりしてしまうのです。
何もいいことがない。
それがモラハラなのです。
だからこそあなたはモラハラを治したいと思っているかもしれません。
しかし、、、
【注意】モラハラを治すよりも大事な事
特に夫婦関係など親密な関係の場合はモラハラを治すだけでは足りません。なぜなら、長期間既にモラハラをされているのであなたに対して強い警戒心がはたらいているためです。
そして何よりも良好な関係を作りたい。
と思っているので、ただモラハラ行動をやめるよりも、モラハラ行動を良好な関係を構築する行動に変える事を目的にしたほうがいいでしょう。
なぜ、あなたはモラハラをしてしまうのか?
この記事を読んでいるあなたは、モラハラを治したいと思っているはずです。
しかし、
「やめたいと思えばやめられる!」
というほど簡単ではないのです。
つまり、どれだけ頭で治したいと思っていたとしても治す事が非常に難しいのです。
なぜ、止められないのでしょうか?
この理由が分かっていない限りそもそもどうやって治せばいいのかはわかりません。
もちろん理由は「人それぞれ」です。
しかし、私達メンタルコンサルティング協会があらゆるクライアントさんを見てきた中でモラハラ行動の原因は主に3つにわけることができました。
1.人間関係の境界線を引けない。
まず、モラハラをしがちな人というのは人間関係が親密になったり立場が上になったりすると相手との境界線(ライン)が見えなくなる傾向があります。
最も多いのは親密になるほど「相手と自分を同一化」するという現象です。つまり、親密な人は一緒でなければならないという考えを持っているのです。
これによって
・相手の意思や考え
・相手の行動
・相手の判断
が自分と違っている場合に、裏切られた・苛立ち・イライラ感情を感じてしまい、それをなんとかしようとしてモラハラ行動をしてしまうのです。
例えば、
このように、夫婦であれ相手は相手のこと。
にも関わらずそこに介入していく事によって、相手の意思を削り相手の気付きや成長を阻害してしま鵜だけでなく関係も悪化させてしまうのです。
2.モラハラ以外の人の動かし方を知らない
モラハラをしがちな人は、ほとんどの場合。
幼少のころから両親や学校、職場などでモラハラ行動の中で生きてきたひとが非常に多いです。
つまり、
・
・
・
・
・
これらの事をすることで人が動くことを何十年かけて学習してきているのです。
しかも、
モラハラ行為は、
「すぐに効果があるように見える」
方法です。
とりあえずいうことをきいておこう!となるので成功体験を何度も繰り返している。
そのため、非常に強い思い込みをもちやすいので治そうと思っても治しにくいのです。
たとえば、
あなたがモラハラを治したいと思っても治らないように、人の行動・意思を変えるためには時間がかかります。
しかし、それを目先で手軽に変えられる。
となるとどうしてもモラハラ行動を選んでしまうのです。しかし、本来モラハラ行動は”最後の最後の手段”にすべきなのです。
3.感情のコントロールができない。
モラハラをしているその時の感情はほとんどの場合、イライラ感、怒り、モヤモヤと言った正に不快な感情を感じているはずです。
堪えようとするほど堪えられなくなる。
正に感情のコントロールがうまくできないのです。
その中でも怒りやイライラの感情のコントロールができないのがモラハラをしてる人の特徴です。
しかし、残念ながら私達人間の感情は抑えようとするほどにストレスを抱えてしまいます。
そのため抑えた分だけ爆発する。
という方もいるかもしれません。
たとえば、、、
このように感情をコントロールできないと、IQも低下しパフォーマンスも低下しまうのいつまでたっても生産性のある対話ができなくなってしまいまう。
そのため結果的にモラハラ行動がどんどんひどくなっていってしまうのです。
モラハラを治すための3つの方法
では、どのようにこれらのモラハラを治せばいいのでしょうか?ここでは代表的な3つの方法を紹介していきます。
これらのどれか1つor複数を行ってモラハラを治していきましょう。
1.改めざる負えない状況に追い込まれる
モラハラを治すためには、いかに自分のモラハラ行為が相手だけでなくあなたの人生さえも破壊するのか?ということを強く認識する必要があります。
この認識が薄いと自制がききにくくなります。
あなたも普段は一定の自制心があるはずです。
この自制心を強く働かせればモラハラ行動を抑制しやすくなるのです。
私達メンタルコンサルティング協会の場合、モラハラを続けることによる避けたい未来と治したことによる素晴らしい未来を明確にしてもらいます。
これが明確なほど、
「自制を長期的に続けられる。」
のです。
ただ単に悔い改めても続きません。
我慢しているからです。しかし、今なんとかしたいのならば「今変わらないといけない状況」になればかなり注意をするはずです。
2.丁寧に1つずつクリアする
もし、あなたが一人でモラハラ行動をなんとかしたいと思っているのならば、結構大変かもしれませんが上の3つのモラハラの原因を1つずつ解決する。
というのが一番いいでしょう。
つまり、、、
・人間関係に境界線を引く
・モラハラ以外の動かし方を学ぶ
・感情のコントロール方法を学ぶ
それぞれ学び実践をしていくことです。
ちなみに解決の順序としては、人それぞれ状況や状態によって変わってきますが、基本的には
1.感情のコントロール方法を学ぶ
2.人間関係に境界線を引く
3.モラハラ以外の動かし方を学ぶ
の順番がいいでしょう。
あまり焦らず、諦めず、自分を責めずに1歩ずつクリアしていくことを考えてください。
途中で自分が間違っていたことを認めないといけないといけないこともありますし、出来ずに落ち込むこともあるかもしれません。
しかし、それが後に
あなたの大切な人達に「寛容」になるための修行だと思って持続的に続けていきましょう。
3.専門家に頼る
とは言ってもモラハラの解決はそう簡単ではありません。あらゆる人達が「モラハラは治らない!」とサジをなげているように加害者側を治す事はできない。
というのが一般論です。
しかし、モラハラを治したい!
そう思っている人は治すことは可能です。意思がある人ならば諦めずに取り組めば治すことはできます。
ただ、モラハラというのは先ほどの3つの原因を見てもらえばわかるように・・・
これまでの人生経験における
・心理的なパターン
・行動パターン
・人間関係のパターン
が影響をしているのです。
そのため、感情や思い込み、行動を変える専門家に頼ってワークやトレーニングを通じて治していくのが一番確実です。
自分一人で解決ができるほどモラハラを治すのは簡単ではないので、誰かに頼るとうことを学ぶためにも専門家に一度相談をしてみてください。
モラハラを治す始めの一歩
確かにモラハラに気付いているあなたは、モラハラに気付いていない人よりも治せる確率は高いです。
しかし、
先ほどの3つの特徴
1.
2.
3.
この3つを長年積み重ねているほどそう簡単に治るものではないというのはわかりましたね。
しかし、
より確実により早く解決したい。
というのが本音ですよね。
なぜなら、夫婦ならば離婚になりかねないし、職場ならば降格であったりリストラの対象になってしまうからです。
現実は待ってはくれない。
そのため、まずやったほうがいいのが先ほどお話した「人それぞれ原因が違う」のをしっかりと明確化することです。
つまり、「モラハラの根本原因の特定」
これがしっかりと明確にわかっていれば解決はかなり早くなりますので、まずは根本原因の特定をすることをお勧めします。
ちなみに私達メンタルコンサルティングは、原因特定をするカウンセリングをおこなっていますので興味があれば、まずはメルマガに登録してくださいね。