「旦那のことが好きすぎて辛い・・時々苦しくて仕方なくなります・・・」
こういうことを言うと、周囲からは「うちなんてまだ5年だけどもう好きどころか嫌いだし、羨ましい!」みたいなこと言われますが、本人からすれば好きだからこそ感じる苦しみがありますよね。
- 帰ってくるのが遅れたり飲み会と言われると不安になる・・。
- ベタベタくっつきすぎてウザイと思われていないのか?
- 嫌われてしまうのではないかという不安
止めようと思っても止められない事に悩んでいてツライと思います。
確かに好きすぎるというのは素敵な事だと言われていますが、それが「健全な状態」であるかどうかのほうが大事です。
実際、 「妻としては最高なんだけど母親としては・・・これが続くなら子供のためにも離婚を考えようと思っている。」
という男性もいたりしますから。
そこで、好きな旦那さんとだからこそよりよい関係になるための方法をここでは紹介していきます。
あなたの好きすぎる気持ちが健全かどうか?を判断できる心理学をもとに、健全な好きに変えていけるための世界的な夫婦カウンセラーやセラピストなどが編み出した方法ですので安心して読み進めていってください。
健全な「好き」かどうか判断する3つのチェック項目
それでは、まずはあなたが旦那さんの好きな気持ちが健全かどうかをチェックしていきます。
好きにいいも悪いもないかもしれませんが、「いい関係を構築できるかどうか?」となると話は別です。
そのためまずは以下のチェック項目を確認をしていきましょう。
恋愛感情歴:3年以内か?
まず、最初に確認すべきは、恋愛感情を感じ初めてから冷めるまでの3年間は基本的に知能レベルがサル以下になる傾向があるということです。
そのため、この間は「好き!好き!状態」になってしまうのはどうしても仕方がありません。
なので、3年以内の方は基本的にある程度ほかっておくと自然と落ち着くはずです。
しかし、それでも落ち着かない人もいます・・
愛着スタイルは不安・回避型ではないか?
人間関係のスタイルを4つに分類した愛着理論というものがあります。
愛着理論とは・・ 愛着理論(あいちゃくりろん、Attachment theory )は、心理学、進化学、生態学における概念であり、人と人との親密さを表現しようとする愛着行動についての理論である。 愛着理論は、心理学者であり精神分析学者でもあるジョン・ボウルビィによって確立された。
愛着理論は4つにわけることができます。
- 安定型
- 混乱型
- 不安型
- 恐怖回避型
この理論の「安定型」以外の、「不安型」「恐怖回避型」の場合は好き好き状態になる場合があります。
自分が愛されていない不安を抱えているので不安によって好きな気持ちが大きくなる傾向があるんですね。
また、パートナーが「安定型」の場合、「安定型」以外の人は「この人以外に落ち着ける人はいない」という状態になることもあるでしょう。
なので、あなたが「安定型」になれるかがここを抜け出せるかの鍵になります。
「不安型」や「恐怖回避型」は「愛されているかどうかわからない」という不安を感じやすくどれだけ愛情を与えられても不安です。
不安型・恐怖回避型の特徴3つ
- ずっと一緒にいたい気持ちになり、それ以外の他の人間関係は切ってしまいがち。
- 疑わなくてもいい部分で疑ったりしてしまう。
- 相手と向き合うことができないので、相手との深い関係に踏み込むことができなくなる。
こういった3つの特徴があります。
もし、好きで好きで仕方ない感情が「ネガティブな不安や恐怖」から来ているのなら、あなたにとっても旦那さんにとっても影響がいい方向にいかない傾向があるので注意が必要です。
性格特性が「衝動・神経症傾向」がある場合
もし、あなたが世界で最も信憑性が高い性格テストであるビッグ・ファイブで「メンタルが弱く衝動で動く性格」であるのなら、「好きで好きで仕方ない状態」になりやすいです。
ビッグファイブ理論とは ビッグ・ファイブ理論とは人の性格を究極的に突き詰めると5つの次元に統合されるという理論です。 心理学界では長年様々な性格に対する研究が行われてきましたが、1990年、アメリカの心理学者でオレゴン大学の名誉教授でもあるルイス・ゴールドバーグが提唱した「ビッグ・ファイブ理論」が現在の心理学で最も有力な理論とされています
「メンタルが弱く衝動で動く性格」の場合、
衝動的なので好きだと思ったらくっつきたくなったり・・
神経症傾向が高いので不安になりやすくなったり・・
そうやって好きで好きで仕方ない状態になる可能性があります。
以上、これら3つのポイントはチェックしておきましょう。
健全な好きか?チェック項目3つまとめ
- 恋愛感情歴:3年以内か?
- 愛着スタイルは不安・回避型ではないか?
- 性格特性が「衝動・神経症傾向」がある場合
3年以内ならば、旦那さんも3年以内なはずなのであまり気にしなくてもよくて、今のうちに「長期的関係」を構築するためにやれることをやっておきます。
これをやっておかないと逆に急激に冷めてしまう可能性がありますので。
そして、愛着スタイルと性格特性が当てはまる場合は「旦那さん次第」なので改善を試みることをオススメします。
健全な夫婦関係を築くための5つのヒント
確かに「好き」という気持ちは素敵な気持ちです。
しかし、「好きになればなるほど関係は悪くなる・・」といった、好きな気持ちが旦那さんとの関係を崩壊する行動につながってしまうのではもったいないですよね。
確かに旦那さんも同じタイプならばいいように思うかもしれません。
恋愛の延長線上のまま結婚している状態ですので楽しいはずです。
しかし、それだと長期的に健全な関係を築くことはなかなか難しいのも事実ではあります。
では、一体どのような関係が健全な夫婦関係になることができるのか?一体どういったものが健全な関係なのか?についてここではヒントとなるものを紹介していきます。
オープンにシェアし合うことができる
「旦那さんが好きすぎてこれでいいのかわからない・・不安だ。」とあなたは思ってこの記事を読んでいるはずです。
また嫉妬に狂うこともあるかもしれませんが、その気持ちを感情に振り回されず伝えているでしょうか?
それができているのならば、ほぼ大丈夫でしょう。
というのも、健全な関係は互いの感情・考え・起こった出来事をできる限りオープンに話すことが大事になるからです。
そして互いにそれができているのがベストですね。
いいことも悪いこともオープンに話せる関係になると互いを理解が進みますので、あなた自身も余計な不安を抱えることもなくなります。
問題・課題を共に乗り越える
健全な関係は、何らかの問題や課題・障害を共に乗り越えることができます。
そのため、一緒に過ごす休日なども、まるで仕事のプロジェクトのように、互いが生きたい場所をシェアしあい共有し「いかに二人が楽しめる休日にできるのか?」を決めて共に働きかけることができるんです。
こういった事がお金の問題・人間関係の問題。 家事や育児の問題に共に取り組めるようになります。
これができるようになればなるほど、互いに何らかの障害がおこっても事件がおこっても「二人ならば乗り越えられるという確信」を強くもつことができるようになるでしょう。
自分のスペースを作る。
そして、 自分自身の課題や目標や趣味などに取り組むスペースも大切にします。
これは「二人で一緒にいないと幸せではない」という状態ではなく「二人で一緒にいた方が楽しい。」と思える状態を作るためです。
自分自身で自分を大切にできるスペースや時間は相手を大切にすることにもつながり自立した関係を構築できるようになります。
しかし、「この人がいないと幸せではない」 となってしまうと依存的になってしまい、相手に合わせたスタイルになってしまいます。
こうなると本当の意味で二人で楽しむことが難しくなりますし、互いに協力しあう関係にはなりにくいです。
不安を書き出して対処法を考える。
とは言っても、健全な関係の中にも恐怖や不安を感じることだってあります・・・あなたが好き好きすぎて不安になるように。
そういう場合は自分自身の不安はできる限り自分自身で対処するようにします。
- ある程度は自分でなんとかする
- それでも足りない場合は協力を得る
- 頼ったり甘えたりする
こういった対処をしていきます。
例えば、自分自身の事で不安になるのはいいのですが、旦那さんとの関係にたいして不安になった時には「旦那さんにそれを伝える」のが難しいですよね。
愛されているか不安・・他に いってしまわないか不安に・・なっているのならばできる限り早めに対処してしまいましょう。
1年もたてば・・「なんて気にしなくてもいい事で毎日不安になってるんだろう・・!」と気づくでしょう。
一緒の目標を持つ
ある程度、共に何かをクリアをしてきたのならば一緒の目標を建てましょう。
共に目標を設定してクリアができるようになればもっと関係は安定をします。
ちょっと難しい目標でもいいので一緒に決めて少しずつ達成をしていく過程を楽しんでいきましょう。
このブログでも何度かお伝えしているのですが、健全な関係というのは「互いが互いのために働きかけができる関係」です。
そこから絆がうまれ共にいればいるほど互いの必要性を互いが感じることができるようになります。
たとえ旦那さんがストレスを抱え・・ キツイ言葉を言ったとしても・・ 向き合うこともできるし問題もクリアできるようになるはずです。
「好きな気持ち」をどう扱うのか?が大事。
ここまで旦那さんが好きで好きで仕方ない状態で苦しくて辛いと思っている方にたいしてマイナス面の情報をお届けしましたが、別に好きな気持ちが「悪い」わけではありません。
好きって気持ちは素敵なこと。
動機になるし何かを乗り越える力になりますしね。
だからこそ・・ 今のうちにその気持ちを「よりよい関係を築くため」「恋愛感情ではなく人間としていい関係を築くため」に力を注いでください。
- 「好きだからこそもっと魅力的な自分になろう。」
- 「好きだからこそもっといい関係を築いていこう。」
としていってくださいね。
このブログにはその役に立てる情報が山ほどありますから・・少しずつ少しずつでいいので関係を深く親密にしていきましょう。
応援していますよ!
ゆいさんこのメルマガを知る前は、なぜ私はこの人と結婚してしまったのか、なぜこの義両親と付き合っていかなければならないのかをずっと悩み続けていました。離婚したい旨を話したことも何回かあります。でも、メルマガを読みながら、少しずつですが、トレーニングを始めています。
まささんこのメルマガを知る前は、なぜ私はこの人と結婚してしまったのか、なぜこの義両親と付き合っていかなければならないのかをずっと悩み続けていました。離婚したい旨を話したことも何回かあります。でも、メルマガを読みながら、少しずつですが、トレーニングを始めています。
みきさん毎度なるほど~と、頷きながら読ませていただいてます。変わりたいとは思いつつもやはり、相手の態度、発言にイライラしてしまいます。が、前とは完全に違うところがあります。やって欲しいことをやってもらえない時、前にも頼んだのに自らやってくれない時イラっとした後、まぁ、こういう人なんだ、自分と考えが違うだけなんだ、じゃぁ、やって欲しいとお願いしてみよう!と、思えるようになりました。
やすさんまだまだ試行錯誤、暗中模索な毎日ですが、本当に日に日に、今までは何とも思わなかった、当たり前だと感じて来たことに、感謝が湧いてくるようになっています。心の状態としては格段によくなっています。