旦那が家事を手伝ってくれないとイライラしますよね。
旦那の仕事が激務とかなら手伝えないのもわかるかもしれませんが
「めんどくさい」
「趣味の方が優先」
と言われると「はぁ??」「こっちがこんなに大変なのわかるでしょ?」と思いますよね。
そして「なんでうちの旦那はこんなに家事を手伝わないんだろう?」と疑問に思えてきますよね?
じつは旦那さんが家事を手伝わない理由はずばり
『体感』がないからです。
「ん?体感がないってどういうこと?」
と思われたと思うので、さっそく100人の主婦の方に聞いた「旦那が家事を手伝ってくれるかどうか?」のアンケート結果やその不満を紹介しつつ、なぜ『体感』がないと手伝ってくれないのかを解説していきます。
世の旦那さんはいったいどれくらい家事を手伝ってくれているの?
家事って思っている以上にやることがたくさんあってたくさんあるから、できるなら旦那さんにも手伝ってほしいですよね。
そこで、いったいどれくらいの旦那さんが家事を手伝ってくれているのか、実際に主婦の方100人にアンケートをとって調査してみたところ下記のような結果がでました。
アンケート調査の結果、家事を手伝ってくれる旦那さんは半分弱はいるようですが、それでも家事を手伝ってくれる旦那さんは全体の半分しかいません。
昔と比べればだいぶ増えたとはいえ、まだまだ家事を手伝ってくれる旦那さんは少ないのが現状ですよね。
実際にあなたの旦那さんも家事を手伝ってくれないから
「家事ってやることありすぎて大変すぎるのに旦那は全然手伝ってくれない!!」
「〇〇さんの旦那は週末料理をしてくれたり、町内会関係もやってくれてるのに・・うらやましいなぁ・・」
こんなふうに不満を抱えていると思います。
- 自分だけ趣味に使う時間を作ってズルいなぁと思う(yasui0004/35歳/結婚歴10年)
- 割ったコップがそのまま、ちょっと使ったスプーンをながしにそのままおいておくなど私は召使いか!と思うことがある(Lancer123/37歳/結婚歴4年)
- 手伝ってくれないのは本当に不満です。子供の世話をバタバタしていてもお構いなしに車で待ってたり、寝ていたりします。ただ単にしたくないのだと思います。(sanae0514/40代/結婚歴15年)
それにしてもなぜ、旦那さんは家事を手伝ってくれないのでしょうか?
もともと家事を手伝ってくれる旦那さんとはなにがどう違うのでしょうか?
その理由は5つです。
- 心理以前に体感がない
- 頼られてると思えない。
- 男に家庭に対する責任感は…ない。
- 誰が?よりも結果
- 比較をされて自己正当化か自己否定
では今から一つずつ解説していきます。
旦那が家事を手伝ってくれない5つの心理的な理由
心理以前に体感がない
そもそも、あなたの旦那さんが家事をしないのは「体感がない」からです。
私たち人間は誰しも、自分が見てきたものやってきたことを基本に「常識」が形つくられています。
実際に旦那さんに
「あなたのお父さんは家事手伝ってた?」
「それについてどう思った?どう感じた?」
と聞いてみてください。
たぶんほとんどの旦那さんが、父(旦那)が働き、母(妻)が家事をやるというのが普通な環境で育っていることでしょう。
そういう両親の姿を見て旦那さんは「そういうものだ」と無意識的に一般化しています。
「でも、今の時代・・・共働きが普通だし昔とは違う!」
と思うかもしれませんが、明らかに本人が過ごしてきた体感の方が勝ってしまうわけなんです。
「えぇ~~そんなぁ~!!」
と思うかもしれません。
でも、よーく考えてみてください。
あなたは旦那さんが家事をやらない事にその心理を知りたいと思いながらも家事をやっているのはなぜでしょう?
「いやいや、それは旦那が手伝ってくれないから!」
と思いますよね。
でも、「手伝ってもらおう」としていると時点で、あなた自身がメインで家事をやるべきだということを無意識的に思っているからなのです。
もし、あなたがセレブの家にうまれてメイドさんが家事全部やってくれる家に産まれていたらどうでしょうか?
たぶん「家事?できるわけないじゃん!何いってんの?」となっているはずです。
ということで、まず旦那が家事をしない心理というのはシンプルで
- 知らないから
- 体感がないから
- それが常識になっているから
という理由からなのです。
頼られてると思えない
意外に聞こえるかもしれませんが旦那さんが「頼られていると思えない」と感じているのは事実だったりします。
男性の約90%は自分が家の中の仕事をすることが期待されていることを知らないんです。
「は?これだけ「なんでやらないの!」って言ってるのに?」
と思うでしょう。
信じられないかもしれませんが、あなたが家事を毎日することにイライラしたりする理由が、自分(旦那)が助けてくれたりしないことであることに旦那は気づいていません。
例えばあなたがキレて言ったとしても、「機嫌が悪いのかな」くらいにしか思っておらず、それでも家事をやり続けるあなたを見ていると「じゃあ大丈夫だな。」と思ってしまうのです。
まじで・・と目の前が真っ暗になるような絶望を感じると同時に、「じゃあどう言えば伝わるの!?」とおもうかもしれません。
とりあえず最低でも「やってよ!!」「なんでやってくれないの!?」みたいな言い方をすると「機嫌が悪いだけ」と思われるのは確かなので今すぐやめましょう。
男に家庭に対する責任感は…ない。
そして、もう一つ大事な事、それは
男は家庭に対して重大な責任感は何一つない
ということです。
正確に言えば「なぜやってくれないの!」「やってよ!」では、旦那自ら「やる」という選択をしていない、ということになるので、旦那たちは自ら責任をおっていないことになるんです。
「は?!?!?!」
「いやいや、さすがにそこまではないでしょ!!」
と思うかもしれませんが、それが事実です。
旦那は、いわゆる『言われたからやっている状態』になるので責任など感じていないのです。
それに冒頭でも話したように男にとって家庭や子育てというのは実感のないもの・・。
そうやって考えれば「自分が一体家族に対してどのような存在価値があるのか?」を見出すことが難しいわけです。
そんな中で「あれやって!」「これやって!」「なんで協力してくれないの?」と言われても全く男は理解しきれません。
だから、あなたがすべきことは旦那は「そういう認識を持った相手だ」ということを前提に協力をしてもらうアプロ―チをすることです。
誰が?よりも結果
男性は仕事では「誰がするか?」よりも「それが行われているか?」のほうが重要だと考える傾向があります。
そのため、誰が料理を作るのか?ではなく、料理が出来上がっているのならばオッケー!となるわけです。
そのため、あなたが熱を出して子供と自分のために料理を作ってくれたとしても、料理が完成しているのならばOK!という考え方を持っています。
ビジネスではどんなプロセスを踏んだか?よりも業務が遂行されているのか?のほうが重要です。
そのため、男性は「誰が何をしているのか?」にはどうしても目がいきにくい傾向があります。
もし、小さいころから母親の家事を手伝っていた男性ならば家事を手伝うという習慣もあるでしょう。
実際、僕も幼少のころから料理を作ってきたし、一人暮らしをしている期間も長かったので家事は当たり前のようにしています。
このように『体感』があったので手伝いをします。
しかし、そんな経験を経ていてもやはり思考は
「業務が遂行されているのかどうか?」
のほうが重要で、相手が遂行しにくいのだから手伝おう、という思考で手伝っています。
毎日続けるのがキツイだろうから手伝おうという感覚ですね。
ここに「家事をする」「家事を手伝う」という体感も経験も体験もないのなら、当然ですがその男性は家事を手伝うことも子育てを手伝うこともありません。
だから、いかに旦那さんを上手に家事や育児に巻き込むのか?が重要になってくるのです。
比較をされて自己正当化か自己否定
よく、女性は仕事・家事・育児の協力の仕方などを他の旦那さんと比較をして、
「〇〇さんのところの旦那さんはゴミ捨てしてくれてるんだって!?素敵よねぇ~~!!」
と、こんなふうに旦那さんに言ってしまいます。
ひどくなるのと「〇〇さんの旦那さんのところに比べてあなたは・・」みたいなことまで言い始めてしまうことも。
女性は毎日、何百・何千ものタスクを処理する必要があるわけですから、仕事のタスクしかこなしていないと見える旦那に対して「不公平感」を感じてどうしてもイライラします。
- 自分と旦那さんを比較しイライラし
- 他の旦那さんと比較し余計にイライラする
このようなサイクルにはいりやすいのです。
疲労や過労を重ねると更にこれがひどくなってしまうでしょう。
しかしながら、このように旦那のせいにするのはさすがにお互いのためによくありません。
そのため、できる限り最初は外部委託をして時間を作ることを考えたり、優先順位をつけて優先度のたかいものだけにフォーカスをあてて自分をいたわりましょう。
家庭のことを完璧に行おうとするのは精神的にキツすぎますからね。
そのストレスは後に大きくなって夫婦関係だけでなく家族との関係そのものを崩壊することになるかもしれませんので注意が必要です。
あなたがやるか?旦那がやるか?ではない第三の道を見つけていこう。
この記事では旦那さんが家事を手伝わない心理について解説をしてきました。
理由はシンプルでしたね・・ただ『体感』がないということ。
そのため、旦那さんに家事を手伝ってほしいと思っているのならば「手伝う意味も、手伝うべき理由もない」旦那に対していかに意味や理由を与えてあげるのか?が重要になってきます。
できるかぎり自ら手伝おう!と思ってもらえるようにするのが最大のポイントですが、どうしても時間がかかるものです。
そのため、ゆっくりとやっていってください。
決して「私がやるか?」「あなたがやるか?」という争いはしないように。
それまではいかに第三案を考えるのか?がポイントになります。
家事代行サービスをお願いしてみたり、信頼できる友人に頼ったり、家族に助けてもらってりして自分を無理させるようなことはしないでください。
そもそも旦那さんに協力してもらえても・・・まともな話し合いができなきゃ「なんでそんなやり方するの!?なんでそんなことも知らないの!?」と手伝ってくれた事に対する感謝を忘れて自分の思い通りにならなかった不満をもらします。
それじゃあ何も解決しません。
だからまずはあなた自身を大切にして無駄にストレスを抱えないことを最も優先順位を高くして取り組んでいきましょう。
ゆいさんこのメルマガを知る前は、なぜ私はこの人と結婚してしまったのか、なぜこの義両親と付き合っていかなければならないのかをずっと悩み続けていました。離婚したい旨を話したことも何回かあります。でも、メルマガを読みながら、少しずつですが、トレーニングを始めています。
まささんこのメルマガを知る前は、なぜ私はこの人と結婚してしまったのか、なぜこの義両親と付き合っていかなければならないのかをずっと悩み続けていました。離婚したい旨を話したことも何回かあります。でも、メルマガを読みながら、少しずつですが、トレーニングを始めています。
みきさん毎度なるほど~と、頷きながら読ませていただいてます。変わりたいとは思いつつもやはり、相手の態度、発言にイライラしてしまいます。が、前とは完全に違うところがあります。やって欲しいことをやってもらえない時、前にも頼んだのに自らやってくれない時イラっとした後、まぁ、こういう人なんだ、自分と考えが違うだけなんだ、じゃぁ、やって欲しいとお願いしてみよう!と、思えるようになりました。
やすさんまだまだ試行錯誤、暗中模索な毎日ですが、本当に日に日に、今までは何とも思わなかった、当たり前だと感じて来たことに、感謝が湧いてくるようになっています。心の状態としては格段によくなっています。