
たぶん、今あなたは旦那さんに浮気をされた事にたいしてショックを感じているかもしれません。
だからといって感情的になって「もう離婚する!」と勢いで離婚をすると後に後悔する事になるでしょう。
だから、ありとあらゆる情報を仕入れて「最終的には自分はどうしたいのか?」を自分に問いかけて決めていかないといけません。
結婚するのは簡単ですが離婚は簡単ではありませんからね・・・。
今はショックな気持ちばかりでうまく考えられないかもしれませんが、それでも、これからどうするかを決めていかなければなりません。
そこで『旦那さんの浮気によって多くの人はどのような行動を取り、どのような選択をしたのか?』という統計データをこの記事では紹介していきますので参考にしてみてください。
旦那さんの浮気の種類
まず、旦那さんの浮気には主に2つのパターンがあります。
- 肉体的な浮気
- 感情的な浮気
この2つです。
多くの人が浮気と言えば=セックスと関連付けています。
しかし、セックスだけならば肉体的な浮気となります。
肉体的な浮気は性欲から出てきていて突発的な「恋」の感情も出ますが、そこには親密さがないため多くの場合はやめさせる事が可能です。
しかし感情的な浮気は肉体的な浮気以上に夫婦生活に損害を与える可能性があります。
というのも、感情的な浮気というのは親密さがうまれているので、下手すると現在の家庭よりも浮気相手のほうがいいと思っている可能性があるのです。
海外のある研究では、成人の60%が感情的な浮気を「問題である」とみなしました。(問題でないと反対したのはわずか18%)
つまり多くの人は結婚というものに対して精神と肉体の両方のつながりを重要視しているということです。
なぜ浮気をするのか?
「なんで浮気をするの?」このテーマは常に疑問にもつことかもしれません。
統計的には50%近くの男女が浮気体験があり、70%の人が「浮気をしてみたい」という問いにYESと答えていることを考えれば浮気をする理由はそれぞれではあるわけです。
- 結婚生活に飽きて感情的な繋がりを望んでいるから
- 満たされない性的欲求を満たすため
- 性的欲求を満たしても更なる性的欲求が湧いてくるから
などなど
ただ、女性の場合は肉体的ではなく感情的なつながりも求めている場合がほとんどです。
生物学的にいえば男性は「種をより多く植えるため」女性は「優秀な遺伝子を欲する為」ということになります。
特に女性に関しては経済的に自立するようになったので浮気も増えています。
このようにあらゆる統計や科学では、浮気をする理由は主に「本能的なもの」と「満たされないニーズ」の2つにあるというのが基本的な考えになっています。
よく、浮気の本気度を計測する際に多くの人は「心の浮気か?体の浮気か?」という考えをがちですが、男性の浮気は基本的に体の浮気(ただの性欲)である可能性が高いです。本気になるのは別のところにある可能性が高いと思っておいてください。(本気度の高い旦那の心の浮気を見分ける4つの方法)
浮気による離婚率の統計データ
米国の心理学会では離婚の20%~40%が浮気が原因であると言われています。
ただ、浮気と離婚の関係については色んなソースがあって、それを解読するのは結構大変でしたが集めてみたところこのような結果となりました。
- 浮気を隠した夫婦の40%は離婚や別居をしている。
- 浮気後でも誠実であり続けた場合の離婚や別居率は17%である。
- 浮気を続けている場合でも50%は結婚生活を続けている。
- それに比べ浮気のない夫婦の76%が結婚生活を続けている。
- 妻に不倫をされた男性のうち61%は結婚生活を続けるが34%は離婚している
- 夫に不倫をされた女性のうち44%が結婚生活を続けてるが47%は離婚している
- 浮気をされた女性よりも浮気をされた男性のほうが離婚しない。
この統計が示しているのは浮気がない夫婦よりも浮気をした夫婦のほうが離婚・別居する確率がはるかに高いということです。
また、同時に浮気そのものが夫婦にとって大きな問題ではないということもわかるはずです。
離婚の後でも結婚生活を続ける夫婦は、
- 子供のこと
- 経済的依存
- 共依存
- 気にすることではない
など色んな理由で夫婦生活を続けています。
浮気を許すかどうかを決めるためには、誰かに聞くのではなく旦那さんに「浮気の理由」を知りましょう。浮気自体の内容なんてしっても決めることができないどころか関係は悪化するだけです。(旦那が浮気をした時どうするのか決めるための9の質問)
離婚を選ぶ女性の数は増加しています。
そして、現在興味深いのが離婚をする決断をする女性の数です。
この記事では前半で話したように、夫婦の役割は明らかに変わっています。
女性が経済的に自立している女性であるほうが浮気をする確率があがるし、旦那さんが浮気をしても経済的なものを理由に離婚を選ばないという選択がなくなってきているからです。
そのため女性の方からの離婚の決断は明らかに少なくなっているのも事実です。
離婚をするときに大事なことは・・財産分与ではありません。もちろんそれも大事ですが後悔しないためにあなたがやるべきことがあります。(離婚を後に後悔する人の割合と後悔する理由)
浮気の後の夫婦関係はどうか?
皮肉な事に、その後の結婚は通常・・・
結婚当時よりもうまくいく夫婦のほうが明らかに少ないです。
特に日本はアメリカのように夫婦セラピーやカウンセリングがないためそれだけアメリカよりも失敗率が高いかもしれません。
しかしやはり二度、三度、四度。
と繰り返すことになる可能性もありますけどね。
それがあったとしても壊れない信頼関係を構築することのほうが面倒くさいと判断してるからなのかなと思います。
調査によると、一度浮気をした場合、一度も浮気をしたことがない人に比べて、再び浮気をする可能性は3倍高くなるとされています。そのため、浮気によって信頼関係が壊れたと捉える夫婦は、その分だけ離婚をする確率が高いということになります。
浮気を許すための条件を「罰」にすると、その後の浮気の確率があがるだけでなく離婚の確率もあがります。そうではなくもっと別の条件を用意することが大事です。(【再発防止】旦那の浮気を許すための8つの条件)
さいごに
さて、いかがでしたか?この記事では浮気をきっかけに離婚をすることを考え始めた人に対して参考になる情報をお届けしてきましたが大事なのは「あなたはどうしたいのか?」を決める事です。
とはいっても簡単に決められる事ではないのでじっくり情報を集めてくださいね。
まずは何よりも心をいやすことからはじめましょう。
メンタルがやられている状態で選んだ選択はやっぱり後に後悔することになりますから・・そうやって考えると今あなたはこの記事を読むタイミングではないかもしれません。
まずはあなた自身の心を癒してくださいね。